大きな川に一本の橋がかかっている、橋を渡った先の対岸に、「金銀財宝」が積み上がっているのが見える。
橋を渡ることさえできれば、着実に「金銀財宝」を手に入れることができる状況である。
しかし、そうやすやすとは、橋を渡らせてくれないようだ。
橋が老朽化して崩れそうになっていたり、橋に罠がしかけてあったり、橋の上に複数の兵士が行く手を拒んでいたり、橋を渡って、「金銀財宝」を入手するまでに、障害のようなものが存在する。
さてこの場合、あなたならどう判断するだろうか?
もしもこの時、老朽化した橋は直せば渡れる!」と言って、無理やり橋を修正しようとしたり、「罠で傷ついたとしても、強引に進めば良い!」と言って、無理やり橋を渡ることを決断したり、「橋の上の複数の兵士と闘おう!」と、兵士たちを倒して進もうとしたり、もしくは、橋を迂回するなど、別の方法で橋を渡ろうと考えたり、橋を渡れば対岸にある「金銀財宝」を入手することができるのだから・・と、いかなる手段を使っても、強引に橋を渡るなり、川を渡るなりして、対岸に進む決断を固めてしまうという場合。。注意した方が良い。
なぜなら、将来的に高い確率で、「飛んでイスタンブール」になる要素を持っているから!
仮にあなたの師匠だったり、先生だったりする人間が、そういう考えを持ち、教えてくれる方だとしたら、ただちに離れた方が良いかもしれない。
これまで教えてくれたことには、感謝の意を唱えながらも、すぐさまある一定以上の距離を置いた方がよい。
なぜなら、その師匠だったり、先生だったりする方も、将来的に高い確率で「飛んでイスタンブール」になる要素を持っているから。
師匠や先生の「飛んでイスタンブール」に巻き込まれて、自分も一緒に「飛んでイスタンブール」に成りかねない。
僕はようやく理解することができた。本物の大富豪になれる人間とは、どういう思考、判断基準を持つ方なのかと。
本物の大富豪になれるような人間は・・・仮に橋を渡ることさえできれば、着実に「金銀財宝」を手に入れることができる状況だったとしても、橋の上に、老朽化なり、罠なり、兵士なり・・・と、危険な要素が少しでもあることが、判明した場合、直ちに引き返す。絶対に橋を渡らないのだ。
対岸に見える、「金銀財宝」を、あっさりと、すべて放棄してしまうのである。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
橋を渡る前に、障害が見えた時には、その時点であっさりと「金銀財宝」を放棄する。
橋を渡りはじめて、障害があることが分かった時には、その時点で引き返して、あっさりと「金銀財宝」を放棄する。
橋をあと少しで渡り終える段階で、最後に障害があることが分かった時でさえ、その後強引に進むこと無く、すぐさま来た道を引き返して、あっさりと「金銀財宝」を放棄する。
このような、思考と行動パターンを持つ方。それが、一度も「飛んでイスタンブール」になることなく、大富豪の領域に到達できる御方なのだ。
44年間ただの一度も飛ばすこと無く大富豪に
- 物販ビジネスの世界で44年間生き残り続ける。
- 株式投資の世界で44年間生き残り続ける。
- 不動産投資の世界で40年間生き残り続ける。
- 日本の中枢に対して40年間以上活動支援続ける。
44年間ただの一度も飛ばすことなく大富豪になれれた北野会長は、まさにこの思考と行動のパターンを持つ御方である。
たとえば先日も、「東京」の「特殊ルート」から入手した「鉄板情報」。某国の某株式を購入すれば、絶対にもうかる・・・という情報を入手しておきながら、調べていく内に、現状外国人がその株を、裏ワザをつかうことなく、正規の方法で持つことが困難であると、判明した瞬間、
北野会長:「危ないね。やめよう。」
案件の遂行からあっさりと手を引いた。
調べて行くと、「裏ワザ」を使えば、僕たち外国人でも、この「投資案件」でもうけることができるにも関わらず。「ムリ・ムダ・ムラはしない」と、絶対にそういう橋は、渡ろうとサれないのである。
さらに、某国の不動産で、着実にもうかる方法というものを考察され、実際にそのビジネスに向けて、法人まで設立したことがあった。
けれども、立ち上げた法人に関係する、外部の協力業者さんたちの間で、ほんのすこしでも、人間関係の揉め事だったり、手数料云々のいざこざのようなものが見えた瞬間。
北野会長:「ごちゃごちゃしとる。やめよう。」
再び案件から、あっさりと手を引いた。確かにこれまでも、「東京」の「特殊ルート」から入手した、特別かつ確かな情報に基づく、もうけ話。
橋を渡って、対岸に渡ることさえできれば、必ず「金銀財宝」を入手できるようなビジネス・投資の案件があったとしても。その橋を渡るにあたり、ほんの少しでも不明瞭なことがあったり、危険性があったり、裏ワザを駆使する必要があったり、何かしらの障害があることが分かった瞬間。絶対に無理して橋を渡ろうとしない。
対岸にある「金銀財宝」に、未練を残すこと無く、あっさりと手を引き、引き返してしまうのだ。
孔明:「なるほど。キラリ!!」
僕の目の奥が、キラリと光った瞬間である。
ビジネス・投資という修羅の世界で、ただの一度も「飛んでイスタンブール」にならずに、44年間生き残って来られた御方の、ビジネス・投資における、重要な「間合い」のようなものを、肌で感じることができた瞬間だったからだ。
橋に障害があったものは必ず失敗した
なるほど・・・確かに・・僕は約12年間正社員のサラリーマンとして勤務した会社を独立起業した最初の2年間、2011年、2012年の2年間で、沢山のビジネスに手を出し、沢山の投資案件に手を出し、その大多数が、「飛んでイスタンブール」になった。
僕にビジネスや投資を、教えてくれるような立場の方々が、「飛んでイスタンブール」的なことを繰り返した。
当然、後ろについていた僕も、「飛んでイスタンブール」になった。
また、そういう思考に基づいて、考え行動していた自分自身が、自らの意思で行った、ビジネス・投資も「飛んでイスタンブール」。
この間、一体何億円を消滅させてしまったのか、分からない(怖くてカウントできない。。)。
幸いと言って良いのだろうか?
