世の中にサラリーマンとして就労している大多数の方々は、足元、目先のことしか見通せていないことが分かります。起業したり、独立したりして、自営業の道に、足を踏み入れた方々でさえ、その大多数は、同じく足元、目先のことしか見通せていない状態です。
けれども、本質的な意味での「経営・投資」の道を歩むためには。自分自身の人生の「終末」から逆算された、人生全体を、見通した上で、考え、取り組むことが求められます。
仮に億単位の現金や資金を積み上げることができたとしても。あの世には、一円たりとも持って行けないですし。残された家族にただ単に大きな単位のお金や資産を残せたとしても、「禍(わざわい)」しかもたしません。
足元のことしか見れない「サラリーマン」
「先の事を見通して考えたら、辛くてサラリーマンなんてやってられないんだよ!」
そういう名言を残した、現役サラリーマンがいらっしゃいました。このお言葉には、僕も「ハッ」とさせられました。別の意味で「なるほど・・・」と思うところですね。大多数の「サラリーマン」が、見通せているのは、今日の労働と今月の「お給料」のことばかりの状態です。
例えば大企業勤務のサラリーマン。どこまで上に出世・昇進できたとしても、必ず、上司がいる状態ですし。いつ自分が、リストラで退社することになったり、子会社へ出向したり、することになるかも分かりません。
どこまで、出世・昇進しても、常に第三者に自分の収入源を牛耳られてしまっている状態なのです。また、今後、A.I.やロボ、オンラインシステムの急速な進化成長と、台頭によって、今は人間しかできない仕事がドンドン奪われてしまい、その流れに、巻き込まれた方は、職を失ってしまいます。
そして、サラリーマンにとって、全ての「資本」の源となるのが、自分の心身の健康です。これが損なわれてしまい、出勤そのものができなくなってしまうと、サラリーマン会社で働き続けられる状態そのものを喪失することになります。
- 第三者に収入が牛耳られている状態
- A.I.・ロボ、オンラインに仕事が奪われる状態
- 自分の心身の健康の状態
これを全てクリティカルな視点で読み解いていってしまうと。
「自分が10年後も、サラリーマンとして働けますか?」
この問いに答えられるサラリーマンは、ほとんどいなくなってしまいます。すると、
「先の事を見通して考えたら、辛くてサラリーマンなんてやってられないんだよ!」
この言葉は、ある種の正解であるわけです。まともに10年先を見据えていったら、サラリーマンだけを続けている自分の全てを否定してしまうことにもつながってしまうのですから。
また、サラリーマンの生涯年収と、自分が生涯にかかる費用を比べた時。子どもたち、孫たち、次の世代の残せる、お金、資産などは、本当に僅かなものに留まってしまうことが分かりますので。
子どもたちが、大学を卒業して、22歳を迎えるまでの「教育費」だけを考えておけば。そこから先は基本、自分たちの老後の生活のために、貯金をすることしか考えられないのかもしれません。
するとやはり、サラリーマンだけを考えている方々に対して、「先を見通しましょう」というのは、本当に酷なことなのかもしれません。
足元のことしか考えられない「労働経営者」
「私が仕事の手を休めたら仕事が回りません。」
大多数の「自営業者」の口癖のようなものです。確かに、彼らの多くは、代表者である自分が働かないと、売上・利益・収入が上がらない状態になっています。
サラリーマンの経験がゼロで、学生時代に「起業・独立」して・・・という方も、まれに、レアケースとして、存在していますが。
「起業・独立」する方の大多数は、一度はサラリーマンとして、社会人経験を詰んだ上で、「起業・独立」を経て、「自営業者」として、活動していると思います。
「自営業者」と言っても、ピンキリですが、大多数は、「個人事業主」として活動をしているか。「会社法人」を建てて、株主・社長兼、労働者として活動している。「ひとり社長」的な状態の方々ばかりです。
そんな、「ひとり社長」が、取り組むビジネスは。自分の、スキル、才能、経験に頼ったビジネスです。そのサポート役的な形で、社員を雇ったり、外注さんにお願いしていたりしていますが。
基本的に、自分が「要」となる部分を、全て抑えてしまっていますので。自分が、完全にお仕事の手を休めてしまった時点で。
取り組む「ビジネス」の種類次第では、すぐに「売上・利益」が無くなってしまう・・・というものでは無い状態だったとしても。確実に、売上・利益・収入自体は、右肩下がりに突入して、「ゼロ」に向かって徐々に下降加速して行きます。
自分の、スキル、才能、経験に頼ったビジネスは。中々、「要」の部分を、第三者に継承することができませんので、基本的に、「ひとり社長」のビジネスを、実の子どもに対しても、社員に対しても、基本、自分のお仕事の「要」部分を、後継者として、引き継ぐことを、考えていません。
自分が生きるために、必死にビジネスに取り組み稼ぎ続ける。という状態が、永続的に続きますので。まるで、下を向いて必死に「手こぎボート」を漕ぎ続けている状態。
企業勤務のサラリーマンと異なり、自分の上司に、リストラや出向をを突きつけられる恐怖は無いですし。仕事の種類次第では、自分の心身の健康を残っても、自宅に籠もってできてしまう状態にしておけば、なんとか生き残り続けられます。
しかし、「ひとり社長」系の「自営業者」の多くは、ビジネスを後継者に引き継ごうとか、という前提では、活動していない場合が多いので。やはり、サラリーマンと同じく、今日のお仕事と、今月の売上・利益のことしか考えていない場合が多いです。
比較的優秀な「ひとり社長」でも、見れていてせいぜい1年先のことまでではなないでしょうか?当然、子どもの世代のことも、「自分が働けなくなったら終わり」と薄々感じているので。サラリーマンと同じく、大学生を経て22歳を迎えたら、「子どもの教育も卒業」と考えている場合が多いです。
子どもたちが、大学を卒業して、22歳を迎えるまでの「教育費」だけを考えておけば。そこから先は、自分は自分、子どもは子ども、別々の人生を歩み続けると・・・。そこから先は基本、自分たちの老後の生活のために、貯金をすることになる場合が多いです。
これが、「ひとり社長」系「自営業者」。すなわち、「労働経営者」の実態です。
「経営者・投資家」はミライを見据えるお仕事
サラリーマンと、ひとり社長系の自営業者。そして、大富豪ファーザーやマスターヒロさんのような、本質的な意味での、「経営者」「投資家」との決定的な違いはどこにあるでしょうか?
