「脇が硬いから結果として金(カネ)が余り、生き残ってるんだ。」
ゴゴゴゴゴゴ
アクニンさんは、300のダメージを受けた _| ̄|○
S氏は、100のダメージを受けた _| ̄|○
孔明は、200のダメージを受けた _| ̄|○
かしこさが4あがった。。。
・・・謁見宴(ディナー)終了後の、「プラチナ」の中でも特に、時間が余っている組が、タイバンコクに居残り、引き続き北野会長との、特別謁見宴(ディナー)。北野会長が発せられた「真実」に、僕たちは頭がぐらつくほどのダメージを受けた。
その様子を見ていた、30代経営者の3人も、「なるほど・・・」という顔をしていた。
スワンナプーム国際空港の『PREMIUM LANE』
海外から訪れ、一泊以上滞在した旅行者が、年間約2,150万人を超え。「世界の人気渡航先ランキング」の首位に堂々と君臨するタイバンコク。(※東京は9位で1,170人)
そのメイン空港である、スワンナプーム国際空港のイミグレ(入国管理局)は、世界でもトップクラスで混んでいる。
日本の羽田空港から入り、タイバンコクで合流した、S氏も。。
S氏:「バンコクに到着しました!」
バンコク時間15時30分には、Skypeにチャットが入ったにも関わらず、そこから、約2,000名のイミグレ大行列にハマってしまったようで、北野会長と僕たちが待つ、街中の居酒屋に到着したのは、バンコク時間19時を過ぎていた・・・。なんと、イミグレを通過しただけで、3時間半も浪費してしまったという。
ちなみに、僕はと言うと、シンガポールからタイまで、シンガポール航空のビジネスクラスで、来たこともあり。飛行機の中で、『PREMIUM LANE』と書かれた、ゴールド色を彷彿させる、黄土色のチケットをもらい。スワンナプーム国際空港到着後、『PREMIUM LANE』という、特別の通路を通ってイミグレを脱出してしまった。
リュックサック一つでの旅。特に預けたトランクケースの類も持ち合わせていなかったので、空港到着後比較的すぐに街なかへ。宿泊ホテルにチェックインすることができた。
ビジネスマン・投資家は「ビジネスクラス」でしょう!
僕以外にも、アクニンさんが、
アクニンさん:「一度、ビジネスクラスに乗ったら、もう二度とエコノミークラスには 戻れません(キッパリ)」
僕と同じく、『PREMIUM LANE』のチケットで、特別ルートを通って、楽々とバンコク入りされた。
S氏:「僕も次回バンコクに入る時には、ビジネスクラスで来ようと思います!」
僕とアクニンさんの話を聞いていたS氏も言った。最近、「格安で入手しました! エコノミークラスと余り変わらない値段です!」・・・と言いながらも、台北の旅しかり、ちらりほらりとビジネスクラスに乗っている姿が確認されている。
「僕たちはビジネスマンであり、僕たちは投資家である、やはり国間移動の際には、理想はビジネスクラスでしょう!」
・・・的な空気が、その場を支配していた。さらに、お話は「沖縄」で開催予定の、謁見宴(ディナー)のお話、米国で開催予定の、謁見宴(ディナー)のお話、先々の予定のお話になった。
その際、
アクニンさん:「私は沖縄をよく経由したり往復します。『ANA修行』で「SFC会員」です。」
・・・と、謎の単語を発した。
一同:「???、『ANA修行』で沖縄!?」
『ANA修行』の聖地「沖縄・那覇」
『ANA修行』で「SFC会員」というのは、一体何なのだろうか?アクニンさんに伺ってみると、ANAの上級会員を目指す旅のことを、その道では「修行」と呼ぶとのこと。毎年1月から12月までの飛行距離に応じて付与される、
- プレミアムポイント(PP)を2万ポイント貯めたら『ブロンズ会員』
- プレミアムポイント(PP)を5万ポイント貯めたら『プラチナ会員』
- プレミアムポイント(PP)を10万ポイント貯めたら『ダイヤモンド会員』
・・・になれる。ブロンズ、プラチナ、ダイアモンド・・・これら上級会員になると、ANAラウンジへの入室、優先搭乗など多大なるメリットがあると言う。
この際、5万ポイントの「プラチナ」、10万ポイントの「ダイヤモンド」、を獲得し、提携のクレジットカード、「スーパーフライヤーズカード」というものを作成すると。年会費を払うだけで、永久的に上級会員になれるというのだ。
この際、5万ポイントを獲得するには、通常約50万円の運賃がかかる。けれども、出来る限り実際の支払い航空チケット費用を安く押さえ、金銭面で効率的に5万ポイントを達成できるルートとして。「那覇」や「石垣」の空港を利用するというのだ。
その理由は、国内線区間は、上級会員になるために必要なプレミアムポイントが2倍。「沖縄」まで距離が長く、プレミアムポイントを稼げる。
ということで、観光地としても人気高い「沖縄」が、「ANA修行」の「聖地」的な地になっていると言う。
会長もビジネスクラスに乗られるのでしょうか?
