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金持ち修羅さん、貧乏修羅さん

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金持ち修羅さん、貧乏修羅さん

ファーザーとP.Z.R.と僕の3人はシラチャの道をブラブラと歩いていた。
  
僕たちは、お腹がグーグー減ってきたので、ランチの場所を探している。
 
もともとファーザー行きつけの日本料理レストランがあったのだが、行ってみたら定休日。
 
どこか他に美味しそうなところは無いか、街なかを彷徨っていたのだ。

前方より明らかに日本人という2人のオジサマが歩いて来られた。

ファーザー「ここら辺で、ランチ食べるところあるのかね?」
  
尋ねると、お二方もこれからランチを食べに行くということで、一緒に連れて行ってもらうことにした。
 
聞けば、一人は74歳で、シラチャに部屋を一室購入したという。
 
もうひとりは、僕とそれほど変わらない年齢と思われる不動産屋の担当者さん。
 
5人で移動をはじめた僕たちはタイでは老舗系の日本料理レストランチェーン。「FUJIレストラン」に行くことになった。
 
僕たち3人が注文したのは焼き肉定食&シンハビール。
 
Kさんたち2人が注文したのは、サバ塩焼き定食&お茶。
 
ランチ会がスタートした。 
 
68歳のファーザー、74歳のKさん、
 
2人は共にただの一度も飛ばされることなく、生き残り続けて来られた「修羅の中の修羅」。
   
「どんな事業」をどのレベルでやっているのか?探り合いからはじまる。
   
P.Z.R.と僕は、お二方のお話を、一言たりとも逃すまいと耳を大きくして熱心に聞き入る。
  
不動産屋の担当者さんは、時折電話がかかって来ては、スマホを耳にペコペコ対応に追われている。

「修羅」同志による高次元の言葉遊び

  
初対面の修羅が対面した時、まずはじまるのが、お互いの状況の探り合い。
 
ものすごく高次元な、言霊が普通に飛び交う。
   
僕は、昔テレビの映画番組で視聴したゴジラ対モスラの闘いを見守る普通の人間たちの光景が脳裏に浮かんだ。
 
Kさんもファーザー同様に40年以上ずっと生き残り続けて来られた「修羅の中の修羅」。
  
発せられるひとことひとことが重い。
  
70歳超えのKさんは、東京の方で工場を営んでいると言う。
 
すでに中国にも自社工場を持っていて、日本と中国、3人いらっしゃるご子息様たちがお手伝いしていると。
 
今度、タイでも工場を出そうと、オーナー社長であるご自身が、直接拠点を構えて、準備を整えると言う。
 
おそらく客先は上場企業中心、相当大きな規模での事業を営んでいらっしゃることが容易に推測できる。
 
Kさん:「社長は何やってるの?」
 
ファーザー:「何もしてないよ。やること無いので、3週間シラチャに。」
 
・・・ここら辺から、Kさんの表情が徐々にこわばりはじめた。
  
舞台はお互いがどういう日常を送っているのか?「お遊びのお話」
 
先手で切り込んだのはKさん。
  
中国本土でいかに自分が公私ともに詳しいのかを雄弁に語られる。
   
Kさん:「社長は中国に行ったりするの?」
  
探りを入れる。
 
ファーザー:「昔から行っとる。」
 
ファーザーがこれまで、どの地域に行って来たのか文学的な言葉と共に語られる。
 
ファーザー:「・・・やることないんで。ずっとフラフラしてるんですヨ。」
  
サラリと言う。
 
・・・すると。。。
 
Kさんはファーザーの力量を察したようで、
 
Kさん:「うちは3人の息子たちが、まったくダメダメで、ずっと私が見てあげないとダメなんですよ。」
 
それに対してファーザーがひとこと、ふたこと。
  
段々と、会話の内容がファーザーへの「お悩み相談会」へと変化を遂げていった。
   
つまり、Kさんがファーザーに完全に敗北を認めた状態であること。
 
P.Z.R.と僕の2人は気づいてしまった。
 
不動産屋の担当者さんは、分かってるのか、分かってないのか、終始ニコニコしている。
 
Kさんは、共に経営者として生き残り続けて来られて。巷の常識で言えば、東京や海外で大きな工場を営んでいるKさんの方が、「成功者」っぽく見られることだろう。
  
けれども、実はそうで無いことは、他の誰よりもKさん御本人が一番良くご存知のようだった。
  
当然である。
 
Kさんの営んでいる会社がどれだけ規模が大きくなろうとも、Kさんはいまだ、自分が船の船長。
  
Kさんの状況

  • 自分が働いてないと会社が回らない状態

  • 後継者が育っていない状態

  • 自分の時間とお金の自由もあまり無い状態

Kさんは、タイタニック号のような大きな船の船長をしているが、
 
いつ氷山が来るのか?

嵐に遭遇するのか?

ずっとピリピリと神経を研ぎ澄ませ眉間にシワを寄せ続けた状態。
 
顔は人生の「履歴書」。表情にも、それが良く表れている。
   
一方ファーザーは、

  • 自分が3週間以上全く会社に行かなくとも、10の会社が勝手に回っている状態

  • 後継者が育っている状態

  • お金と時間の自由しか無い状態

船乗りや船長を完全に卒業して、陸の丘の上で空を見上げながらゆっくりと熱々のコーヒーをすすり飲んでいらっしゃる。
  
表情も終始たおやかなご様子。
 
Kさんも時折、一流のクンロクを語れるし、とても頭の良い方であり、背中に実績もあられる。  
 
数々の不況を乗り越え戦場に立ち続けている、凄いレベルの修羅であることには間違い無いのだが。
 
ファーザーとKさんご自身の間にある、圧倒的な差にすぐに気が付かれ、ファーザーに頭を垂れるまでに、それほど時間はかからなかった。
 
ファーザーは、「要」的なお言葉をいくつか文学的に発せられた。
 
Kさんは複雑な表情ながらもすぐに理解されたようだった。
  
Kさん:「あなたの名は・・・」
  
ファーザーは名を名乗り、互いにお礼を行って、それぞれの路へと戻っていく。
  
別れ際には満面の笑みを作っていたKさん、しかしスタスタと歩くその背中は、決して笑っていなかった。
  
その後、P.Z.R.と僕は、
 
「マジで凄いものをタイムリーで見てしまった!!」
 
「大人の闘い」の様子を興奮しながら財門的に分析しながら大はしゃぎ。
 
改めて僕たちがこれから目指すのは、どういう世界なのか?再確認するに至った。
 
P.Z.R.と僕は、「30代、40代で、金持ち修羅さん、貧乏修羅さんの違い、その要を学ぶことができてヨカッタ・・・。」と改めて思うのだった。
 

追伸

 
Kさんも相当な幸運の持ち主。
 
ファーザーとの偶然の出会い、ほんの90分間の語り合いによって、Kさんの時空の流れが変わったと思う。
  
奥様にも先立たれてしまっていると、鑑定士的に察することができるし。
 
お年も74歳だし、船長を努めている船が、大きくなりすぎて、これまで誰もKさんに、忠告やアドバイスができない状況が長く続いていたと推測できる。
  
Kさんはこれから、ファーザーから言われたことを、実行しようとするのでは無いかとも思う。
 
そして、船から降りる決意につながるのではないか・・・。
 
僕は個人的にKさんに訪れるミライを妄想した。
 
このように、偶然的に、必然的に、ファーザーと巡り合うことができた「幸運の持ち主」のその後の人生は、ドラマチックに変わっていく。
 
「5ポケッツ」+修羅の美学「百の言霊」(LINE@)
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