借金は怖いですか?私はむしろ・・・○○なのですが。

【斬】愛情・友情・団結によって苦しみ続けている現実世界を理解してみる

なぜ、「サーバー世界」でもまた、「茨の道」を歩み進もうとするのでしょうか?

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本来「現実世界」にて囚われ続けていた、しがらみから脱することさえ出来れば、「サーバー世界」の中で活躍することができる。

その結果として・・・たとえばブロガーとして、Mac Book Air一台だけで、時間・場所・お金の自由を獲得しながら、心の翼を大きく広げ、外に広がる世界に旅立つことだってできるのに。

問題の根源は、「現実世界」から持ち込もうとしている、数々の呪縛のようなものにあります。

「サーバー世界」の中で活躍するために、必要なことは、これまで生きてきた「現実世界」の真実の姿の把握。

「サーバー世界」で稼げるようになるために、絶対に欠かせない前提知識。

そして、僕が気づいてしまったこと・・・「サーバー世界」に足を踏み入れた瞬間に知ってしまった、これまで生きてきた「現実世界」の真実の姿です。

「愛情・友情・団結」は表裏一体

なぜ、「現実世界」は僕たちにとって、これほどまでに過酷なのでしょうか?

正直、初めの内、僕は自分を鬼畜か何かだと思い恐れました。自分自身を非情だと感じてとても怖かったのです。

なぜなら、この世で一番大切で尊いものと教わり続けていたこと。それこそが、僕たちに「過酷」を感じさせる根源なのだと、気づいてしまったからなのです。

たとえば「愛情」・・・「愛情」を元にした家族や恋人との関係。

この中においてだけは、古の時代から自治が認められています。

他人が他人の事情に口を出してはならない程。

有事の時、全ての他人を犠牲にして家族を優先しても、誰も文句は言わない程。強固な「絆」。

人類誕生から今日まで、「現実」世界の核はこの親族ネットワークで構成されています。

けれども「愛情」は、ちょっとしたことがきっかけに、「憎悪」に転落します。

だから僕たちは「現実世界」を「過酷」だと感じるのです。

たとえば「友情」・・・「友情」を元にした親しい友だちとの関係。

社会的動物だった人類。狩猟採集の時代から、過酷な自然環境の中で人類の祖先は群れを作って来ました。

群れから追放されることは死を意味。人はたった一人では生きられません。

あの時代から脈々と続く常識。そして狩猟採集が必要無くなった今、幼少時、学校、私生活、思い出を共有しただけで、「友人」という特別な称号が生まれる形に変化を遂げました。

けれども「友情」は、ちょっとしたことがきっかけで、「裏切り」に転落します。

だから僕たちは「現実世界」を「過酷」だと感じるのです。

たとえば「団結」・・・他人以上友人未満、現代に生まれた経済活動のための社会的組織。

会社の上司、先輩、同僚、後輩、部下。農耕と交易スタートの歴史でもわずか一万数千年。お金を本格的に使い出して100年ちょっと。

この後から生まれ体系化された、人類の新しい組織体系。「愛情・友情」の延長にある「団結」。

けれども「団結」は、ちょっとしたことがきっかけで、「愛情」が「憎悪」へ「友情」が「裏切り」へいろいろな僕たちの感情を巻き込みながら「決裂」に転落します。

だから僕たちは「現実世界」を「過酷」だと感じるのです。

「愛情」「友情」「団結」。物心ついた頃から、学校の先生や周りの大人たちに、教わってきたはずの「一番尊く大切なもの」。

けれども現実に僕たちが体感し続けているのは、往々にして、憎悪・嫉妬・裏切り・復讐・愛情・友情のドロドロの人間ドラマ。

僕たちが人生の中で一番苦しむのは、「愛情」「友情」「団結」の裏返しの部分だったのです。

夕食時に打ち明けた新たな決断に、足を引っ張ろうとする家族を納得させながら。地元飲みの時に、友人が嫉妬しないように気遣いながら。

普段僕たちは、周りの目をきにしながら、恐る恐る歩みを進めています。

自分の脳力、顔、容姿、年齢、体型、言語能力、、、、様々な能力をオールマイティーに発揮させながら。

上司、先輩、同僚、後輩、部下たちとの、上下左右のパワーバランスを気にしながら、

ピラミット型構造の集団組織の中で、より良い地位を獲得するために、序列を上げていく「パワーバランスゲーム」に参加しているのです。

「現実世界」の中では、「お前は何者か?」常に問われ続けます。

集団の暗黙のルールを知らなかったり、何となく漂う空気を読めなかったりすると、組織の仲間たちから排除されてしまいます。

限られたスペースの中で、周りのみんなから認められて居場所を与えられるためには、周りに合わせて僕たち自身を変えていかなくてはなりません。

だから辛いのです。

大切なもの。尊いもの。自分を犠牲にしてでも優先すべきもの。幼い頃からの全ての訓えが、重く心にのしかかり続けるからです。

「現実世界」の象徴国日本

日本の自殺者は何故減らないのでしょうか?

