「地下ソサエティ」の謁見は深夜まで続く。場所をホテルラウンジに移して続く・・・北野会長がなぜ釣りとゴルフに勤しむのか?
「正直だったやつ、強気だったやつ、みんな飛んでいなくなった・・・。」「あの頃、集まって一緒に飲んでいた先輩経営者たちは一人もいなくなった。。。」北野会長は遠い目をしながら静かにおっしゃった。
しかし僕たちはその静寂の中に現実の厳しさを感じざるをえず、キンキンと身が引き締まる想いで、北野会長のお言葉に耳を傾けた。
なぜなら北野会長が明かしてくださったのは、バブル崩壊と、その後の「失われた20年」の時のことだったからだ・・・。
日本のバブル崩壊・・・1991年~1993年のバブル崩壊により1973年12月から続いた日本の高度安定成長期は終焉。
その後、「失われた20年」と呼ばれる低成長期に突入した。
1990年3月、大蔵省銀行局長から通達された、「土地関連融資の抑制について」(総量規制)に加えて、日本銀行による金融引き締めは急激なものとなり、信用収縮が一気に進んだ。
その結果末端では・・・銀行が、本来経営に問題がない会社に対しても、既存の融資を引き揚げる「貸し剥がし」を一斉に行った。
これまでが過剰に貸付していた・・・として、各銀行は強引な手法で貸し剥がしを徹底的に行った。
これが、日本の実体経済の中での、景気の悪化に拍車をかけたのだが・・・
銀行は各経営者に対して、突然に全額一括返済を求める他、それまで定期的に融資を繰り返して来たものを一方的に停止。そればかりか、
「今後も御社への融資を継続するために」
「当行の内部処理の都合で」
「新規・追加融資を纏めて一つの枠にするために」
などの嘘の説明をもって融資を一旦引き上げたところで前言を翻して融資に応じない、などの方法をも強行。
融資の約束を反故にされたとして訴訟に持ち込んでも、多くの場合「次の融資」は口約束でなされるため、決定的証拠に欠ける。
銀行の融資の判断が優先されることが大半で、結局経営者は泣き寝入りせざるを得ない。
最悪なケースでは、些細な理由をもって預金と融資を相殺して引き揚げる、など経営者から見て強引な手法が採られることもあったという。
強引な貸し剥がしにより運転資金を絶たれて倒産に追い込まれる会社が続出した。
これによって、かつてはイケイケドンドンで荒稼ぎしていた経営者も、そればかりか、実直にまじめにやっていた経営者も、周りの経営者たちが、軒並み潰れていったと言う・・・。
あの頃の僕はまだ、中・高校生・・・しかも僕の両親は、上場企業のサラリーマンと地方公務員教員職。
両親の収入や家庭環境には大きな変化も無かった・・・。
なので、バブル崩壊とはどんなものなのか?あまり実感がなかったのだが。。
実際に最前線でそれを体験した、戦士であられる北野会長の語るバブル崩壊は、僕の想像以上に残酷だった・・・。
直前までは得意気にビジネスや投資を語っていた経営者たちが軒並み潰れていく。。。
僕の脳裏には、いつか教科書で見た、戦後の焼け野原が広がっていた・・・。
そこで僕は疑問に思った。
北野会長は、経営の道に入られ、信用創造を活用した物販ビジネスを43年間も継続されている。
その間、ただの一度も、事業を飛ばしていないし、倒産させてもいない。
では、一体どうやって、そのような経営者にとっての地獄とも言える日々を乗り切ったのか?
本来問題の無い会社に対してさえ、銀行が強行に行う貸し剥がしをどのように乗り切ったのか?
失われた20年をどのように生きたのか?
「歴史は繰り返す」・・・とするならば、これは、「物販大富豪の戦略術」を遂行するにあたり、未来いつかは僕たちも直面するかもしれない惨劇かもしれないからだ。
僕はどうしても知りたくなり、北野会長に質問をぶつけさせて頂いた。
すると北野会長がおっしゃった・・・。
北野会長:
「オレは海で釣りと、山でゴルフ」をしていたから、助かった・・・。」
一同:
「えええええ?」
つい大きな声をだして驚いてしまうのは当然である。。。
さすがにこの間だけは、必死にビジネスをしていたのかと思いきや、釣りと、ゴルフをしていたのだと・・・。
海で釣りをしながら、山でゴルフをしながら、大自然と一体になり無心になって瞑想をしていたのだという。。
さらに深く、その時の様子を聴いて行く中で、一同唖然としてしまった。。。
99.99%以上の経営者たちがギブアップして行く中・・・実質的には内15年間。。。。北野会長が乗り切った方法。。。
これを具体的に聴いた僕たちは、何か「無形流の剣術奥義」のようなものを、体感してしまった・・・。
「勝つ必要は無いが、どんな時にも負けなければいい。。」
そんな感じで。。。
43年間、、、バブル崩壊後の「貸し剥がし」も乗り切り、一度も倒れることなく、ずっとビジネスを継続して来たお方はやはり普通では無い。。
僕たちもより「北野流剣術道場」で、北野会長流の「いなしの型」を習得しなければならない。。。
ちなみに、北野会長はビジネスで手足を動かすよりも、「瞑想」を重んじる。釣りを通して海に身を置く、ゴルフを通して山に身を置く。
そして一見遊んでいるように見えて、実はそうではなく、大自然の風(ルン)を感じながら、波の音や小鳥の鳴き声を感じながら、深く静かに瞑想をしながら、一つの事柄に関して真理をずっと何時間もかけて突き詰めていく。。。
瞑想から出した自分の答えを元に、慎重に次の行動に移る。
見た目の迫力のあるイケイケな感じとは真逆で、「瞑想」を活用された未来預言者の力を持つ。道教や密教の高僧そのもの。
陰陽の太極図そのまま・・・
北野会長:
「上海の空が青くなった。。。
ビルの上の黄色い突起が減ってきた。。。
音が鳴り止んだ。。。
だから中国の◯◯◯◯の株を買った。。。」
・・・こういうノリで、訪れた都市の空気や場を読む。
その結果株の世界でも次から次へと当てられているが、これなんかもまさに、高レベルの占術師や導師が使える技に他ならない・・・。
まさにマスターオブ賢者。北野会長とははじめてお会いした時から、何か命運のようなものを感じるが、以前(前世)は、実は北野会長はこの手の世界でのマスターで・・・。
今「地下ソサエティ」として集っている僕たちは、その弟子だったのかもしれない。。
追伸
ちなみに今回新たに参加された、M氏も会長と同じ風(ルン)マスター。
大自然の中でひたすら瞑想。旅の中で見た景色、出会った人たち。。風(ルン)から学んだ叡智を元に、組織を組成。。
直接の弟子500名、その下で啓蒙活動されている方が、3,000名。。
こんなすごい規模の組織を構築し維持できいるのは、聴いたこともない。。。
「門」を拝見させて頂いたが、なるほど・・・会長と同じ門だった。。。
いいな、陽創門。。。僕ももっと瞑想しないと。。でも僕の場合、瞑想が途中で妄想に変わってしまう。。笑
物販大富豪の戦略術の基礎は30日メール講座の中で掲載されている。
https://sanadakoumei.com/kindan-blog/
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…