借金は怖いですか?私はむしろ・・・○○なのですが。
日本の帝王学★物販大富豪の戦略術 > 物販大富豪直伝の戦略術(全30話)

【帝】はじめての銀行融資前に確認しよう!ケーススタディ

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ケーススタディ。実際に経営者として銀行融資を受ける場合、どうすればいいのか?

僕のもとにはいろいろな方から質問が寄せられる。

ここでは、経営者からの質問をもとにケーススタディをいくつかあげてみた。

経営者としてどのように判断すればいいか、あなたはわかるだろうか?

自分がこの経営者になったつもりで、真剣に考えてみて頂きたい。

物販系中小企業の女性経営者から寄せられたリアルな質問

Q1:銀行から無期限低利子でお金を借りるために、具体的にどうやっていくのがいいのか教えてほしい

法人化して今年7月で5期目となりました。

1期目より少ないのですが下記のように納税しております。

話を聞く感じだと納税額が大きいほうが無期限低利息で貸してもらえそうな気がしております。

うちは今後伸びたとしても納税額は1,000万いかないくらいかなと思っております。

そのような規模でも、無期限低利子で貸してもらえるという望みはありますか?

1期目:40万、2期目:117万、3期目:302万、4期目:440万

Q 2:銀行から無期限低利子でお金を借りる望みがある場合

現在 郵便局、UFJに口座があり出入金に使用しておりますが、将来銀行からお金を借りるために口座開設してパイプをつくっておくべきお勧めの銀行はありますか?

もしくは、ここに口座をつくっても意味がないなどの基準やアドバイスがあれば教えてください。

Q3:銀行から無期限、低利子で借りるのが無理な場合

今までお金を借りた事が一度もなく、現在もとくに借りなくても会社は回っておりますが、とりあえず期限つきであってもお金を借りて返済し実績をつくった方がいいのでしょうか?

その場合、1年で返せる金額だったとしても3年など長い期間で返済した方がいいのでしょうか?

担当の税理士からは長期での返済がいいと言われました。

もちろん、貸してもらえる金額はその会社の内容によるとは思いますが、どれくらい借りるのがいいのか、最低ラインなど銀行としての判断基準はありますか?

質問内容は以上。

さて、このような状況の時、あなたなら経営者としてどのような判断を下すだろうか?

僕たちとしての回答を確認する前に、あなたなりの回答を想定してみて頂きたい。

ケーススタディは、効率的・効果的に学ぶ手段の1つなのだから。

僕たちの回答

Q1:銀行からお金を(無期限低利子で借りるために)
具体的にどうやっていくのがいいのか教えてほしい

法人化して今年7月で5期目となりました。

1期目より少ないのですが下記のように納税しております。

話を聞く感じだと納税額が大きいほうが
無期限低利息で貸してもらえそうな気がしております。

うちは今後伸びたとしても納税額は
1千万いかないくらいかなと思っております。

そのような規模でも望みはありますか。

1期目:40万、2期目:117万、3期目:302万、4期目:440万

Q1に対する回答

まず、この会社はすごくいい会社である。

ちゃんと納税額が、40万、117万、302万、440万、1,000万までいけるという計画が立っている。

ただ、無期限、低利子というのは、最初からこだわる必要はない。

ちなみに、1期目が赤字、2期目が赤字になっていても、3期目から黒字になっていれば大丈夫。

納税というのは、会社に利益が出ている証明になる。

国が唯一認めている、収入証明のようなもの。これは問題ない。

納税額がいくらかよりは会社の売上高、あとは黒字キャッシュフローかどうか?

というところがポイントだが、望みは十分ある!

