マレーシアジョホールバルで、プレビルド(未完成)のコンドミニアムを3軒購入しました。
- 1軒目:875,000RM、契約日は2010年12月29日
- 2軒目:984,000RM、契約日2011年10月31日
- 3軒目:657,000RM、契約日は2011年11月2日
「そんなに沢山現金を持っていたのですか?凄いですね!」いいえ、違います。3軒共にマレーシアHSBC銀行プレミア口座から、銀行融資を受けて購入したのです。
さらに、マレーシアのリタイアメントビザMM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)を取得したことによって、銀行からの信頼を最大限まで高めて、それぞれ85%、85%、70%と、高い銀行融資を引き出すことに成功したのです。
これによって、自己資金にレバレッジを効かせる形で購入できたのです。
実際にマレーシアHSBCからどのように銀行融資を受けたのか?この情報をまとめてみました。
マレーシアHSBCプレミア口座を開設してみた
マレーシアジョホールバルにあるマレーシアHSBCプレミアを開設してみました。マレーシア現地の銀行口座は外資系含めて通常、非居住者の外国人には、銀行口座を開設する規制があり開設できません。
マレーシアの現地に正式に居住する資格、MM2Hなどのリタイアメントビザや、EPなどの就労ビザが必要になります。もしくは、不動産購入目的ということで、口座を開設ことができます。
僕も、マレーシアに始めに訪れた時、さらには、マレーシアに居住したばかりの時は、現地の居住ビザを持っていない状態でした。この時僕は「ジョホールバルの不動産を購入する目的」という形で開設したのです。ちなみに、銀行口座開設にあたっては、パスポートと住所証明を提出しただけで、その他の証拠書類の提出はありませんでした。
【マレーシアHSBCプレミアの特徴】
- 為替手数料優遇
- HSBCプレミア間送金手数料無料
- マレーシアのプレミア口座の預入金額条件が安い
- 香港100万香港ドル(約1,010万円)
- 中国50万人民元(約620万円)
- マレーシア20万RM(約500万円)
- プレミア維持最低預金残高をどこかの国1ヶ所でクリアすれば、世界中のプレミアが残高条件無しで開設可能
- マレーシアで銀行融資枠が拡大する
- マレーシアで銀行融資ローン返済の上限年齢が上がる(通常は65歳(完成前物件:-3年)、プレミア口座で+5年)
HSBCプレミア口座とMM2Hの複合活用をしてみた
本来現金を銀行口座に寝かしておいても意味がありません。お金はなるべく正しい方法で使ってあげてこそ、お金が喜んでくれて、さらなるお金が舞い込んできます。銀行残高を誇っても何も意味がないのです。
マレーシアHSBCプレミアの必要残高条件が20万RMと、世界的にも安いとは言え、寝かしておくお金が少ないにこしたことがありません。
そんな時、マレーシアHSBCプレミアに、MM2Hと連動した素晴らしいルールがあることが分かりました。それは、マレーシアHSBCプレミアでは、MM2H用の定期預金(僕の場合は50歳未満なので30万RM)を、マレーシアHSBCプレミア達成条件としてみなしてくれるのです。
つまり、マレーシアMM2H取得用に、マレーシアHSBCプレミアに30万RMを入れる形になるのですが、その30万RMの内20万RM分を、マレーシアHSBCプレミア維持最低預金残高としてカウントしてくれるのです。
さらには、MM2H取得後1年後には、MM2H用定期預金30万RMの内半分の15万RMを、不動産投資に銀行融資支払いに当ててくれるのです。
ただし、HSBCプレミア最低預金額20万RMの条件達成は必要になるので、30万RMー15万RM+5万RM=20万RMという形で、プラスで5万RMを預金出来ているかどうかの確認が必要です。
なお、僕は実際にMM2H取得後から1年間経過しましたので、この15万RMを銀行融資に充てましたが、銀行の担当者によって一撃で返済に回され、自分では一秒たりとも触れない状態でした。
マレーシアHSBCプレミアと、マレーシアリタイアメントビザMM2H、マレーシア不動産購入用銀行融資この3点が非常に相性が良いことが分かります。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…