FX(外国為替証拠金取引)投資の取引手法の一つにシステムトレードがあります。FX(外国為替証拠金取引)システムトレードは、感情や主観による裁量による判断基準を全て捨てて、客観的に機械的に非裁量のトレードを実施する売買取引手法です。
FX(外国為替証拠金取引)投資のシステムトレードについて確認してみる
FX(外国為替証拠金取引)投資を始めた主婦やサラリーマンなどの個人投資家に見られることとして、為替値動きを予測しようとすることがあります。インターネット上のニュースや情報を調べたり、テレビや新聞を閲覧したり、情報収集と予測に時間をかけてしまうのです。
また、日々の売買取引の中で、少しでも儲かりだすと「後もう少し・・・」と欲が出たり、逆に少しでも損をし出すと「後もう少し回復してから・・・」と中々損切りを含めた売買が出来なくなり、結果次の日や次の週に持ち越したりして、大損をしてしまったりするのです。(僕自身も昔良くありました・・・汗。)
FX(外国為替証拠金取引)システムトレードでは、こういった人間的な感情や主観などの裁量による判断基準を全て排除して、客観的に機械的に非裁量の売買するのです。
FX(外国為替証拠金取引)投資の売買判断を個人投資家個人の経験や勘といった裁量で行うのではなく、「指標XがN値になったら買う・売る」など過去の検証が可能な数値や指標などの組み合わせで作成、検証した売買のルールによって取引を行うのです。
FX(外国為替証拠金取引)投資のシステムトレードのメリットを確認してみる
FX(外国為替証拠金取引)投資のシステムトレードのメリットは、感情や主観などの裁量による投資判断を排除できることと。作成した売買ルールを過去のデータを用いて客観的に検証して評価できること。実際の売買を行う前にシミューレーションできること。自分で売買ルールを作成したり、他の人が作った売買ルールを探したりしながら、バックデータで検証しながら、その中で適切な売買ルールのポートフォリオを組んでリスクを分散することも可能です。
FX(外国為替証拠金取引)投資のシステムトレードのデメリットを確認してみる
FX(外国為替証拠金取引)投資のシステムトレードのデメリットは、全ての売買ルールはあくまでも過去のデータを元にして作成されていることです。投資の世界では絶対はありません。過去に起こったからと行って未来に同じように起こるとも限りません。
現に「100年に1度」などの大きなアクシデントや環境変化が起こったりすることで、簡単にセオリーを無視した前代未聞の現象が起こってしまったりもします。たとえば最近でもリーマンショックが起こったり、大地震が起きたり、戦争やテロが起きたり、歴史的な円高になったり・・・このような時には、過去データから売買ルールを構築したとしても、全て駄目になってしまうこともあるのです。現実問題として、ここ数年間、これによってFX(外国為替証拠金取引)投資をシステムトレードで行なっていた多くの個人投資家がその資産を削りました。
また、FX(外国為替証拠金取引)投資のシステムトレードは、そのFX(外国為替証拠金取引)のシステムに依存をする形になります。システム上で出現した売買サインに従って売買取引を勧めて行ったとしても、システムが実際の売買の指示を受け付けないということもよくあります。
また、サイン通りにトレードしていったとしても、連敗が続くことがあり、2連敗、3連敗・・・5連敗以上になると、設定・選択した売買ルール自体に疑心暗鬼になって、継続することができなくなり、結局裁量化してしまうということもあります。
インターネット上では、安易な情報がはびこってしまっています。人間の裁量を入れなければ勝てる。システムトレードだから勝てる。自動売買だから勝てる。。。などと、普通にコミットメントしてしまっている情報が溢れかえってしまっています。
けれども、こういう情報は絶対に信じてしまっては駄目です。本来、投資に絶対は無いのです。それにも関わらず「絶対」ということに近いことを語ってしまっている情報発信個人・業者は、全部嘘だと思って構いません。彼らは嘘のコミットメントをすることで、有料の情報・サービスに誘導したり、口座開設のコミッションをもらっていたり、pipバックコミッションをもらっていたり、情報弱者を相手に商売をしている方々です。
ここでは予備知識として、システムトレードを取り上げさせて頂きましたが、これまで様々なシステムトレードを裏の立場から情報を得続けてきた僕が、今日時点までにシステムトレードを全敗してしまった事実。
システムトレードの売買ルールやシステムを提供していた業者さんのほとんどが、消えていなくなってしまっている事実。これをあなたにはよくよく考えて頂きたいと僕は思うのです。
追伸
「絶対」「必ず」「間違いなく」などというキーワードと共に、大げさな成果のコミットメントをしている情報やサービスは、絶対に信じてしまってはなりませんね。
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あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…