Q2:望みがある場合

現在 郵便局、UFJに口座があり
出入金に使用しておりますが
将来 銀行からお金を借りるために口座開設して
パイプを作っておくべきお勧めの銀行はありますか。
もしくは ここに口座を作っても意味がないなど
基準もしくはアドバイスがあれば教えてください。

Q2に対する回答

この場合、郵便局とUFJ自体はメインに取引しても意味がない銀行である。

大手のメガバンクは、中小企業なんかまともに相手にしてくれない。

入金用としてはいい、お客さんや取引先にとって安心なので。

でも、郵便局やUFJに入金があったら、1日でも早く移動する。

移動したところで、大手のメガバンクの人たちは何も言わない。

そんな小さなレベルの送金、見ていないのだから。

その代わりに、パイプをつくっておくべきお薦めの銀行、メインのパートナーとして選択すべき銀行は、地方銀行や信用金庫。

メインバンクを決めて、口座を開設しよう。

Q3:無期限、低利子で借りるのが無理な場合

今までお金を借りた事が一度もなく
現在も特に借りなくても会社は回っておりますが、
とりあえず期限付きであっても
お金を借りて返済し実績を作った方がいいのかどうか?

その場合 1年で返せる金額だったとしても
3年など長い期間で返済した方がいいのか?

(担当の税理士からは長期で返済がいいと言われました)

勿論 貸してもらえる金額は
その会社の内容によるとは思いますが、
どれくらい借りるのがいいのか、
最低ラインなど銀行としての判断基準はありますか?

Q3に対する回答

「期限つきであってもお金を借りて、返済して実績をつくったほうがいいのかどうか?」についての回答は「YES」。

実績をつくったほうがいい。

「1年で返せる金額だったとしても、3年など長い期間で返済したほうがいいのか、担当の税理士からは長い期間で返済がいいと言われます」という質問だが、ここには2つ間違いがある。

1つ目の間違い。

それは、税理士に経営を相談していること。

公認会計士と税理士に、経営者として経営の相談をしてはいけない。

彼らは経営を知らない。

知っていると思い込んでいるかもしれない。

けれども、「物販大富豪の戦略術」に基づいた知識はゼロ。

たまに銀行の窓口に、税理士と一緒に行ってしまう経営者の方がいるが、これはアウト。

何か社会的信用があるみたいな感じで連れていって、「この人に全部、任せています!」という経営者がいるのだが、こういう経営者に銀行は金を貸さない。

なぜかというと、税理士を連れていく経営者は、「経営やお金のことはわかりません」と言っているようなものだから。

極端にいえば、経営者本人が「経営を放棄している」と受けとられてしまう。

そういう経営者に、銀行はお金を貸してくれない。

だから、税理士とか公認会計士などこの手の士業の人たちを、銀行には絶対一緒に連れて行ってはならない。

会社の経営がヤバくてどうしよう!! 

というネガティブな件の相談をしにいくのであれば仕方がないが、今回お話しした戦略術に基づくやり取りの中で、税理士と公認会計士を銀行に同行させることは一切やめて頂きたい。

もう1つの間違い。税理士のアドバイス。

これは間違っている(キッパリ)。

税理士にアドバイスを求めても、彼らはこういった通り一辺倒の回答しかできない。

でも、この質問をされた経営者ご本人は直感でわかっている。

今回のタイミングでは、とりあえず実績をつくったほうがいい。

だから、6か月以上1年未満で全額返済する形。

6か月未満だと短かすぎる。

6か月未満だと、銀行にメリットがないので喜ばない。

6か月以上1年未満で返済して実績をつくる必要がある。

さて、銀行融資の最低ラインはいくらなのか?

毎月の平均売上高の2倍ぐらい。

はじめての銀行融資では、まずは草野球レベルのスタートから着実に、法人として、経営者として、実績をつくっていけばいいのだ。

ちゃんと「返済してますよ!」という実績を積み重ねていった先に、僕たちの臨む境地がある。

以上、ケーススタディを含めて、銀行に愛されるはじめての銀行融資・準備篇。

はじめのステップ・・・それは、小さくも大きなステップ。

まずは、地道にキチンと始めましょうということ。

「物販大富豪の戦略術」としての、大きな絵図を胸のうちに秘めながらも、はじめは着実に一歩一歩踏みしめながら進めよう!

次は「銀行融資を受けたお金の再投資マニュアル」、いよいよクライマックス、ステージだ! 

経営者として誰もが憧れる「金利生活」に向けて、攻略法を公開していく!

【オフィス内でコッソリ確認する時などには「30日メール講座」版が便利】

【物販大富豪直伝の戦略術第26話/全30話】


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