そんな時、僕は北野会長にお伺いを立てた。
孔明:「会長も飛行機は、ビジネスクラスに乗られるのでしょうか?」
質問をしながらも僕は心の中で、「北野会長は当然ながらビジネスクラス」という先入観を含ませながら・・・
しかし、北野会長から戻ってきた答えは、僕がまったく予想もしなかった答えだった。
北野会長:「わしはエコノミーやよ!」
・・・一瞬、「場」が凍りついた。そして次の瞬間・・・
一同:「えええええ!!!会長、エコノミーなのですか?」
北野会長:「わしは一人で飛行機乗る時は、いつもエコノミー。」
孔明:「そ、そういえば、香港大富豪も飛行機の移動の時には、他の従業員たちと一緒に、エコノミークラスでした。移動もタクシーとか乗らずに、電車やバスの公共機関でしたし。ひょっとして、大富豪になると、エコノミーに乗りたくなるのでしょうか?」
北野会長:「『手のひらの表と裏』逆だよ。脇が硬いから結果として金(カネ)が余り、生き残ってるんだ。」
孔明:「常に脇を緩めることなく、飛行機代をも節約する心構えを持っている方々だけが、「飛んでイスタンブール」にならずに、生き残り続け、結果として大富豪にっていた。。ということでしょうか?」
北野会長:「そう。知らんのか?5本の指に入るオジサンたちも、みんなエコノミーやぞ。」
北野会長:「トランプ大統領も、経営者時代はエコノミーや。」
孔明:「えええ、エコノミークラスの狭い席で、隣にトランプさんが座っていたら怖いですね!」
孔明:「でも会長、流石に日本からアメリカ本土に行く時の、片道10時間以上の長時間フライトは、流石にビジネスクラスですよね?僕が勤務していた会社でも、10時間以上のフライトはビジネスクラス許されてました。」
北野会長:「エコノミー。」
孔明:「ゲゲゲゲ、エコノミークラスで日本とアメリカ本土間10時間以上のフライトでしょうか?」
北野会長:「当たり前やろ。いつも言うとる。好きな言葉は「節約」だと。飛行機なんかでビジネス乗って、前のめりになって肉食って、ゆっくり横になって身体を甘やかしてどうするんや!身体が鈍る!もっと鍛えんと。」
北野会長:「節約しとるから、わしは金(かね)が余っとるんやぞ!」
ゴゴゴゴゴゴ
一同:「ショ…ショックだッ!(byジョナサン・ジョースター風)」
孔明:「それでは、ANAのステイタスとか、そういうのは持ってないのでしょうか?」
北野会長:「それこそ、ムリ・ムダ・ムラ。その時一番安い飛行機乗らんと。」
スマートフォンの中に入っている、楽天証券の画面だけでも、1日当たり500万円増加し続けた北野会長が「エコノミー」。ひよっこレベルの僕が、「ビジネスクラス」。
北野会長:「趣味は仕事 道楽は貯蓄 好きな言葉は節約」
・・・この言葉が、僕たちに重くのしかかった。
アクニンさんは、300のダメージを受けた _| ̄|○
S氏は、100のダメージを受けた _| ̄|○
孔明は、200のダメージを受けた _| ̄|○
これは痛い、痛すぎる。。。
「改めて一から出直そう。。。」
僕たちは改めて誓った。。
追伸
北野会長:「服はユニクロ。真冬で寒くてもブルゾン一枚で我慢して、鍛えんと身体が鈍る。」
ゴゴゴゴゴゴ
北野流・・・まだまだ根本的な部分から、学び直す必要があると改めて感じた。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…