勉強神話に従い「自己啓発」せよ!の大嘘
なぜあの頃から僕たちは、「勉強」に縛られ続けて来たのでしょうか?
絶対的なもの。
僕たちがいつの間にか、信じさせられてしまった勉強神話ですね。。。
でも、そろそろ、認めてしまっても良い頃だと思います。
本当はすでに何となく、気づいてしまっていたこと。
勉強神話に基づく、自己啓発とか、能力開発なんか続けていても、意味が無いのだということを。
たとえば、周りに実際いるでしょうか?
自己啓発とか能力開発に、日夜一生懸命取り組み続けることで、「パワーバランスゲーム」に勝利できた方々が。
少なくとも僕は知りません。
自己啓発とか能力開発を商売にして、稼いでいる人たちを除くと、一人も見つからなかったのです。
ただの一人も。
実はここに目をつけて、調査・研究を続けている内に気づいてしまったことがあります。
それは、誰もが絶対であると、信じて疑わない勉強神話に基づくモノ。
自己啓発とか能力開発などは、気休め程度に過ぎない事なのだと。
単に、これを商売にしている人たちにとって、都合の良いだけなのだと。
単に、これに取り組む社員を抱える経営者たちにとって、都合の良いだけなのだと。
・・・公開してしまうことで、様々なリスクを伴う現代のタブー。
正直、「怖くない」と言えば嘘になります。
けれども、ブロガーとして活躍する側の人間として、共通化させるために。
勇気を振り絞って、僕が知ってしまった真実を明かしていく決意を固めたのです。
支配者側にとって都合が良かった勉強神話
その全ては、わずか100年ちょっとの「社会組織」の、急速的発展の中で生まれ培われたに過ぎません。
生き残るための知恵として、先人が築き上げた訓え。
・大きな富は高い地位によってもたらされる。
↓
・高い地位は大きな人的資本によって獲得出来る。
↓
・大きな人的資本は能力を高めることによって育まれる。
↓
・だから、勉強や啓発活動によって能力を向上し続けなければならない。
ピラミッド型「社会組織」の中で、より有利な序列やポジション・・・すなわち地位を獲得するため。
自らが持つ能力の総合力を発揮して臨む「パワーバランスゲーム」。
これに勝利するための「必勝法」とされていたのです。
・自己啓発せよ!
・能力開発せよ!
・やればできる!
・努力すればできる!
・人間は皆生まれながらにして平等なのだから、頑張れば誰でも報われる!
どれも超聞こえがいいですね。何となく本当っぽいですよね。
だから国境を越えて、人類の中で爆発的に広がり浸透して行き、訓えは「常識」へと進化を遂げる至ったんですね。
そして、こんなに都合が良い訓えは、国→教師→親・・・一度でも「常識」になりさえすれば、疑う者などもう誰もいません。完全なる「正義」と化すのです。
逆に、こんなに正しい訓えを、否定してしまおうものなら「悪」とされる程に。
こうして今日、勉強神話に基づく自己啓発、能力開発などの訓えは、世の中の大多数の人たちの指示を得ながら「正義」として、僕たちの日常生活の中に、根付いてしまったのですね。
本当は・・・人を管理・統治しようとする側、人に訓えを広めようとする側、人に教えることで稼ごうとする側、いろいろな人たちにとって「都合がいい」だけ。
それを信じて行動してしまったら、結果なんか出せるはずも無いのに。
一生懸命、自己啓発、能力開発の活動を続けてしまう、負のスパイラルへの突入。
呪縛に囚われ苦しみ続ける人生に、陥ってしまうのにも関わらず。。。
『MI:個性を生かす多重知能の理論』を購入してみる
本屋でもいいです。Amazonでもいいです。一冊の本を入手して下さい。。
あまり本を読まない僕が珍しく勧める本。ちょっと高めの値段ではありますが 、必ず手に入れておいて下さいね。
ハワード ガードナー (著), Howard Gardner (原著), 松村 暢隆 (翻訳)
なぜ、それほど魅力的な本なのか?
正直この本は、分厚くて、お堅そうで、普通ならつい見送ってしまう類の本。。。それは僕にとっても同じです。
現に、実際に読んだ方のレビューでも、「星1」として・・・
アマゾンレビューの高評価をみて購入しました。しかし、この本のあまりの説得力のなさ、読みにくさ、つまらなさに、途中から飛ばし読みでした。またまたアマゾンの高評価レビューに騙されしまいました。
・・・なんてのがある程、面白いかどうかを基準にすると、「読みたく無い本」・・・に部類してしまうことは否めません。
にも関わらず、僕がこの本をあなたにお勧めする理由は?
それは、僕たちにとって重要なことが記されている本だからです。
これからの歩み方を、大きく左右する類のことが・・・。
入手後・・・全ページ、隅々まで読んでくれとは言いません。
けれども、これから僕がお話することの根拠として、心の拠り所として、何よりもあなたが、自分自身を信じて、歩んで行くための「象徴」として、大切な物を保管しておく場所に、そっと置いておいて欲しい類の本なのです。
7つの知能
これまで知能というものは、たったひとつの指標「IQ」によって、示されるものだと信じられてきました。
けれども本当は違うのです。
人はそれぞれ、一つの指標では計り得ない、異なった能力を持っているのです。
勉強ができる人もいれば、運動の得意な人、音感の良い人もいる。
人間には7つ以上の別個の知能が存在すると提唱されています。
それは・・・
- 言語的知能(言葉への感受性・目標の達成に向けて言葉を用いる能力)
- 論理数学的知能(問題を論理的に分析・数学的に処理する能力)
- 音楽的知能(リズムと音のパターンを扱う能力)
- 身体運動的知能(問題解決のために身体と運動を使う能力)
- 空間的知能(広い空間のパターンを認識・イメージや映像を扱う能力)
- 対人的知能(他人の意図や欲求を理解するコミュニケーションを扱う能力)
- 内省的知能(自分自身を理解し、自己の生活を効果的に統制する能力)
・・・です。知能は「IQ」単一ではなく多重に複数あるのです。
以上、この本に記載されている内容から・・・抜粋させて頂きました。
ここまでご理解頂いたこと前提に、またお話を展開させて頂きます。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…