中国華南最大級の中医学総合病院『広東省中医院』
マレーシアジョホールバルより、AirAsiaの中国広州直行深夜便で移動。中国広州に到着して夜が明けた朝 中国版ウーバーに乗りこんで、広州市内へと向かった。
今回中国広州に立ち寄った目的は、『広東省中医院』に行くことだ。
住所: 広州市越秀区二沙島12区
診療時間: 緊急時は24時間対応可
必要書類: パスポートなどの身分証明書、(あれば「海外旅行保険証」)
『広東省中医院』は、広東省最大級の中国医学総合病院。
中国医学は、東洋医学、中国伝統医学、Traditional Chinese medicine(TCM)と呼ばれている。アーユルヴェーダ(インド伝統医学)ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)と共に、世界三大伝統医学の一つ。
中国国内においては、戦後、国民党政府の伝統医学廃止運動に反発する形で、共産党政権による伝統医学復興が国策と行われ、「中医学」としてまとめられた。
現在、日本同様の「西洋医学」を行う通常の医師と、伝統医学を行う「中医師」の2つの医師資格が併設されている。
「中医師」の免許は、米国などでは認可されているが、日本においては、中医師の資格は使えないため、、中医師免許のみでは診察行為を行うことができない。
けれども、本場中国本土では、中医師免許を持つ医者たちがずらりと並ぶ、国営の「中医病院」がある。その一つが、この『広東省中医院』だ。
マレーシアジョホールバルでの武者修行中、大量の蚊に刺されてしまったのが原因かどうかは分からない。
次の朝・・・起きてみると、背中の肩甲骨の内側のリンパ的なところに激痛が走っている。体全身が熱っぽくだるい。やる気、元気の類も皆無。外に行く気力も、執筆する気力も、何も沸き起こらない。死んだイワシの目で、ソファーに横たわったまま、トイレに行く以外、一歩も動きたくない。
この後、香港では平城寿@SOHOと合流し、『命運の成幸フォト撮影会』という大切なミッションが待ち構えている。
どん底ヒッキー状態で、『命運の成幸フォト撮影会』の参加者の方々と接することなどできない。かと言って、西洋医学のお医者さんや薬剤師が処方してくれた薬を飲んでしまうなど、内臓(肝・心・脾・肺・腎)を破壊する自殺行為に等しい。
そこで、藁にもすがる思いで、ジョホールバルから香港までの通過点にあり、かつて家族と共に住んでいて、地理にも明るい、中国広州の『広東省中医院』に立ち寄ることにしたのである。
富裕層が住むエリアの清潔感あふれる『広東省中医院』
『広東省中医院』到着後、まずは「受付(Registration)」へ。
『広東省中医院』はかなり賑わっているが、中国広州でも欧米人にも人気で、超高級住宅が立ち並ぶ、二沙島にあることもあり、院内は広いが、とても清潔感がある、訪れている患者さんたちも、他の中国本土の、西洋医学系の病院とは異なり、服装もキチンと整っていて、富裕層的な感じな方々が多いようだ。
診察カードを作るための、申請表に必要事項を記載し、パスポートを提出。具体的な症状を伝えて、中医師さんの予約を取ってもらう。
ちなみに、『広東省中医院』には、専用のiPhoneアプリがあり、全ての予約がアプリで可能。
これは非常に便利である、僕が住んでいた頃には、こんなものは無かった。。時代の流れを感じる。僕の症状では、「急患」のところにエントリーされた。
僕の前に6人位エントリーされている。まだ呼ばれるまでに、時間を要するようなので、『広東省中医院』院内を、ふらついてみることにした。
さすがは、中国華南最大級の中国医学専門病院。院内の壁には、僕が「命理」や「占術」で活用させて頂いているのと同じ、陰陽五行説の理論をはじめ。数々の重要な、原理原則的なものが、絵と共に解説されている。
とてもとても勉強になる!院内の壁を眺めていたら、時間が経過したようで、僕の順番が来たようだ。
果たして僕はウィルス感染でもしているのか?
体温計で体温を図った後、本場中国の中医師さんに診てもらう。まずは舌を確認、脈を確認、中国医学特有の検診である。
中国語は、ビジネスができる程度では聞いたり話したりできるが、医療の世界の中国語には、あまり慣れていない。でも、中医師さんの言ってることは、なんとか分かる。ジェスチャーと共に、僕の症状を説明した。
まず僕が心配だったのは、蚊に刺されまくったことで、日本で言うところの、「ジカウィルス感染症」というものに感染していないかどうか?
