「御朱印」をご存知だろうか?
「御朱印(ごしゅいん)」とは、主に日本の寺院や神社において、参拝者向けに押印(おういん)される印象および印影のこと。
複数の朱印の印影を集めることを集印といい、朱印を押印し、集印するための専用の帳面を「御朱印帳」と呼ぶ。
日本では、駅の「スタンプラリー」など、主に観光目的の記念スタンプが盛んに行われているが、「記念スタンプ」などとは違い、寺社の職員や僧侶、神職、氏子などの手によって押印し、基本的に、参拝者が自分で自由には押印できない。
その際、単に印を押すだけでなく、黒墨による毛筆書きで、神社名、神仏名、参拝日などの文字が書かれてることも多く、その墨書(すみがき)含めて「御朱印」と呼ばれている。
実は「令和元年」を記念して新たに家族で始めた趣味が「御朱印」集めである。
元号が「令和」に変わったことにより、ブームが密かに加熱した「御朱印集め」。
ただし、そのブームに乗ったのがキッカケではない。
妻と一緒に、大富豪ファーザーの本拠地にお邪魔した際、ファーザーの奥様、マスターヒロさんの奥様が、趣味として「御朱印集め」を続けていらっしゃるとお伺いした。
実際に、長年に渡り生き残り続けた成功者のお話には、必ず意味がある。
と、大富豪ファーザー一族フリークな僕の、センサーにビンビン来た。
僕は四柱推命鑑定士であるので、陰陽五行対策等の関係で、元々寺院や神社を活用することがあったが、「御朱印」は完全に盲点だった。。
急いで、2人の娘たちも参加してる「家族チャット」に、「御朱印集め始めるよ!」と入れたところ。
陽創門の長女も、「私もそれ前から気になっていた!」と直ちに反応が返ってきたので。早速4人で、「御朱印集め」を始める具体的な算段を立て始めたのだ。
重要なのは、まずどこの寺院や神社から「御朱印集め」に乗り出すのか?
神奈川県横浜市生まれ&育ちの僕の一族としては、真っ先に脳裏に浮かぶのは、小中学校時代の、遠足や修学旅行の類にも必ず組み込まれることになる。
神奈川県鎌倉市にある『鶴岡八幡宮』一択!
源頼朝が、鎌倉幕府を開いた際の幕府の中枢となる施設の一つとして位置づけられていた過去があり、江戸幕府時代も庇護を受けていた由緒正しき神社。
陰陽五行に基づくと、僕の守り十二支でもある水行の亥(いのしし)のご加護もある。
(僕のプロフィール写真にも水行の亥(いのしし))
早速、4人全員が集結できる日程を確認して、「ニッポンレンタカー」を予約。
4名それぞれ別々のデザインの「御朱印帳」を購入し、「御朱印集め」への準備。
「いざ!鎌倉へ!※」
(※鎌倉幕府に重大事が起こると御家人が鎌倉へと駆けつけたことからできた有名な言葉より。)
プリウス@ニッポンレンタカー
日本では車を持っていない僕は「ニッポンレンタカー」で「プリウス」を予約。
朝9時に出発する形で、家族を乗せて鎌倉方面へ。
途中高速道路の経路を間違えてしまったり、高速チケットを取らなければならない料金所で、そのままスルーして走っていってしまったり。慣れない日本の運転で本来40分位で到着するところに、1時間以上かかってしまったが。
無事『鶴岡八幡宮』に到着。
近くの駐車場にプリウスを停車、徒歩で『鶴岡八幡宮』へと向かった。
「御朱印集め」は「スタンプラリー」に非ず
「御朱印集め」で留意しないとならないことは、本来の目的は「スタンプラリー」のようなものではないこと。
だから、寺院や神社に到着するなり、ダッシュで「御朱印処」駆け込んで「御朱印」だけゲットして、直ちに帰る・・・。ということはNG。
「御朱印」はあくまでも「お参りの証」なのだから。
ゆえに、寺院や神社によっては先に御朱印帳を預けるところもある。
また、ノートや手帳、パンフレットの空欄などに、「御朱印」を頂こうとしてはだめ。
あくまでも、「御朱印」専用の「御朱印帳」を持参することが求められる。
陰陽五行に基づく「お参り」の法則
「参拝」の際、注意事項がある。
もしも「修羅」として、「参拝」をする場合は、大多数の方々と同じ方法で参拝してはならない。
神社などで「参拝」する時、「願い事」をする人たちの、その願いが叶えられることはない。
巷の大多数の参拝者たちは、財布から取り出した僅かなお賽銭を投げて、両手を合わせて目を閉じて、その時ばかり従順な神様の下僕(しもべ)のように成り下がり、懸命にお願い。。
「◯◯◯なりますように!」
「◯◯◯なりますように!」
「◯◯◯なりますように!」
これは全く意味が無い。
「修羅」として、陰陽五行に則り、「参拝」の力を自分の力にするためには、「神様」に対して「お願い」をしに行くのではなく。
「地下ソサエティ」メンバーが、「鷹」や「銀行」に「挨拶」目的だけに行くのと同じように。
神様に対して「挨拶」。「ありがとう!」を言いに行く。
そして、「ありがとう!」の気持ちを、それに該当する、お札(さつ)=お礼(れい)として、賽銭箱に投げ入れる。
すると・・・
神様たちから見ると、沢山の願掛(がんかけ)しに来る人たちの中で、お礼(れい・さつ)を言っている人だけが、キラリと目に留まるようになる。
神様も、毎回毎回、叶えられるかどうかも分からない、「願い事」ばかり一方的にされても、うっとうしいのだ。
・お金持ちになりたい!