その一つが、足元だけを見て、お仕事をしているサラリーマンと、自営業者に対して。「経営者」「投資家」というのは、ミライを見据えるお仕事であることという部分が、挙げられます。
むしろ、自分が現役として、活躍できている時だけのことではなく。自らの「死後」のことまで見据えて、考え行動しているのが、「経営者」「投資家」なのです。
逆に言うと、そうでなければ、複数の会社を創業して経営したり。沢山の株・不動産の資産を築き上げたりのモチベーションも沸き起こりませんし、意味も価値もありません。
僕たちは人間です。人間である限り、誰しにも「死」は必ず訪れるものなのですし。あの世に、お金や資産を持っていける人は、ただの一人もいないのです。
複数の会社法人を立ち上げたとしても、自分が働かなければ、売上・利益・収入が発生し続けないのだとしたら意味がありません。
莫大なお金や資産を築き上げたとしても、仮に二代目、三代目が、自らの意思で、能動的にお金を創り出すことができなければ。初代から相続した、お金や資産を、削りながら余生を暮らす羽目になり。
仮に1億のお金や資産を引き継いだところで。生涯収入3億稼ぐ、サラリーマンにさえ負けてしまいます。さらには、お金の創り方を知らない家族や子孫たちに対して、膨大なお金や資産は、醜い争いを繰り広げることになる、「禍の種」にしかなりません。
後継者が、初代の築き上げたお金や資産を元に、減らさずに、増やすことができて、はじめて成り立つことなのです。そういう意味では、会社法人を増やすこと、株式・不動産投資で、資産を増やすこと。
血の繋がりある・無しは別として、それらのお金・資産を元手に、同じく、会社法人と株式・不動産の投資で、自らの意思で能動的に増やし続けることができる「後継者」の育成は、ワンセットなのです。
そんな「経営者」「投資家」にとって、22歳を迎えて、大学を卒業して社会にでるまでの、「子どもの教育」期間は、学校の勉強、スポーツ、趣味などの分野を通した、「練習ラウンド」の活動であり。
むしろ、子どもたちが22歳を迎えて、社会に出た後も、「教育活動」は続くもの・・・と考えるのが普通になってくるわけです。
そういうことを前提とした上で、どのような「ビジネス」で誰を船長にして、会社法人を増やしていくか?どこの国のどんな株や不動産で資産を増やしていくか?逆算された上で、考えられるものなのです。
また、「会社法人」にしても、「株・不動産」にしても、自ずと答えは、「ミライ」にありますので。日々の足元のお仕事は、社長や従業員に任せて、自分は「ミライ」を見据えて、考え、行動することがお仕事になってくるわけです。
実は、サラリーマンや、「ひとり社長」系の自営業者にとって。大富豪ファーザーやマスターヒロさんのような、「経営者」「投資家」のステージに昇格するための近道が。
マスターヒロさん直伝の「帝王学」「0歳〜18歳の英才教育」の『ワンチーム』の活動の中に凝縮されています。本質的な意味での、「経営者」「投資家」になるための基礎が、全て凝縮されています。
「経営者」「投資家」から逆算された「子どもの教育」ができれば。第三者の、社長や従業員を、育成することもできるようになります。
例えば、僕が実の2人の娘にしている教育と。僕が「経営者」として社長を任せている孔明弟への教育。全く同じです。そういう意味では、既に子どもがいる。これから、子どもが欲しいと考えている。
そのどちらの場合も、今週7月9日(金)21時〜開催の「0歳〜18歳の英才教育」コミュニティ『ワンチーム』の説明会を兼ねた、セミナーを開催しますので、参加してみてくださいね!
「経営者」「投資家」に昇格するという視点から、お話を聞いて頂けると、また違ったものが、見えてくるかも知れません。
https://kitasociety.com/210709-oneteam/
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…