ジョホールバル入りされたファーザーの次女様とマスター長兄ヒロさん。
朝一で向かった先は、自宅コンドミニアム前のお洒落カフェ「JWC」。
朝8時半からオープン、コーヒーを飲みながら朝食メニューを堪能できる。
僕たちのジョホールバル物件の賃貸管理をお願いしているIKI社社長足利氏も加わり、海外留学を中心とした、教育論の熱い語り合いになった。
次女様がファーザーと過ごされた日々
長兄ヒロさんとは、僕が日本に一時帰国する度にお時間を頂戴している。
修羅の領域で闘える力、『成功シンドロームOS』を新たにインストールして使いこなせるべく、個別指導いただいている事もあり。既にその修羅たる力をよく存じ上げている。
ファーザーの次女様とは、過去に2回お会いしているが共にファーザーがご一緒だったこともあり、このような形で直接深く対話させて頂くのは、今回が初めてである。
しかし、語り始めてすぐに『成功シンドロームOS』を搭載されていらっしゃることがすぐに分かる。
どんなふうな教育を受ければ女性がこのように『成功シンドロームOS』を持てるのか?
次女様のファーザーと過ごされた日々を、振り返り語って頂くと。。
次女様:「将来お花屋になりたいな(^o^)」
ファーザー:「一輪売って10円の商売なんかしてどうする?」
夢を語る幼稚園児の次女様に真剣に商売をベースにした回答がズバリ。
女の子特有の「将来お姫様になりたい!」的な夢や希望を抱くことさえ許されず。ランチやディナーの時には常にビジネス・投資のお話。
クラスのみんながファミコンで遊んでいた時も。家に帰るとファーザーが、巨大なテレビ画面にセットされたファミコンを占拠して、ピコピコとリアルな株の売買をされている。。
(当時、ファミコンのファミリーベーシックで株式取引の売買ができた。)
次女様が部活でバレーボールをやっていた時も、スポーツ万能のファーザーが入ってこられ、
ファーザー:「そんなんじゃ試合に勝てない!こうやって返さないと!こうやって打たないと!」
まるで監督やコーチかの如く指導を始める。
次女様が地元の喫茶店にアルバイトしていた時も、
お客様:「オレ昔、ファーザーの舎弟だったんですよ!」
やんちゃそうなおじさんが嬉しそうに語りかけて来る。
武闘の道で、名を轟かせ、高校生時代には県下ナンバー1。
高校卒業と同時に、右からも、左からも、アッチからも、ドラフト一位でオファーが来る中、全てを蹴って「堅気な道」を歩むことを決断されたファーザー。
地元の同年代に、知らぬものはいない。
特別過ぎるご家庭で育ったこともあり、常に金融資本主義の「現実」と向かい合い続けることを家庭内で余儀なくされたとのこと。
無敗神話ファーザー一族の凄まじさを物語るエピソードをお聞かせ頂くに至った。
そんな次女様が学生時代に見極めた男。
それが、一流の修羅へと成長された、長兄ヒロさんということになる。
描いた「シアワセ」の輪郭からの逆算思考と共に、一流の
- 見極める力
- 育てる力
・・・を持たれている。
次女様に至っても女性特有の、夢や希望に溢れた浮ついたお話は皆無。
まさに女性版の『成功シンドロームOS』を搭載された「修羅」。
お子様の「サッカー留学」の裏側
「ファーザー一族」の中では、「適当な行動からは適当な結果しか生まれない」
という銘もあり、何をやるにも真剣勝負である。
例えば、次女様とヒロさんの長女様。
幼い頃の夢「お嫁さんになりたい!」を実現してもらうべく、「自分が一流にならないと一流の男を選べない」とのことから。
地元の進学校に通い、テニスで県下ナンバー2という物凄い運動神経具合を見せながらも、今年から、東京で誰もが知る某有名私立大学に進学された。
全て逆算して小学生時代から準備をはじめ、狙って掴み取った結果である。
次女様とヒロさんの長男様。
幼い頃の「サッカー選手になりたい!」の夢や希望を達成できる目標へと変えるべく、サッカーの世界での「修羅」の基準、「世界で活躍できる一流のプロサッカー選手」を目標に置いて、最初からスペインの有名クラブに留学。
同期には、今スーパースターとして活躍されるO選手と共に同じチームで練習に励まれていた。
しかし、ある年齢に到達した時、「世界で活躍できる一流のプロ」・・・からの逆算に基準が届かなかったと早々に見極めて、キッパリと、「プロサッカー選手」になる道から切り替えて一流大学進学の道。
なるほど・・・。
日本人プロサッカー選手の年俸を見ればわかるが。
- 香川真司:年譜6億5,000万円(海外チーム)
- 長谷部誠:年俸6億円(海外チーム)
- 酒井高徳:年俸5億3,000万円(海外チーム)
- 本田圭佑:年俸4億5,000万円(海外チーム)
- 岡崎慎司:年俸4億5,000万円(海外チーム)
- 長友佑都:年俸4億3,000万円(海外チーム)
- 吉田麻也:年俸3億9,000万円(海外チーム)
- 大迫勇也:年俸1億8,000万円(海外チーム)
- 武藤嘉紀:年俸1億3,400万円(海外チーム)
- 酒井宏樹:年俸1億2000万円(海外チーム)
・・・という形で、プロサッカー選手の世界で修羅になるためには、中途半端に 日本のJリーグでプロとして活躍しているだけではダメで。
「世界で活躍できるプロサッカー選手」になれないとダメということが年収を数値化すると分かる。
子供の頃はいくらでも夢や希望を抱いてもらって構わない。
でも15歳の大人になる前に、それが「現実」に変えられるかどうか見極めないと。
