長女と共に親子2人で向かった先は、東京某所のホテルラウンジカフェ。
僕たちを待ち受けていたのは、マスター長兄ヒロさん。
手に入れにくいものを狙って手に入れ続けるため、『成功シンドロームOS』のインストール並びに、「脳のOS」にはびこるバグやウィルス感染の除去を急がなければならない。
孔明長女においては、これまでの15年間、海外のインターナショナルスクールに通学することで、とにかく能力やスキル、感性そのものの可能性を広げるべく。美術、音楽、パソコン、語学・・・吸収し続けてもらったが。
ただ単に能力、スキル、感性をインストール続けるだけでは、修羅の世界では通用しなくなってくる。
世の中見渡せば、高い能力、スキル、感性を持つ者たちは五万といる。
彼らが皆、修羅の領域の住人なのか?
というと、決してそうではない。
例えば・・・
どれだけ絵を描くことがうまくなっても。漫画の原作者よりも、キャラクターをうまく描ける者たちは沢山いる。
けれども彼らの大多数は、月給15万円位のお仕事をしている。
どれだけ楽器を奏でることがうまくなっても。難しい楽譜を初見で見ただけで、いきなり両手でピアノを弾けるのは、音楽大学の入試レベル。
けれども彼らの大多数は、月給5万~10万の教室の先生のお仕事をしている。
どれだけ英語を深く学んでネイティブレベルで話せるようになっても。通訳や翻訳のお仕事をしてる彼らの大多数の月給はやはり20万円には届かない。
高い能力、スキル、感性は、あるに越したことは無いかもしれないけれども。それがあるからと言って、修羅の領域の住人になれるとは限らない。
自己満足的な、学校の勉強や趣味の世界では、通用するものであっても。
マスター長兄ヒロ:「能力や才能など関係ない!」
お金に近づけば近づくほど、重要性が色褪せていってしまう。
では、一体どんなことが、修羅の領域の住人になるための「要」にあたるのか?
それが、『成功シンドロームOS』。
満員の横浜スタジアムに1人の確率、修羅の領域であり続けることができる修羅たちが共通に持つ「人類最強の武器」。
これを習得することで、何千分の1の確率の皆が欲しがるモノでさえ、常に狙って取り続けることができる。
漫画「ワンピース」も、ゴムゴムの実などの能力は、イーストブルーや、グランドラインでは通用したものの、シャボンディ諸島以降の「新世界」では全く通用しなくなってくる。
新たに「覇気」というものを身につけなければ、お話にもならない。
それは、この現実社会でも同じ。
『成功シンドロームOS』なくして、修羅の領域の住人として闘い続けることはできない。
一度も闘いを知らない孔明長女の新たなる挑戦
孔明パパの場合は、社会人2年目に上司として赴任したのが、勤務する会社の中でトップレベルの『成功シンドロームOS』を持つ、当時の日本人なら誰もが知る数千万個レベルのメガヒットを狙って叩き出し続けた、スーパーマーケターミスタO。
フルボッコにされながら、2年間に渡り稽古をつけてもらった。
しかし、ミスタOは最初は主任として僕の上司に赴任したものの。リーダー、マネージャーと次々と期の途中で昇っていき、執行役員のGMへ。
直接教えを請う機会がミスタOの昇進と共に激減してしまった。
同時に、稽古をつけてもらっていた途中で僕が、海外駐在員へと旅立ってしまったこともあり、中途半端な状態のままだった。(その後ミスタOは最年少取締役へ。。)
それでも、海外赴任を中心とした会社の中の業務は当然のこと、副業ビジネスの中でも「億り人」に。修羅の領域の扉を開くことにつながった。
しかし、バグとウィルス感染だらけの状態で。大部分は狙って成功することができるけれども、同時に失敗することもあり。グラグラの状態だった。
独立起業後、さらなる高みを目指そうと生き急いだ際、億単位の「飛んでイスタンブール」も経験してしまうことになった。
そんな時に、幸運にも、完成された『成功シンドロームOS』を持たれる、大富豪ファーザー。マスター長兄ヒロさんに一から稽古をつけてもらうことになった。
中途半端な状態だった「脳のOS」をアンインストール。
新しく無敗神話に基づく『成功シンドロームOS』をインストール。
現在は、放っておくと発生しまいがちになる、バグやウィルスを徹底的に除去したり。
OSの稼働がスムーズでない部分を、プログラム修正したり。
微塵たりとも穴の無い状態へと修正している最中。
では長女はどうなのか?
美術、音楽、パソコン、語学・・・と一部の能力、スキルという部分では、孔明パパを超えることができたものの。
一番の問題は、孔明長女は生まれて今日まで、一度も闘いを知らない。
まだ、自分の力で、誰もが欲しいと思う手に入れにくいものを、狙って掴み取った経験が無い。
「脳のOS」を『成功シンドロームOS』へとインストールしなおすことができるか?
未知数な状態。
そこで、高校3年間かけての目標は、能力、スキル部分は、趣味として留めるようにして、そこの深掘りには時間と労力をかけない。
それよりも重要なのは、
- 『成功シンドロームOS』のベースを構築すること
- 手に入れにくいものを狙って掴み取る経験をすること。
ここに焦点を絞って行く。
長兄ヒロさんの長女さんミスA降臨
長兄ヒロ:「今日はピスミン(孔明長女)のために、スペシャルゲストを呼んでいる。」
1時間ほど講義を受けた後、一人の女性が僕たちの席にやって来られた。
都内の某有名大学に通う大学一年生。ミスA。
なんと、マスター長兄ヒロさんの長女さん。
すなわち、大富豪ファーザーの血を引かれるお孫さんである。
ゴゴゴゴゴゴ
お話をお伺いすると、幼い頃から、どういう大学生活を送りたいか、既に具体的にイメージができており。中学校、高校を、その目的を達成するために過ごし。狙って欲しいライフスタイルを手に入れたばかりの状態。
はじめ、マスター長兄ヒロさんは、「彼女は闘う戦士の修羅を目指してるわけではないから。。」
・・・とおっしゃっていたが、ミスAがお話を始めた途端、ゾーンに入ったのを感じる。
ミスA:「タピオカが・・・」
分かりやすくも短い単語を使いながら楽しそうにお話をはじめた途端。僕の脳裏に勝手に情景が映像として浮かび上がる。
孔明:「こ、この感覚は・・・」
僕は知っている、これは大富豪ファーザーの持つ能力。
ファーザーの血によるのもなのか?
幼い頃からファーザーのお話を聞いているから発動されたのか?
どちらなのかは分からないが、明らかなる「特殊能力」。
ちなみに、テニスでも県で2位だったと(凄)。。
それに加えた、『成功シンドロームOS』を搭載済み。
孔明:「ミスAのお話を聞いてるだけで、僕も大学生活からやり直したくなりました!」
「戦士タイプではない」と長兄ヒロさんはおっしゃるものの、明らかに「戦士としても活躍できる力」。
先月マスター長兄ヒロさんから紹介を受けたヒロさんのご親族、修羅予備生。大学一年生のミスHに続き。長女と3歳しか違わない、彼女たちの2人の修羅っぷり。
「無敗一族」の、『成功シンドロームOS』の精度具合に再び驚かされる。
孔明パパは『成功シンドロームOS』のインストールを完成させることで、修羅であり続けらえるのか?
孔明長女は、『成功シンドロームOS』を新たにインストールできるのか?
「令和」の時代の幕開けと共に、闘いの舞台は次の世代へと紡がれていく。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…