・モテルようになりたい!
・健康になりたい!
・勉強ができるようになりたい!
神様:「ハア?一方的に、願い事ばかり言ってくんなよ!」
・・・という感じになる。
そんな中で、愚直に「お礼(れい・さつ)」だけを目的に来る人がいると、神様も嬉しいのだ。
当然ながら万物は、うっとうしいものを後回しに、嬉しいものから先に対応される。
「神社の参拝-神視点-」
願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛
願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛
願掛願掛願掛 お礼 願掛願掛願掛願掛
願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛
願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛願掛
「御礼」だけをする人だけ目立つ。
すると、不思議なことに、神は様々な兆しを、くれるようになるわけである。
新たな兆しが起こったりその答えを持った人間に、巡り合わせてくれたり、必要な、情報であったり、モノであったりを、もたらせてくれることに気づく。
これは、金融資本主義の今の時代でも通用する「参拝」の方法であるから。
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神様への願い事×
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神様への挨拶(御礼)◯
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神様への質問◯
・・・という方程式だけ、頭のなかにいれて、活用頂けると嬉しい。
沢山の参拝客の中で、相対的に有利な状態になれるから。
「御朱印」の黒墨毛筆の手書きに感動
『鶴岡八幡宮』にて参拝を終えた僕たちは、「御朱印」を頂戴しに、「御朱印処」へ。
新品の「御朱印帳」を差し出すのは、いかにもチェリーっぽくて恥ずかしくもあったが、
「つつしんで参拝させていただきました」
という気持ちと共に、「御朱印帳」を差し出す。
流石は人気の『鶴岡八幡宮』、「御朱印」だけでも、4名体制で対応。
家族4人それぞれ、別々の方々に対応頂いた。
ここで驚かされる・・・というか感動があるのが、何と言っても、単にスタンプを押すだけでなく黒墨毛筆の手書きであること。
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神紋:神社毎に古くから伝わる紋。
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神社の名前の印:古代中国の書体を使う場合が多い。
を赤いスタンプで、押した後で、
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奉拝(ほうはい):つつしんで参拝させて頂きました。という意味。
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神社名:朱印の上に神社の名前や、御祭神の名前が墨書きされる。
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お参りした日付
・・・サラサラと達人的な具合で、目の前で毛筆書きされる。
「ありがたや~!」
という気持ちで満たされる。
妻も娘たちも、とても喜んでいて、それぞれの「御朱印」を見せ合いっこしたのは言うまでもない。
『鶴岡八幡宮』の「御朱印代」は500円。
※御朱印 受付時間8時半~16時半(季節により異なる)
お金をお支払いする価値を感じた。
『宝戒寺』の御朱印
ランチとして、クーラーに涼みがてら、『鶴岡八幡宮』の近所にあった、お蕎麦を食べながら、次にどこの神社に行くかを、再検討の作戦会議する僕たち。
僕ひとりであれば、10神社位回りまくりそうだが。
超真夏日・炎天下の日本は暑すぎて、女性3人ということもあり、あまり無理をしすぎても、良い記憶にならないので、後1つだけ、近隣の神社に「御朱印」をもらいに行くことにした。
次の行き先は『鶴岡八幡宮』から徒歩5分のところにある『宝戒寺』。
『宝戒寺』は、知名度はかなり低めであるが、歴史ある寺院の一つ。
境内には、歴史を感じさせられる建造物があり、美しい花が咲くなどみどころがある。
鎌倉幕府最後の執権である自害した北条一族の慰霊を目的として、後醍醐天皇の命により、足利尊氏が建立した。
宝戒寺の参拝時間は、8時から16時30分。
拝観料は、小学生・中学生が100円で高校生以上が200円。
4人分合計700円をお支払いして境内へ。
参拝が終わった後、本堂内にある事務所で御朱印を頂くことが可能。
御朱印代は300円。
鎌倉幕府にまつわる『鶴岡八幡宮』と、鎌倉幕府滅亡にまつわる『宝戒寺』。
栄華と滅亡、両方を感じさせられて、「修羅の道」と重ね合わせ感慨深いものがあった。
終了後は、再び「プリウス@レンタカー」に乗り込み、江ノ島の海外沿い&江ノ島内をドライブした後、なんかいつの間にか、江ノ島が「ハワイ風」になってきたな。。と思いながらも、
「プリウス@レンタカー」を県立湘南海岸公園駐車場に停めて、『新江ノ島水族館』へ。
ここでは、約600種類・約2万7,000匹もの海の生き物を見ることができる。
いつの間にか名称に「新」とついていたが、開館から50周年の2004年に改装して「新」になったようだ。
僕たちが香港に移住した後なので、僕が子供の頃知っている『江ノ島水族館』とは違う。
1,000人収容できるスタジアムで観る「イルカショー」をはじめ、「ペンギンショー」「サメのタッチコーナー」など、普通の水族館とはひと味も違う参加型アクティビティもあり。娘たちも大満足のご様子だった。
『鎌倉鶴岡八幡宮』に『新・江ノ島水族館』
神奈川県民なら、誰もが行ったことがある定番的な観光コースだったが、自分たちが大人になって子供たちも大きくなって改めて訪れてみるといろいろな感動がある。
『御朱印集め』からはじまる新たな日本巡りの旅は、こうしてはじまったのだった。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…