中南米を中心に、ジカウィルス感染症が多数報告されている。ジカウイルス感染症はデング熱及びチクングニア熱と同様、蚊を介して感染。また、ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともある。
ジカウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期間は2日から12日ほど。感染者のうちおよそ8割の人には、ほとんど症状が現れない。残り2割の人に軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉や関節の痛み、だるさ、頭痛等が出ることがある。
そこで、血液検査もしてくれることになった。血液検査は、数十分くらいで終わるようで、検査結果が出たら再び来なさいと中医師さんに言われ部屋を後にした。
指定された検査の場所へ、検査上の中は、中国医学のイメージとは異なり、近代設備がズラリと並んでいる。血液、唾液、小便、大便、精液・・・色々な液を検査・分析できるようだ。
指先にほんの少しだけ穴をあけられ、血を採血して、番号の書かれた紙を受け取った。
15分間位待っててくれというので、iPhoneアプリのドラゴンクエストモンスタースーパーライトをプレイしながら待っていると、僕の番号がスクリーンに表示された。
検査結果は、人を通して聴くのではなく、プライバシーを考慮して、機械でプリントアウトされるようだ。専用の機械に、番号を打ち込んでみると、ジーコジーコと音がなり、一枚の紙が出てきた。
ギッシリとと数字で、僕の血液の検査結果が書かれている。どれが何の意味なのか?これがたとえ日本語であっても、意味はちんぷんかんぷんだろう。
先程診察してもらった中医師さんのところに、プリントアウトされた、血液検査結果の紙を持って行くと、中医師さんはちょうどこれから、ランチに行こうとしているようで、白衣を脱いで私服モードになっていた。
先程は、白衣を着ていたこともあり、威厳と後光を感じ、かなり目上の方に見えたが、錯覚だったようだ。私服の中医師さんは、かなり若くお兄さんに見えた。
中医師さん:「お、検査結果でたかい!(中国語)」
血液検査の紙切れを渡した。何か、特別なウィルスとかに、感染しているか、していないか、緊張がよぎる。額に冷や汗が滲むのを感じる。時が経つのが遅く感じる。沈黙が流れる。僕には10分位に感じたが、実際は10秒位だったのかもしれない。
中医師さん:「あなたの血はピャオリャン(綺麗)ですよ!(中国語)」
・・・とのことだった。ウィルスの類には、感染していなかったようで、ホッとした。
中医師さん:「感冒(風邪)だよ!これから喉が痛くなったり、熱が出てくるかもしれない(中国語)。」
なら、問題はただ一つ。
孔明:「それでは、肝が燃えているようなので、肝熱を下げる生薬(漢方薬)を 処方してください(中国語)」
と、中医師さんにお願いした。中医師さんは生薬(漢方薬)を専用のパソコンに打ち込む形で、処方してくれた。
中医師さんの 診察終了である。生薬(漢方薬)を受け取る前に、先にお会計を済ます
システムなようだ。
保険も何もない状態、今回の診察・検査・生薬(漢方薬)お会計は果たしておいくらになるのだろうか?
ドキドキドキドキ
すると・・・
お会計係さん:「101.5元です!(中国語)」
ゴゴゴゴゴゴ
101.5元=約1,600円
101.5元=約1,600円
101.5元=約1,600円
滅茶苦茶激安である!世界広しと言えども、しっかりとした診察+検査+生薬(漢方薬)のセットで、この値段ですむ場所などは存在しない!さすがは、中国国営の中国医学病院である。
孔明:「いやー。来てよかった!」
お得なお値段に、気が高揚するのを感じた。
僕の生薬(漢方薬)ができたようで、僕の番号が表示され、名前を呼ばれた。僕の生薬(漢方薬)が紙製の袋の中に、大量に入っている。この量は果たして、何日分なのだろうか?生薬(漢方薬)係の方に伺ってみると。なんと・・・生薬(漢方薬)が大量に入った一つの紙袋が、一回分だという。
一週間分でも、一日分でもなく、たったの一回分。。
ゴゴ
『広東省中医院』を出て、川沿いに向かった。
近くのレストランに寄って、牛肉スープを注文すると共に、お湯をもらった。『広東省中医院』で配合してもらた、生薬(漢方薬)を、全部お湯に溶かして見ると。
「ブラッキー!」
本当にこんなものを飲めるのか?恐る恐る飲んで見ると・・・
孔明:「ウゲゲゲゲ。。ゲゲ。ケケ。。」
なんとも表現し難い味。飲んだ瞬間に、肝の熱が下がっていくのを感じる。それ以上に、寒気までして来るほど、まず味だ。。
これを後2回も飲むのか・・・と思うだけで、気が遠くなってくる。
けれども、、おや・・・おやや・・・先程まで僕を襲っていた、体全身が熱っぽさや、倦怠感は無くなって来たようだ。何か元気になって来た。
やはり、何かしらの原因で、肝熱が上ってしまっていたようだ。この感じなら、香港での『命運の成幸フォト撮影会』に臨めそうだ!わざわざ中国広州の、『広東省中医院』に立ち寄ったかいがあったというものだ。
追伸
セッション -SESSION-「命運の成幸フォト撮影会」の次回開催は、2017年5月13日(土)、14日(日)に、場所は香港で開催することが決定しました。
2017年5月13日(土)、14日(日)のスケジュールで、参加を希望される場合には、直接こちらのメールにご返信頂ければと思います。
参加枠に限りがありますので、複数参加希望があった場合には、参加費用着金順での枠確保になる旨、あらかじめご了承下さい。
◯スケジュール
2017年5月13日(土)
14時から16時(香港時間)ー門鑑定・成幸フォト撮影
18時から22時(香港時間)ーセッション前半
2017年5月14日(日)
9時から11時(香港時間)ーセッション後半
◯開催内容
-シナリオ1.セルフルックバック(門鑑定)
-シナリオ2.食生活の改善+インナーコアの強化
-シナリオ3.成幸フォト撮影
◯参加費用:36万円
◯定員:4名
セッション -SESSION-『命運の成幸フォト撮影会』資料
http://hirajoshiki.com/seikou-photo
過去の撮影事例
http://photo.hirajo.com
何か、ご不明の点などございましたら、
info@hirajoshiki.com
までご連絡下さい。
以上、ご確認をよろしくお願いいたします。
『セッション -SESSION-』運営事務局 土居
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私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…