ドヤれると言うことは、「満足領域」を「現状維持」に置いているということ。
すると、泥舟に乗ったままオールを漕がない如く、海の底に向かって、斜めにゆっくりと沈んでいく。
沈むことが分かっている船を、女性たちは敏感に感じ取る。
だから一目散に逃げる・・・。
ゴゴゴ
鑑定会の中でも、「旦那が稼げるようになってから離婚した。なぜならドヤり出したから・・・。」・・・という相談事、本当に多い。
「大して稼げて無いのになぜかドヤって私の言うこと聞かない!マジ、コロしたい!」・・・も、多すぎる。
一生懸命努力して、「修羅」になりかけたとしても。それが結果として「フコウ」の3文字につながる典型。
なぜドヤッキー化現象が発生するのか?
なぜドヤッキーから女性が逃げるのか?
結果ドヤッキーはそのまま放置すると「飛んでイスタンブール」になるのか?
言語化によりメカニズムを解き明かしたい。
「満足領域」を「現状維持」にするとドヤる
人はどんな時にドヤれるのだろうか?
それは、「満足領域」を「現状維持」に置いた瞬間。
今いる地点が居心地が良いからと、「現状維持」した時から、どんなに優れた「修羅の資質」を持った者だとしても。たちまち、輝きを失ってしまう。
時流に乗った、誰かの助けを得た、受動的な成功、偶然の成功によって、自分が当初、夢や希望としてなんとなく抱いていた「満足領域」にたまたま達してしまう。
すると、
「オレって凄い!」「ドヤルギー」が沸き起こる。
本来アンカーポイントを前方に能動的に置いて、到達すべく行動できる者ならば。現時点からアンカーポイントに向かう経路に、狙って「ドヤッキーを振る舞う」が見当たらなければ、「ドヤッキー化」するなどということはありえない。
でも、「満足領域」を現状に置いている状態や、そもそも今の時点に到達したのが、受動的な偶然の成功によるものだとそれが全く見えない。
「オレはここで満足してるのだから、誰にも邪魔されたくない!」
自分に対して、苦言を提唱してくださる方々。
本来一番大切にしなければならない方々の言葉は耳にさえ届かない。
「凄いですね!」
「流石ですね!」
「天才ですね!」
自分を褒め称えてくれる方々ばかりを周りに置こうとする。
肩を回して歩き、声は大きくなっているにも関わらず、その目の輝きは鈍くどこか怯えている状態という矛盾。
自分の地位を脅かそうとする者が現れようものなら、強烈な嫉妬の心をむき出しに、全力でこれを排除しようとする。
長く日の目を見なかったうだつの上がらない人生を送り続けてしまった方ほど、受動的な偶然の成功的に、「満足領域」に達してしまった瞬間、
その後に新たなアンカーポイントを見つけることができないと。
受動を能動に切り替えることができないと。
たちまちドヤッキーへと変貌を遂げてしまう。
海の底に向かって斜めにゆっくり沈んで行く
「満足領域」を達成した者たちの多くは。自分が置かれている状況を見誤りがちになる。
自分が、泥舟に乗って、海に出航していたのも忘れ。あたかも、大きく頑丈な船に乗っていると勘違いしてしまう。
「満足領域」が「現状維持」。
するとオールを必死に漕ぐことを忘れ、海の真ん中にも関わらず、その場で停泊。
本来必死にオールを漕がないと泥舟は沈む。
すると・・・推進力を失った泥舟は、海の底に向かって、ゆっくりと斜めに沈んでいく。
本能的に沈む泥舟から女性は逃げる
ヒトの陰陽太極。
女性というものは、男性と比べると、自分自身のミライにアンカーポイントを置くことが苦手な傾向がある。
けれども、隣りにいる男性のアンカーポイントは本能的によくよく見える能力が高い。
ドヤッキー化してる状態の男。
その男の「満足領域」が「現状維持」。
ミライにアンカーポイントを置くこと無く「推進力を失った泥舟」である状態がよくよく見える。
このまま一緒に泥舟に乗ったままの状態だと、男と一緒に自分も海の底に向かって、ゆっくりと斜めに沈んでいくことは火を見るより明らかなので。女性は一目散に推進力を失った泥舟から退散。
先に先にアンカーポイントを置き続け前進続けている船や、しっかりと丈夫な船に、乗り移ろうとするのである。
人類史20万年の中で培った女性の本能によって。
ドヤッキーを褒め称えるのは詐欺師だけ
ちなみに、「推進力を失った泥舟」に、なぜか乗り込んでくる者たちがいる。
男から金品を巻き上げようとするプロの女性と、詐欺師たち。
彼らの概念は至ってシンプル。
どうせこの男は、「推進力を失った泥舟」に乗ったまま、ゆっくりと海の底に向かって沈んで行くのだから。その前に、私が、オレが、金目のものをもらっておこう・・・
その方が世の中の・・・いや、自分の役に立つと。
だから、甘い言葉をささやき続け、さらに男を盲目化させたり、判断力を喪失させて。「泥舟」が傾き海面より下に沈もうとした瞬間に、金目の物を奪取。
パっと雲隠れするかのごとく、どこかに消えていってしまう。
または、別にこいつが、泥舟に乗ったまま海底に沈もうがどうが、どっちでも良いという者たちも、見世物小屋の「おもしろ動物」を見るかの如く、泥舟に乗って沈む様子を傍観している。
皆さんの思惑通り、「推進力を失った泥舟」は海の底に沈んでいく。
これが、ドヤッキー化した男が、「飛んでイスタンブール」になるメカニズム。
気がつけば海の底にいた僕
かつての僕も、気がつけばいつの間にか、海の底に沈んでいたことがある。
ブクブク。ゴボッ!
海の底で息苦しさを感じながら、薄れゆく意識の中で、
「一体どうしてこんなことになってしまったのだろう?」
走馬灯のように考えていた。
そんな時、ラッキーなことに、そんな状態の僕の目の前に、海上から一本のロープが垂れてきた。
藁をも掴む思いで、目の前のロープを握りしめ、必死に手繰り寄せて行くと、僕は海上に出ることができた。
太陽の光がまぶしく感じた。
ふと気づくと、僕の目の前には大きく頑丈な船が停泊していた。
船の上から海底に向かってロープを投げてくれていたのは、漁業科高校出身の大富豪ファーザーだった。
以降僕は、大富豪ファーザーの巨船のクルーとして。オール漕ぎから出直すことにして今日に至る。
そんな僕だから分かることがある。
強くお伝えしたいことがある。
小さな泥舟に乗った僕たちにとって、「満足領域」を「現状維持」に置いた状態は、ドヤッキー化することは、致命傷とも言える。
アンカーポイントをどうやって探すのか?
アンカーポイントをどうやって置くのか?
どうやってアンカーポイントに向かうための設計図を書いたり、その材料となる情報を集めたりできるのか?
かつての僕のように、中途半端なところを「満足領域」として。アンカーポイントを喪失。
ターゲットロス状態。
推進力を失っている状態に陥っている方々に、どうしてお伝えしたいことがある。
追伸
「5ポケッツ」+修羅の美学「百の言霊」(LINE@)
https://kitasociety.com/lp/5pockets_line2/
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