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僕たちは2019年に変わった。あの時気づいてしまったことは・・・

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僕たちは2019年に変わった。あの時気づいてしまったことは・・・

タイ人経営者たちとの商談、26歳の頃から行っていた僕。
 
タイ全土に広がるヒット商品を数多く排出したことがある。
  
けれども当時は、あくまでも日本の東証一部上場メーカーの社員という、会社の看板を背負った状態。
 
客先とのアポイントメントも、20代の僕でも容易に取ることができた。
   
しかし40代になった今ではどうだろうか?

僕には、会社の看板というものは無い。
 
会社法人などあっても、その存在は無きに等しい。
 
会社法人が刻まれた名刺さえ誰も欲しがらない。
  
あくまでも、僕個人として商談に望まなければならない。
  
背景にある会社の看板がある上での、自分自身の実力。
 
会社のタイトルホルダーの時は、お客様がチヤホヤしてくれても、ひとたび会社を退社してしまえば、

自分の実力など、ピーナッツ程度などしか無く、プチッと音を立てて潰されてしまうこと、知らない場合が多い。
 
ココらへんよく、上場企業に勤務していたサラサラリーマンが勘違いしがちな部分。
  
果たして、会社の知名度も、肩書きもとまともに無し。

マレーシア滞在中、週の内4日は昼間っからゴルフに行ってしまう。
 
一見するとニートとも思われる位の今の僕との商談にまともに取り合ってくださるのだろうか?
 
別の意味での不安が入り混じった状態で望んだ、実に12年ぶりのタイの某企業のオーナー社長ミスターRとの商談。
   
UCCコーヒーで待ち合わせ。
 
ミスターRとは、15年前から存じ上げているが、今回対面するのは12年ぶり。
 
ミスターR:「孔明さん、事前にもらった情報を元に既存の大手企業に勝てるかどうか調査したけれども。あなたの提案通りこれから参入しても我々に勝てる点がある。是非一緒に取り組み開始しましょう!(英語)」
 
ミスターRは、提案を快諾下さった。
 
ガッチリと握手。
  
・・・ということで、まずは一歩だけであるが、これから立ち上げる新規ビジネスの足がかりを掴んだことになる。
 
ミスターRは、タイの東大にあたる大学を卒業後。着実な経営方針で、事業を継続されている。
 
タイ国内のテレビ局・マスコミにも精通。
 
これからの僕にとって必要なパーツの持ち主。
 
15時からスタートしたミーティング。
 
その後、街なかに繰り出し市場視察。
 
深夜23時頃までバンコクの街をスカイトレインBTSを乗り降りしながら練り歩きながら、熱く語り合った。
  
40代の僕は、お金を稼ぐ目的でビジネスをしないと決めた。
 
もっともっと大切なもののことのためにビジネスをする。

僕の娘たちの代、その先の日本を見据えたビジネスを構築すべく、過去の失敗を糧に、二度と同じ過ちをしないよう。着実に進めていく所存。
 
大富豪ファーザーとお会いし、直接教わりはじめて約7年以上が経過。
 
長兄ヒロさんの経営プロデュースも加わり、僕自身が残りの人生の中でやるべきことが、ドンドン明確化される中。
  
数々の訓えを形に。夢や希望を、達成できる具体的な目標に変えるため、ゆっくりスタート。
 
この際、タバコの箱を立てた状態で上に積み上げて行くようなこともしない。
  
なぜなら、ほんのちょっとの横風が吹いただけで、音を立てて崩れてしまうから。
 
僕の活動の先に、上場は無い。
  
あくまでも、タバコの箱を寢かせて並べて行くビジネス・・・。
 
僕の場合は更に小さく「マッチ箱」を寝かせて並べて行くようなビジネスを構築して行きたい。
 
誰も気づかない、けれども世の中の潤滑油的な形で日常の中に静かに溶け込んでいる。
 
誰も気づかない、けれども世の中の潤滑油的な形で日常の中に静かに溶け込んでいるそんなビジネスを。
  
ミスターRは、帰りの日にも空港に「一緒に食事をしよう!」と、再び会いに来てくださると言う。
   
タイバンコクから、シラチャに移動。
 
既に2週間前からシラチャに入られているファーザーと合流。
 
贅沢にも、ファーザーと一週間ご一緒させて頂く。
 
その中でも、「要」に当たる部分を、ご相談させて頂こうと考えている。
 
僕の場合、12年間労働者を経験。
 
副業ゆえ、労働者期間と重なっているが、労働経営者を約18年経験。
 
40代の僕は、労働者の面、労働経営者の面を持ちながらも。
 
40代、50代、残りの2タームしかない貴重な時間を使って、経営者としての面を持つこと再び挑戦。
    
2011年、2012年にも一度は挑戦していたのだが、まったく検討違いなことをしていて、逆に億単位の「飛んでイスタンブール」になってしまった。
 
あの頃の僕は、根本的な部分を知らない状態だった。
 
けれどもあれから、泥船に乗ったまま、ゆっくりと斜めに海の底に沈んでしまい。
  
ブクブク、ブクブク。
 
スイミーたちと戯れながら。海底人として、ヒッソリと生きて来た。
  
海の底で、ゆっくりと考えた。
 
どうしてこうなってしまったのだろう?
 
僕はどうすれば良かったのだろう?
 
そして、ファーザーの訓えの中に、その答えを見出した。
 
ファーザーのように、多くの雇用を生み出し貢献ができる。
 
そんなビジネスを手掛けようと。
 
「世のため、人のため、自分のため」
  
今、ファーザーの言霊の意味が、心に染み入る。
 
最初ファーザーから聴いた時とは、全く違う光景が、この三角形から浮かび上がる。
 
ちなみに、同じく「地下」のP.Z.R.もよく僕の講演に来て頂いたり。先日も日本で、長兄ヒロさんから、10時間に渡りレクチャー頂いたこともあり。

この言葉の重要性や重みに気づいてしまったようで。最近、僕たち2人の会話の内容が、全く以前とは違ってしまった。
 
すると、ファーザーのお話からも、今までとは全く違った世界が見えてくる。
  
2019年は僕たちにとっての元年になる。

70歳になったミライの僕が過去を振り返った時。
 
「僕たちは2019年に変わった、あの時気づいてしまったことは・・・」
 
明らかに、そう言える年になる。
 
海の底でブクブクしていた僕に、再び太陽の陽が当たる地表に引き上げて下さったファーザーと長兄ヒロさんには本当に感謝である。
 
さて、P.Z.R.と共に、ファーザーの待つ、タイのシラチャに移動します。


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