タイアユタヤで投資目的のコンドミニアムを購入しました。僕が購入する際にデベロッパーに確認した点をまとめてみました。
タイ・アユタヤコンドミニアムの契約形態、運用、税金についてまとめてみた
・タイアユタヤで購入したコンドミニアムが定期借地権である理由とは?
タイでは外国人がコンドミニアムを購入する場合、全体ユニット数の40%しか購入出来ません。今回は日本人の投資家仲間の内で全ての物件を押さえてしまおうというプロジェクトのため、30年間の定期借地権の購入となったのです。
ただし、ちゃんと区分所有がつくので、僕たち投資家の権利は明確になります。また、区分所有の場合は売却する場合の売却益に関して、タイ国内での税金がかかりません。この部分では有利に働きます。
登記手数料として購入価格の1.1%かかりますね。
・タイでの定期借地権に関して発生する費用をとは?権利金や地代などはどうなるのか?
タイでは地代に対しての家置税が12.5%かかります。ただし物件価格より安価(地代は60万バーツ)であること、またこの分を一度払ってしまえば、その後の税金は発生しません。これは10年間分割して支払う形になる予定です。
・タイの売却税制・賃貸した収益の税制はどうなるのか?
タイアユタヤで僕が購入したコンドミニアムの場合、売却した時には定期借地権での譲渡になるので、物件の正式な名義変更手数料が販売価格の1.1%かかるだけとのことです。
・タイアユタヤコンドミニアムの賃貸収入に対する税金及び日本での税金はどうなるのか?
タイアユタヤのコンドミニアムから賃貸収入を得た場合、タイ国内に税金を納める義務があります。これはタイの所得税法に基づいた税金になります。また、日本居住者の場合は海外の資産であっても、雑所得としての納税の義務があります。
タイアユタヤコンドミニアムのデベロッパーからの融資についてまとめてみた
・タイアユタヤコンドミニアムの具体的な月々の支払い開始スケジュールとは?
手付金62,500バーツを正式な申し込みから30日以内に支払い、翌々月から毎月の支払いが開始されました。
・タイアユタヤコンドミニアム用の融資の形態はどうなっているのか?
ノンリコースローンです。仮に物件完成後、あるいは物件完成後の月々の支払いの段階で支払いができなくなった場合、物件の権利はデベロッパーに変換されます。本人への負債は残らない、海外不動産投資としては理想的な形ですね。
そして、物件価格の約70%のローンが可能でした。タイでは僕のような非居住者の外国人が銀行からの融資を受けることは非常に難しいです。(ほぼ無理なレベルです。)今回はデベロッパーの関連企業にて銀行融資を用意してくれていました。現時点での銀行融資の利子は年間約7%。元利均等返済での支払いになります。支払い期間は10年です。固定金利となり10年間ずっと7%とのことです。
なお、所得の下限や融資への年齢制限、さらには保証人なども必要無いとのことです。
・タイアユタヤコンドミニアム購入で融資を受けた場合の毎月の返済方法はどうなっているのか?
タイ国内の物件なので、タイバーツベースになっていますが、日本円、香港ドル、USDでの支払いも可能とのことです。為替レートの計算はタイのカンコン銀行本店のレートに基づき、毎月計算されています。
なお、支払い方法は最初に決めた後の繰り上げ返済などは受け付けていないとのことです。初めの段階で一括で支払うか、分割で10年間かけて支払うか、しっかりと決めておく必要がありますね。
なお、3ヶ月以上支払いが滞納された場合は、自動的にキャンセル扱いになってしまい、これまで支払った分も返ってこなくなるので、この点は注意が必要ですね。
・タイアユタヤコンドミニアムの工事が完了しなかった場合どうなるのか?
これは契約書に明記されていましたが、天災などの場合は、デベロッパー側が保険に入っているため、全額払い戻しになるとのことです。
また、建設中、極端なインフレーション等による建材価格の高等により建築続行が不可能と判断された場合も、全額返金されるとのことです。
タイの経済成長率や不動産の状況をまとめてみた
・タイの経済成長率や不動産のここ数年間の値上がり率はどうなっているのか?
タイではリーマンショック時を除いて、ここ10年間は4~7%の経済成長率を維持しています。2011年は洪水の影響もあり、2%台に下がった形ですが、その後は再度4%台で維持されています。
OECDによればタイは2020年まで毎年6.9%平均という数値も出ています。不動産価格については2009年~2010年までの間は年間平均6%上昇でした。今後も3~5%で毎年上昇することが見込まれていますね。
以上、僕がタイアユタヤコンドミニアムコンドミニアムを購入するに当たり、事前に確認したポイントです。今回のプレビルドのコンドミニアム購入では、定期借地権であったことと、デベロッパーからの融資という、僕的にはこれまで無い方法が採用されていたので、事前に細かく確認したのです。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…