ファーザーが運転されるトヨタ車に乗り込み、山の中にある山小屋風レストランへ。
眼下には、街が一望できる絶景。
実はこの山小屋風レストランのすぐ下のあたりに、ファーザーは8,000坪の土地を所有されていらっしゃる。。(規模が凄い。。)
ファーザーはあちこちに土地をお持ちで、機をじっくりと待ち今は寝かし続けていらっしゃるものも多い。
この焦ること無く何もしないで、機の到来まで「待ち続けられる力」そのものが、「無敗神話」をさらに強固なものへ。
目立たずに儲かるビジネス
山小屋風レストランの中に入ってみると、中はとても洗練されていて、女性客を中心に満席状態になっていた。
閑古鳥鳴くレストランも多い中、繁華街でも無いのにこれは凄いことだと思った。
ビジネスというのは、視点を変えてみれば、色々なチャンスがあるのだな、とも思う。
けれども、ファーザーの訓えを学ばせて頂く中で培った視点。
山小屋風レストランは、初期投資としてかなりの巨額を投資されていることが明らかなので。お客様は、平日ランチタイムで入っていたとしても。そもそも論の部分で、「必ず勝つ」スキームにはなっていないという面も露呈されてしまう。
投資金額を考慮すると、実利はかなり低いのに凄いな・・・(よく投資決断できるな)。。とも、一方では思わされてしまう。
その点、ファーザーの構築されたビジネス・投資を改めて現地で拝見させて頂くと、全てにおいて「必ず勝つ」鉄板スキームが盛り込まれていて「無穴」。
一見すると、儲かっているかどうか、分からないのに、実は儲かってる。。というものばかりである。
華やかそうで実はそれほど儲からないビジネス。
目立たないけど、実はボロ儲けしてるビジネス。
人間自身も、儲かってそうに思われる人ほど、実は大したこと無くて。
一見儲かってなさそうな感じの人ほど、実はものすごく金持ちで。
ということが、往々にしてある。
大衆が持つイメージとは、全く別のところに、「真実」というものがあるのだなとも感じさせられる。
ファーザーの本質を見極める眼力
白ワインをボトルで注文して乾杯。
地元で採れた食材を使ったこだわりのフレンチ料理と共に堪能。
女子ウケしそうな、丁寧かつ繊細な盛り付けのお料理が運ばれて来る。
僕個人的には、ひとつひとつ凝っていて、現地食材が堪能できるし美味しいなぁ~と思っていたのだが。
ファーザー:「帰りにコンビニ寄っておにぎり買いたかったら言ってください。」
・・・とのことだった。
白ワインも、「一口目に渋さが残る」と。
先日の、シアトルで飲んだ「コロンビア・ヴァレーワイン」のときとは明らかに違う進み具合だった。
これまで毎月のように、ファーザーと一緒に、世界各国のレストランで食事をさせて頂いている中で感じることであるが。ファーザーは常に中身の本質部分だけをクリティカルに見通せる眼力をお持ち。
高級風満載なだけで、盛り付けや飾り外見だけキレイにしても、中身が値段相応でないと、すぐに指摘される。
逆に、ローカル感満載だけど、量も質も値段相応だと「美味しい!」とおっしゃる。
なるほど・・・。
これは、人間でもそうだし、食材でも、ビジネス案件でも、不動産物件でも、ファーザーの感覚は、何対しても共通しているのだと、理解するに至る。
修羅を目指していない普通の女子たちなら、お店の雰囲気と盛り付けだけで、「美味しい!満足!」とフラシーボ効果的になるのは良いが。
「修羅の道」を歩まんとする男の僕まで、「美味しい!満足!」と感じてしまったということは。
ここに、まだ見た目や外観で盛りつけされてしまうと、中身の本質を見通し切れない、僕の眼力の甘さや、OSのバグが見受けられる部分でもあるので。この状態で、「投資」に臨めば、必ず騙されたり、負ける。
「修羅投資家」への道は、まだまだ長いと、深く反省しながら美味しく感じてしまうデザートを食べていた。
山小屋風レストランから出た僕たちは再び、ファーザーが所有する8,000坪の土地を見渡しながら下り。そのまま、車を走らせて「某所の観光地巡り」へ。
ファーザーもここに来たのは「はじめて・・・」とのことだったが。「文学に通づる日本の歴史」を学ばせて頂くことができた有意義な旅だった。
どこに訪れたのかは、日本国内なので秘密。
ちなみに、訪れたとある博物館に、「現代人と奈良時代の食事摂取量比較表」が展示されていた。
これによると、
-
奈良時代の庶民の食事
1日2食分の合計:500キロカロリー未満 -
奈良時代の貴族の食事
1日2食分の合計:1,200キロカロリー未満
一方、
- 現代人の食事
1日3食分の合計:2,000キロカロリー
厚生省発表の数字によると2,500~3,000という数字もでている。
昔は、ガンや糖尿病などは食べすぎ飲み過ぎの、貴族しかなれない「病」と言われていたが。現代人は、その貴族を遥かに凌駕する、大量のカロリーを毎日摂取し続けている。
しかもそうなったのは、ここ最近50年位のこと。
いかに僕たちが食べすぎ飲みすぎ状態なのか?
急激な食べすぎ飲み過ぎに、人類の進化がついていけない状況。
それが、体内あちこちに「病」を発生させてしまう。
昔の貴族位には、抑えないとな・・・。
ただし、突然やったり、やめたり、継続に落とし込める方法をよく考えないと・・・。
深く、考えさせられるものもあった。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…