逆算してこの基準値に達しないのなら、「サッカーを趣味」として続けるのは自由だけど。
「プロは目指さない」。
その後、長男様は、ハワイに留学して英語を習得。
入学するのも困難な、日本のトップの超有名インターナショナルハイスクールに転校して今日に至る。
ちなみに、この手の海外のサッカー留学では、基準がハッキリしているにも関わらず、
未だに、高校生や大学生の日本人が、「プロサッカー選手」を目指して、留学に来られるとのことだが。
次女様&ヒロさんから言わせれば、「夢や希望だけを追いかけていて、全く逆算できてない場合が多い」とのこと。
枝葉から積み上げる形で、長い年月賭けて頑張り続けた結果、サッカーの世界での修羅、「世界で活躍できる一流のプロサッカー選手」になれなかったらどうするのか?と。
サッカーも中途半端、語学も勉強も中途半端、
何も狙って勝ち取ることができない、中途半端な人になってしまう恐れが多いとのこと。
幼稚園生や小学生の内は、
「将来お姫様になりたい!」
「将来お花屋さんになりたい!」
「将来サッカー選手になりたい!」
「将来プロゴルファーになりたい!」
・・・などなどの夢や希望は大いに抱いてもらってよいが。高校生や大学生になったら、「現実」を直視しないと・・・。
とおっしゃられるが、言われて見れば全て納得である。
「目指せお勉強以外の道でプロ!」の過酷なリアル
今の時代、日本では「お勉強以外の道を!」ということで、両親も応援する形で、
- プロゴルファー選手
- プロサッカー選手
- プロテニス選手
- プロ音楽演奏家
- プロ将棋棋士
・・・などなど、プロとして好きを仕事に夢や希望を抱き、子供の内から頑張っている親子が沢山いるが。
早い段階で、夢や希望で終わるのか?
実現可能なのか?
見極めることができないととても危険な事だという。
遅くとも15歳になった時点では。
例えば、スポーツ・音楽・絵画など、能力の世界で天才的な能力を発揮して、プロになれたとする。
しかし、金融資本主義の世界で修羅になるということは、その道で、テレビ、新聞、雑誌、インターネットマスコミにも取り上げられまくり、日本の誰でも知っているレベルになって来る。
しかし、能力の世界では、果たして毎年何人が修羅になれているのか?
例えば、プロテニスプレイヤーでは、歴代でも松岡修造、伊達公子、錦織圭の3人位しか知らない。
音楽演奏家では、歴代でもバイオリニストの葉加瀬太郎1人しか知らない。
それぞれの世界で、毎年たったの1人も出てこない過酷な世界。
能力の世界では、当たり前のように日本一位になってないとダメ。
日本一になっていたとしても、種目によっては永遠に修羅になれない。
例えば、僕が高校大学と7年間頑張り続けていたアメフトでは、日本一になっても修羅にはなれない。
僕の場合も、逆算から考えることができず、プロにもなれないし、修羅にもなれない道で、膨大な時間と労力を費やして、一生懸命頑張り続けていたことになる。。
いつの間にか日本でプロができていた素人目でアメフトに似たスポーツラグビーの世界。
仮に頑張って、プロラグビー選手になれたとして、
1位:五郎丸歩:2016年に1億9,000万円
・・・と「億り人」になられてるようだが、その後の継続ができているかは不明。
2位:山田章仁:年収3,000万円
3位:田中史朗:年収1,500万円~2,000万円
・・・日本の10本の指に入っても、修羅かどうかには疑問が残る。
天才的な能力を持っていても、金融資本主義の世界では、修羅になることはできない厳しい現実。
目を閉じて描く「シアワセ」の輪郭は人それぞれだし、誰が何に頑張っても自由は自由であるが、
「お金」というところから逆算してしまうと、見えてきてしまうリアル。
子供の頃は「ウルトラマンになりたい!」「お姫様になりたい!」大いに夢や希望を抱いてもらっても結構だが。
15歳になった時には、夢や希望を達成できる目標に。
金融資本主義の世界で「修羅」になることを逆算できてないと、
結果的に、大人になった時、好きな家にも住めないし、好きな車にも乗れない、子供に好きな学校にも行かせられない。
人生の選択肢が無くなってしまうリアルが待ち受けているということ。
かつて・・・
僕が抱いていた「お金持ちの2代目」は、漫画『おぼっちゃまくん』のような、「1日1分、3日で3分」しか頑張れないような方々。。
「金で解決 ぶぁいYai Yai♪」
という漫画から来た先入観は、完全に崩壊。
ファーザー一族は、2代目も、3代目も、「どんな船も必ず沈む」とてつもない危機感を持ち、手に入れにくいものを狙って手に入れられる『成功シンドロームOS』の持ち主たちだった。
世の中の大多数の「お金がない・・・」と嘆く方々が
「明日やればいいや・・・」
「いつかはキット私も・・・」
と先延ばしながら、枝葉だけを見ている日々を送っているのに。
元々お金持ちの方々が「欲しいものは何でもできる限り早く狙って手に入れる!」常に夢や希望を達成できる目標に変えて、妥協なく真剣勝負な日々を送ってしまっている。
これでは、お金持ちはさらにお金持ちに、貧乏はさらに貧乏に、差は開く一方だ・・・。
改めて実感させられる朝だった。
「5ポケッツ」&修羅の美学「百の言霊」(LINE@)
https://kitasociety.com/lp/5pockets_line2/
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…