中国本土の不動産投資。上海、北京は有名過ぎて、今さら例にあげるのもなんですが遅すぎました。
そして、広東省の中でも、一番の都市「広州市」は気づいた時には既に遅かったのです。
毎月のように、不動産価格が急上昇・・・。「リーマンショック」も何のその・・・。米国を始め、苦しむ先進国を横目に上昇をし続け、過去の記録を勢い良く、突き抜けて行ってしまいました。
さらには、銀行融資の条件も急激に悪化。
- 一軒目しか銀行融資が下りなくなり。
- 中国に1年半間以上居住していないと、銀行融資が下りなくなり。
- 居住している市内でないと、銀行融資が下りなくなっていった。
不動産投資に関して一番最悪なのは、何と言っても銀行融資がおりなくなってしまったところ。銀行がどうとか、個人の信用がどうとかじゃなくて、国の法律で外国人の銀行融資に対して一斉に規制が入ってしまったんです。
たとえばあなたが中国本土の不動産を購入するために、中国本土の銀行から融資をうけるための条件・・・。
【外国人中国本土銀行融資条件】
- 中国国内に1年半以上住んでいる
- 中国本土の企業に1年半以上勤務している
- 中国国内での収入証明
- 中国国内での銀行残高履歴
- 中国国内での納税証明
- 居住・勤務している市内での物件に限る
- 2軒目の銀行融資は出ない
・・・と、こんなこんな感じだ。この難関を突破したとしても、せいぜい出る銀行融資は60%程度である。
中国本土非居住者の外国人には銀行融資が1%も降りないので、ウマ味は一切無し。
さらには、頑張って銀行融資60%って・・・中国本土で頑張って居住している外国人でさえ、ウマ味は薄々。
もともと現金が沢山余っていて。単なる「資産分散」目的として「現金一括購入」しない限り、中国本土の非居住者の外国人にとっては、中国本土の不動産を購入する意味が無い。
非居住者の外国人に対する銀行融資条件が甘かった、2000年~2007年位までの間に、不動産を購入してなかった非居住者の外国人は「全員ゲームセット」。
既に「不動産投資」としては、一切成り立たなくなったと言えるのです。
追伸
どこの国でも共通して「投資チャンス」と言うものは、ぼくたちを「永続的」には待ってはくれないということですね。
そして書店に並んでいる本で、騒がれるようになった時にはたいてい遅いですね。。。
こうしている間にも、たとえ新興国と言えども、不動産市場にお金が流れこむに連れて、ドンドン銀行融資の条件は悪くなり、不動産投資としては成立しなくなって行く。
よって、僕たちにとって重要なのは、「好条件の銀行融資」が受けられるかどうかを基準に。「銀行」からお金を借りられる限り、最優先で不動産投資に臨み続けて行くことなのかもしれませんね。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…