借金は怖いですか?私はむしろ・・・○○なのですが。
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【帝】アベノミクスの時に現金を持ってたら貧乏になる理由

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本日も引き続き、元・銀行支店長経歴の法人審査部門長、K先生からお話を頂く。

年間あたり数兆円ほどを、銀行として、会社法人に対しての銀行融資の決済を行う。銀行本部奥の院とも、関所とも例えられる、法人向け融資審査部門のヘッドだった御方。

普段僕たち一般人では、絶対に聴けない類のお話が、今日も聴けてしまうので、引き続き集中して行こう。

【K先生が明かす投資戦略】

いにしえの円高の背景にあったものは?

ここでは、日本の過去を踏まえながら今から起こりつつあることについて説明します。

昨日孔明さんが配布していた、日銀の公式文書入手しましたか?

【日銀公式文書プレゼント】

昨日お話したKバズーカの内容は、日銀が公式文書として発表しています。

孔明さんが説明していたように、日銀は優しい王様です。

自分たちがやろうとしていることを公式文書として、つつみ隠さず、堂々と、僕たちに示してくれているのですから。

全く隠していないんですよ。

堂々と出しているんですよ。

でも日本人として、これに反応できないのが悲しいじゃないですか。

やはり反応してほしいと思うのです。

でも悲しいかな、日本人は多分反応できない。

孔明さんも言っていたように、みんな反応できないのです。

なぜなら、このサインがわからない。

そういう教育をされていないからなのです。

ですから、少なくとも僕の周りにいる方には、そういうチャンスをちゃんと捉えてほしいなと思っていたわけです。

ここで、ちょっと過去に遡ってお話したいと思います。

僕が銀行マンになった理由の1つでもあるので、少し時間をくださいね。

実は僕の家は貿易業、輸出をやっていました。

1944年、戦争がちょうど終わる1年前です。

この時にブレトン・ウッズという場所で・・・名前はどうでもいいのですが・・・ある会議が行われました。

それは、どんな会議か。

わかりやすくいうと戦後の親分を決める会議でした。

ここで決まったのが、20世紀はイギリスが親分、21世紀はアメリカが親分だよということだったのです。

「1オンス31ドル、金(きん)とドルを交換できますよ」ということが決まったのです。

孔明さんが「お金の創造にまつわる黒歴史」で説明しましたね。

金細工屋が金と交換できる預り証を発行したという、あれと同じことです。

「ドルは金(きん)と交換できる、31ドルが1オンスである」という取り決めをしたのです。

実は当時の金(きん)の7割から8割は、アメリカにあったのです。

だから、これからアメリカのドルが機軸通貨になると決めたのです。

ところがベトナム戦争があって、アメリカはお金が要って、しかたがなかった。

アメリカは最初、ベトナム戦争は3~4か月で勝てると思っていましたから、そんなにお金がかかると思っていなかったのですね。

ベトナムなんて、アメリカと比べれば小さな国じゃないですか。

だから爆弾を落としたら、すぐに終わると思っていたのですよ。

ところが、ベトナムは1,000年ぐらい中国をはじめとした隣国などからの侵略を受けていたので、抵抗戦争が非常に強いのです。

侵略戦争ではなく、抵抗戦争ね。

だから防衛する戦い方を非常によく知っていた。

結局、地下に潜って、アメリカが爆弾を落としても負けなかったのです。

アメリカは最後には金を使いまくり、金庫の中の金(きん)がなくなってしまったのです。

そして忘れもしない1971年8月15日。ある事件が起こります。

当時、大統領だったニクソンが、金(きん)とドルの交換を停止したのです。

なぜなら、金(きん)がアメリカの金庫からなくなってしまったから。

「もう、やめた。もう、俺、無理だよ」と。

これが世に言う「ニクソン・ショック」です。

その瞬間、何が起ったかというと、当時1ドル360円だったものが、2週間後には16%ぐらい落ちたのです。

ここからずっと奈落の底、円高が続きます。一時期、78円まで行きましたよね。

ニクソン・ショックは僕が小学校になったかならないかの時でしたが、この日のことを僕はニュースで見て画像だけは覚えています。

父親が「もうこれからは、輸出はだめになる」と言ったことも覚えています。

だから僕は跡を継がず、銀行に入ったわけです。

金(きん)とドルを交換停止したのが1971年の8月15日。

これで一方的に円高になりました。

そして時は過ぎ、アベノミクスの登場により、やっと円安に向かうわけですね。

当然、日銀がやることも円安に向かいます。

円を、お金の量を倍にするわけです。

・・・というのが、今までの流れです。

ちょっと大学のゼミナールのようですが、これは前フリです。

これからいよいよ本論に入っていきたいと思います。

日本国債は本当に危ないのかどうか?

あなたは巷で噂されている、日本国債は危ないと思っていますか? 

デフォルトしそうだ、国債が危ないと思っていないですか?

「1,000兆円、借金があるんだけど大丈夫なのだろうか?」と。

大丈夫です。日本国のバランスシートを知っていますか?

借金が1,000兆円あることご存じですね。

でも、あなたは日本に資産がいくらあるかご存じですか? 

