僕たち日本人・・・
世界の先進国から見た時、
全国民平均的に特に弱いのが、
「金融工学」の部分である。
その証拠に、
日本から生まれた「金融派生商品」というものは、
本当に少ない。
むしろ皆無ではないか?
日本で主流になっている「金融派生商品」の大部分は、
アメリカで生まれ、アメリカから日本に持ち込まれている。
日本は物づくりの分野では有名だし、
日本自身が「物づくりの日本」として誇りに思っている。
けれども、
世界でも、日本国内でも、
日本初の「金融派生商品」というのは、
あなたもこれまで一度も、
聴いたことが無いのではなかろうか?
アメリカの正体は金融
アメリカの正体というのは、
金融の国であること。
日本は製造業の国である。
アメリカではじめ製造業をやっていたのを、
日本がモノマネをして、
本人たちを超えてしまったわけだ。
中国はコストという武器で、
日本の物づくりに対抗して来た。
そんな中で、中国、日本が、
「物づくり」という部分で、
世界経済に影響を与えることになって行った。
一方、アメリカは「物づくり」の部分では、
あまり目立たなくなっていったが、
それでも今なおアメリカは根強い。
今日において、
アメリカの通貨は世界で基軸通貨であり続け、
アメリカが世界を制している。
それはなぜか?
アメリカが世界の金融を
コントロールしているからだ。
アジアの新興各国。
過去、2、30年間で、
大きく発展した国と、そうじゃない国。
色々あるのだけれど、
その中で本当に発展した国ってどこだろうか?
結果は・・・
香港とかシンガポールだ。
では、香港とシンガポールは、
なぜ、どうして発展できたのだろうか?
「物づくり」だろうか?
・・・否(いな)。
香港もシンガポールも金融の国だ。
実業と呼ばれる物づくりではなく、
虚業と呼ばれる金融で発展した。
香港とシンガポールは新興国の中でも、
金融に特化して来たから発展できた国なのだ。
物づくりが実業、金融が虚業なのか?
日本では金融が胡散臭がられる傾向がある。
「物販大富豪の戦略術」でも、
実業と言われている物販を中心に
ビジネスを構築していくのは。
銀行があくまでも、
実業を重んじるからだ。
金融業界とも言える銀行自体が、
金融を胡散臭いと言い切るからだ。
だから僕たちは、
虚業である金融を避けて、
実業である物販を元に、
ビジネスを構築して行くわけだ。
金融は虚業・・・
でも、果たして本当にそうなのだろうか?
ヘッジファンドを語る時には、
真実を改めて追求していかなければならない。
金融は虚業と言う人たちが、
圧倒的大多数を占める日本。
物づくりで大国になったので、
物づくりが実業と言っている。
金融が虚業ならば、
なぜアメリカが世界のリーダーなのだろうか?
金融が虚業ならば、
香港とシンガポールが、
世界中から注目されるほど、
発展を遂げることができたのだろうか?
僕たちは事実から目を背けることなく、
直視していかなければならない。
アメリカと日本の頭脳に対する報酬相場の違い
アメリカは得意分野は頭脳。
アメリカの報酬体系も、
国全体的にこれが反映されていて、
頭脳に対する報酬の相場が、
一番高い。
対して、
日本では頭脳に対して
お金を払うという習慣があまりない。
それは、
日本全体的に物づくりこそが、
実業だと思い込んでいるからだ。
頭脳をノウハウを通して買うことには、
数万円でもケチるくせに。
平気で倉庫代とか物流とかには、
数百万円を支払ったりするのだ。
でも、
金融業界の「神」と僕は、
共通の認識を持っている。
「本来、本当に価値が高いのは何か?
人間の頭脳なのだ!!」
・・・と。
実業と言われている物づくりではないのだ。
実際、頭脳の重要性を理解している国は、
金融というものが盛んになり、
成長を遂げ、世界中から優秀な人たちが集まってくる。
そして、さらに成長を遂げていく。
さらには、
頭脳の重要性を理解している人たちが、
金融を活用することで、
「突き抜けたお金持ち」になれる。
実は、「物販大富豪の戦略術」も、
金融の頭脳を元にして構築された、
戦略術であると分析することができる。
日本も世界も「物販大富豪」たち自体が、
実業と言われる物づくりで財を成したと
まわりからは思われているが。
確かに彼らは銀行側から見ると、
実体経済に基づいた物販をやっているのだが。
実際に御方たちが行っているのは、
「金融工学」を元にした、
頭脳をフル活用した金融である。
そういう視点から、
これまで僕がお話した
「物販大富豪の戦略術」をよく見て欲しい。
僕たちは、真実の部分をしっかりと
理解しておかねればならないのだ。
これから僕たちは共に、
「金融工学」に関する、
真理をマジで追求して行く。
頭脳の大切さを学び、
金融の大切さを学ぶ。
僕たちはヘッジファンドの活動を通して、
日本で最高レベルの「金融頭脳集団」になろうという、
密かな目論見を胸にいだいた
活動を開始するのだ。
圧倒的な「情報格差」が存在しているこの世の中で、
僕たちが精神世界を共有できる仲間内だけで、
格差の上位側に食い込むために。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…