1998年に日本の自殺者が31,755人という大台に到達後、その後一向に約3万人から減ることはありません。

なぜ、毎年それほどまでに多くの人たちが、自ら命を断つ道を選んだのでしょうか?

景気が悪いから?失業したから?いやこれらの数字とは、直接リンクしていません。

貧困に苦しんでるから?それも直接的な原因ではないのです。

真実は、「現実世界」の「愛情」「友情」「団結」を元にして構成された、「集団組織」からなる「パワーバランスゲーム」の先にあったはずの、未来に対する「希望」が失われたからです。

その結果、「絶望」しか手元に残らなかったのです。

たとえば、今、現役サラリーマンの世界が過酷な理由。

それは、業務の量が多い少ないというよりも、その結果に受ける「評価」の部分に本当の問題が隠されています。

「パワーバランスゲーム」の中、決まったルールの下で僕たちが評価されるわけではありません。

「あいつはよくやってるよ。」閉鎖空間の中での曖昧かつアンフェアな評価により、序列やポジショニングの全てが決定されます。

明確化されない競争ルールの中、上司、先輩、同僚、後輩、部下、上下左右からの、極めて曖昧な基準での、相対的な評価を獲得しなければならない日本の人事制度。

僕たちに、想像以上に過酷で無意味な、精神的な競争を強いれているのです。

この仕組の下働き、生きる多くの人たちは、苦しみ続けているのです。

高度成長期の時代にはまだ、未来に希望がありました。

会社のため、組織のため、「愛・友情・団結」を胸に、死に物狂いで頑張りさえすれば、

  • 昇給や昇進
  • 退職金や年金

大嫌いな仕事にも何とか耐えられることができたのです。

未来に希望があったから、僕たちは共に耐え続けることができていたのです。

けれども今、その大多数の仕組は崩壊しました。

未来への希望が崩れ去った後に、手のひらの上に唯一残ってしまったのは、「絶望」という2文字だけだったのです。

僕たちは「社会集団」の中でずっと、常に周りの目を気にしながら生きてきました。

曖昧な基準で競争を続け、大きな成果をあげたとしても、金銭的な報酬で報われることはありません。

さらには、2010年度の僕の「副業会社バレ事件」のように、不幸な形で会社を辞めてしまうと、そこへの再就職の道は完璧なまでに閉ざされてしまいます。

副業も認められず、転職も難しく、閉鎖空間の中で、過酷なノルマや重圧にひたすら耐え続けるしか無いのです。

「社会組織」が、日本の古き良き雇用制度を守ろうとすればするほど、僕たちは苦しみ続けて行く。

「社会組織」が正義化されてしまった恐怖の世界。

「現実世界」の負の部分が完璧なまでに進化してしまった究極の姿。

僕たちが生まれ育った日本国内における「現実世界」の真の姿なのです。

そしてこの話は・・・さらに、僕たちを縛り付けるもう一つの呪縛に連鎖して行くのです。

追伸1

まさに「急がば回れ!」です。

ブロガーとして「サーバー世界」で活躍できるようになるためには、WEBサイト、メールマガジン、ブログ、facebookなどのツールそのものを学ぼうとしても意味がありません。

何よりも先に、これまで僕たちが歩んできた「現実世界」の真理を含めて、理解しておかなければならないのです。

事実、既に「サーバー世界」で王子様、お姫様として、活躍している彼らは、最初から感覚的に気づいたり、理解することができたから、「サーバー世界」で「すごい人」を演じることができるのです。

そして、もしもあなたが、これまで沢山の情報商材を購入し、沢山のセミナーに参加したにも関わらず、まだ「サーバー世界」でまともな結果を出せていないのだとしたら・・・

毎日「Facebook」で「凄い彼ら」の「いいね!」ボタンを押しているだけだとしたら・・・その場合はなおさら、「サーバー世界」と「現実世界」それぞれの真理を、理解しておかなければならないのです。

追伸2

人生が、充実して楽しいと感じるのは、「愛情」「友情」「団結」。これらに直接触れることができた時です。

けれども、どれも一つ歯車が狂っただけで、「憎悪」「裏切り」「決裂」に転落。そして、僕たちを苦しみのどん底に叩き落とす。

僕の場合、これまでの「現実世界」の人生を振り返ってみると、今日時点では、充実して楽しいと感じた時よりも、苦しみのどん底で悩み続けた時の方が多かった気がします。

追伸3

「現実世界」・・・。人が物理的空間の中、限られたフィールドに密集すればする程、集団組織が完成形に近づけば近づく程、評価の基準が曖昧であることが、集団に属する全ての人を、想像を絶する苦しみへと誘います。

たとえば、「あいつはよくやってるよ。」この言葉をもらったことがある人も、この言葉をもらったことの無い人も、共にそれぞれの立場で苦しみ続けるのです。


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