負債があれば資産がある、やはり物事は、両方から見ないといけません。

多分、マスコミには言わないでしょうが、資産はだいたい500兆円から600兆円ぐらいです。

橋だとか道路とかが売れるかどうは別問題ですが、だいたいそのくらいです。

次に、日本の企業が持っている現金はどのくらいだと思いますか。

2013年3月期で日本の企業が持っている現金、キャッシュは約225兆円です。

では、個人金融資産はいくらでしょう?おおよそ1,500兆円です。

それから日本は世界一外国にお金を貸している国なのですが、貸している額から借りている額を引いた対外純資産というのが、300兆円ほどです。

日本って意外とお金持ちでしょ。

財務省は、日本国内に住んでいる日本人に対しては、負債しか言わないのです。

国債で借金がたくさんあることしか言わない。

でも国外に向けた場合は、資産の方を言うのです。

だから安全です。

それから国債の利回りは、今、だいたい10年もので0.7%ちょっとくらいです。低いです。

本当に危なかったら、平気で3%くらいになっています。

ただそうは言っても、この1,000兆円という借金は、普通に多い。

日本の一番の問題は、今、家計が赤字だということでしょ。

それはあなたも、わかっていると思います。

家計が赤字なので、普通に考えても1,000兆円って返せないですよね。

国民からの税金をあてに、ぼちぼちやっていたって。

それで、安倍さんがやろうとしていることは何かというと・・・。

現金を持ってたら貧乏になるという話

国策で何をやるか。

簡単にいうと、「現金を持っていたら貧乏になりますよ」という政策です。

インフレ政策ですから。

お金の量を2倍にするという話をしましたよね。

日銀が132兆円お金を創造する。

すると、お金の価値は半分になる。

普通なら・・・あくまでも机上の空論、数字上の話をしますけれど、1ドルが今100円としてこれが150円になるかどうかわからないけれど、仮に半分になったとしたら、どうなります?

  • 国の資産:500兆~600兆→ 250兆~300兆
  •  

  • 企業の資産:225兆→ 112.5兆
  • 個人金融資産:1,500兆→ 750兆

海外資産も倍にはならないとしても、だいたい400兆円ぐらいになる。

そして、借金が500兆円になる。

これがアベノミクスでやろうとしていることです。

単にバランスを取ろうとしているのです。

普通なら1,000兆円なんて返せないですからね。

だから現金を持っていたら貧乏になるということなのです。

それと同じで借金を持っていたら減ってしまうのです。

これが、今回の一連の話とつながってくるのです。

わかります?

だから今、一生懸命、借金を返そうっていうのはどうかなと思うのです。

僕と孔明さんが言っているのは「僕たちも国策に乗って同じことをやったほうがいいんじゃないですか?」ということなのです。

国策に立ち向かって生きていくのも別にいいですよ。

生き方としては全然OK。

それは個人の生き方ですから。

でも、「銀行の下僕(しもべ)になれば、もっとハッピーだよ」ということなのです。

正直言って、僕レベルでも企業を殺したりすることはできてしまうわけです。

わかりますよね。

僕がたとえば、一定の業種に対して融資をOKしなかったら、その業種は死んでしまいます。

日銀があって銀行があって企業があるので。

もちろん、そんなことはしませんけれど。

でも、そういうお金の世界の仕組みを孔明さんもずっとお話していますよね。

今後どういう身の処し方をしたらいいかというのは、ここまで学んだあなたならわかると思います。

誰が上司なのか。後ろ盾は誰にするべきなのか。

もう1回言います。

アベノミクスは現金を持っていたら貧乏になります。

これは、絶対にインプットしておいてください。

心で記憶です。

何かの案件があって迷った時に、絶対に思い出してください。

常識人が、たとえばテレビなどで経済評論家が、常識っぽいことを言います。

本当は非常識なのに、いかにも常識のように言うのです。

でも、経済学というのは本当はとてもわかりやすいのです。

本当なら数行で終わってしまいそうなものを、なぜか大学では複雑化している。

あえて何か、わからないように、わからないようにしているのではないかと思ってしまいますね。

              K

              
追伸

真田孔明よりお知らせ。

K先生のお話の中に出てきた、2013年一番のニュース。

4月4日付けで日本銀行が発表した「132兆円ふやしますよ!」。

正式名称は「量的・質的金融緩和」。

この公式文書をPDFファイルは、もう、入手できただろうか?

今日まで、「物販大富豪の戦略術」を読んだ「感想」。

「物販大富豪の戦略術」の実行に当たる意気込み。

専用フォームを通して、K先生と僕の2人に向けて、伝えて頂いた場合、折り返しのメールで対象のPDFファイルをプレゼントさせて頂く。

これからの戦略術を組む上でも、一番重要な根拠となる資料。

必ず入手して、何度も声を出して熟読して頂きたい。

世の中の様々なものが見えてくるはずだ!

【日銀公式文書プレゼント】

【オフィス内でコッソリ確認する時などには「30日メール講座」版が便利】

【物販大富豪直伝の戦略術第18話/全30話】


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