すべて自分の金(カネ)でやったもの、他人から金(カネ)を預かってやったものではなかったのが唯一の救いだった。
当然ながら、「飛んでイスタンブール」になった、ビジネス・投資案件。これらは、僕も飛ばしたくて投資をしたものなど、ただの一つたりともあるわけがない。
どのビジネス・投資案件も、あの時は確かに見えていたのである。
対岸に「金銀財宝」が積み上がっているのが・・・。けれども、今当時を振り返って考えてみれば、対岸に渡るまでの橋に、障害が存在していたのを、見て見ぬふりをしていた。
迂回したり、裏技をつかったりして、対岸に渡ろうとするのを、無理やり推し進めてしまった。
師匠的や先生的な立場の方が、無理やり橋を渡ろうとしている後ろに、そのままついていってしまった。
結果、橋が老朽化して崩れそうになっていたものは、しっかり崩れ落ちた。
橋に罠がしかけてあったり、したものは、しっかりと罠が発動してヤラれた。
橋の上に複数の兵士が行く手を拒んでいたりものは、しっかりと兵士に倒された。
迂回したものは、川岸を歩めど歩めど、そのまま安全な橋など一本もなかったし。無理やり川を泳いで渡ろうとしたものは、川の濁流に流されたし。裏ルートで橋を渡らせてくれると言っていた、橋渡しは、お駄賃だけとってどこかにトンズラ。
橋に障害があった案件は、どれ一つとして、橋を渡ることができたものは、なかったのだ。
北野会長と幸運にも、はじめてお会いしたのが、2011年末・・・。
その後も、北野会長にお会いする度に、
北野会長:「ムリ・ムダ・ムラをするな!危ない橋を渡るな!」
・・・と、僕に対して教え続けて下さっていたのに、僕はその言葉の意味をわかっているようで、本質的なことを何も分かっていなかったようだ。
それが、さらに密接に、北野会長と直接関わらさせて頂く中で、ビジネス・投資のご指導を頂く中で、北野流の間合いのようなものが、ようやく見えて来た気がする。
侵掠(しんりゃく)すること火の如く
北野会長:「ムリ・ムダ・ムラをするな!危ない橋を渡るな!」
何度もくり返し、教えてくださる北野会長。
たとえ対岸に、金銀財宝が積み上がっているのが見えていたとしても、橋を渡るために、ほんのすこしでも危険性がある場合は、すぐに引き返してしまうほど、慎重である。
しかし、橋が安全であると分かった時、老朽化なり、罠なり、兵士なり・・・の障害の類が一切無く、「オールグリーン」。
着実に橋を渡れると分かった時。その時の「金銀財宝」に向けた、進軍される具合はものすごい。
「侵掠(しんりゃく)すること火の如く」一気に大量の兵を橋の上から送り込み、「金銀財宝」まで駆け抜けて奪取。
そして、「金銀財宝」を獲得した後も、安堵したり、勝利の余韻に酔いしれたりしてその場に留まることなく、直ちに振り返り、
ダダダダダダ
来た橋を再び引き返す形で、一気に駆けて帰ってしまうのである。
北野会長:「◯◯◯◯番 ◯◯◯◯番 はん はん、はん」
孔明:「「居合抜き」チビチビ ではなくて、 一撃で良いでしょうか?」
北野会長:「一撃でいい!」
「余ってる金(カネ)があれば、海外の株に沈めて、放ったらかしにして、適温に留めておく。すると金(カネ)は細菌のように、勝手に増殖して行く。」
・・・と、ご指導頂いたことで、僕も指定頂いた、海外の某大手企業の株式を、香港の銀行の法人証券口座から、合計180万3,400HKD(約2,346万円)分「はん・はん」で購入させて頂き、香港の銀行の個人証券口座から、5万HKD+毎月の積立設定をさせて頂いたが。北野会長が、攻勢に映る時の勢いは、物凄いものがある。
剣客だとしたら、「剣先が見えないのに、いつの間にか敵だけ倒れてる」・・・とも表現できる。
「北野会長流の兵法」ビジネス・投資の世界において、
- 少しでも負ける可能性がある闘いには挑まない。
- 絶対に勝てる闘いには、全力で挑み奪取し逃げる。
まさに、古の英霊「孫氏の兵法」を、地で行った闘い方をされる。
最近になって、ようやく北野会長独特な「間合い」のようなものが、つかめてきた感があるので、今後とも、「地下ソサエティ」の謁見宴(ディナー)を通して、北野会長からご指導頂くことで、掴みかけた「間合い」を磨き上げて行きたいと考えている。
そして、僕も「北野流兵法」に基づいた、ビジネス・投資の活動を遂行し続けたい。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…