長年ビジネス・投資の活動をしていると、稀に・・・幸運にも、訪れることがあるのが、「大きく当たっちゃって大もうけ!」である。「大きく当たっちゃって大もうけ!」の後、
- 資産としてモノにできる者。
- 逆に「破財」へとつながってしまう者。
その2種類のパターンが存在する。
しかし、問題なのは、「大きく当たっちゃって大もうけ!」キッカケに、「資産としてモノにできる者」は圧倒的少数、ごくごく一部しかいない。
「逆に「破財」へとつながってしまう者」が、圧倒的大多数。ほぼ全員と言っても過言では無い程。
これに関しては、独立起業したばかりの若手経営者だけでなく、長年経営の道に生きてこられた熟練の経営者でも共通すること。ビジネス・投資の活動に携わる上で、「鉄板」的な法則とも言える部分を公開させて頂く。
真田孔明の過去の失敗談
僕が約12年間サラリーマンとして勤務していた会社を退社。独立起業したのは、2011年1月。
サラリーマン時代から、ずっと副業ビジネスを行って来て、サラリーマンとしての給料を遥かに超える副収入。独立起業後も、本業とも言えるビジネスの方は絶好調だった。
営業&マーケティングの能力を最大限に発揮することで、自己レコードハイ的な記録を叩き出し続けて来た。
けれども、そのタイミングで、周りの人間から、沢山ビジネス・投資のお誘いを受け、 調子に乗ってしまっていた僕は、次から次へと、
- ビジネスに再投資
- 投資に再投資
ビジネスで稼いだお金を、ビジネス・投資に再投資していった。
しかし・・・本業と直接関連性のあるビジネスは引き続き大丈夫だったが、本業と全く関係の無いビジネス。
さらには、信頼していた方からの紹介だからと、出資しまくった、ファンド系投資案件やFX系。
・・・これが軒並み片っ端からコケて、大きなマイナスになってしまった。
振り返って見れば、2011年、2012年に再投資という形で投資した案件。計算するのも怖いほど・・・累計◯億円ものお金を消滅させてしまったことになる。
もしもあの時、何もビジネス・投資に再投資することなく。大人しく黙って暮らしていれば、ある種の「アガリ」に到達できていた。
それを、10億円の世界、50億円の世界、100億円の世界、、、大富豪へと短期間で一気に駆け上がって行くことを夢見てしまい。
周りからもおだてられる形で、夢見させられてしまい。
「ビジネスで稼いだ金(カネ)を元手にさらに大きく膨らまして行こう!」
・・・と、様々なビジネス・投資に手を出していった。
結果として、詐欺がほとんど、経営スキル不足が少し、再投資した先で綺麗に金(カネ)は溶けて行った。
雲の上から地面にドボンする方々
真田孔明は、なんて愚かなのだろうか?
しかし、ふと周りを見渡して見ると、これは僕だけではなかった。
僕よりも、遥かに経営者・投資家としての経験が長く、大先輩に当たる方々、雲の上のような存在の方々も、2011年〜2016年までのたった5年間の間に、その大多数が、絶好調な状態から、スランプ的な状態に、一気に急降下しているケースが沢山あった。
僕は単に、他人から金(カネ)を集めたわけでもなく、銀行から金(カネ)を借りたわけでもなく、自分で稼いだ金(カネ)を元手に、ビジネス・投資案件に、再投資しているだけだったので、自分の金(カネ)を失っただけであるが。
大きなレベルで挑戦しようとされている方々ほど、「大きく当たっちゃって大もうけ!」をした後に、レバレッジを効かせる形で、ビジネス・投資に臨んでしまう。
金(カネ)や資産を持っている信用具合を元に、他人からお金を集めだしたり、持っている資産を元に、銀行から億単位の金(カネ)を資金調達したり。そうして、自分が所有している現金以上の金(カネ)を担保に、レバレッジをかけて、さらに大きな単位で、ビジネス・投資に臨む。
ところが、結局は彼らも、僕と同じように、あっさりとビジネス・投資案件に再投資して飛ばしてしまうのである。
けれども、彼らと僕が異なるところ・・・
彼ら凄い人たちは、他人から金(カネ)を借りて、レバレッジをかけて、ビジネス・投資に臨む分。飛ばした時の反動は凄い。
雲の上から地面に叩き落とされるので、まさに致命傷。今まで築き上げた現金・資産、人からの信用・信頼・評価。全てをぶっ飛ばす形で、瞬間的に消滅させてしまう。
結果的に、人によっては、短期間で、僕よりもひどい状況に陥ってしまうわけだ。
こうして、「大きく当たっちゃって大もうけ!」の後にドボンしてしまう経営者・投資家たち、2011年〜2016年たったの5年間だけでも、何人も見てきてしまった。
44年間ただの一度も飛ばさなかった大富豪
そんな僕であるが、ある意味幸運だった。
なぜなら、僕の人生の中で、44年間ただの一度も飛ばすことなく大富豪へと昇って行った御方と巡りあい、直接ビジネス・投資の秘訣、人生を生き抜く秘訣を、教えて頂けることになったのだから。
- 物販ビジネスの世界で44年間生き残り続ける。
- 株式投資の世界で44年間生き残り続ける。
- 不動産投資の世界で40年間生き残り続ける。
- 日本の中枢に対して40年間以上活動支援続ける。
ただの一度も、飛ばされることなく今に至る。北の物販大富豪こと、北野会長である。
北野会長の下、秘密裏に結成された「地下ソサエティ」の中で、毎月一度北野会長が行かれる世界各国どこかの国で集合する形で、直接教えて頂いている。
大きく稼いだ後に、飛ばしてしまった過去を持つ僕。そんな方々を、沢山見てきた僕の命運を変える教えばかりだった。
その中でも、「大きく当たっちゃって大もうけ!」直後、どのようにビジネス・投資に臨めばよいか?というものがあった。
北野会長の教えの答えは、意外なものだった。
僕としては、「◯◯のような投資案件やビジネスに再投資・・・。」というような答えを頂戴できると思っていたのだが、それとは全く違うものだった。
北野会長が教えてくれるには、「大きく当たっちゃって大もうけ!」・・・の直後は。
「とにかく儲けた金(カネ)を靴下の中に詰め込んで、一目散に戦場から逃げて脱出しろ!
亀が甲羅の中に閉じこもるかの如く。こたつの中に、頭から潜って隠れていろ!しばらく何もするな!」
・・・というものだった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ほとぼりと熱が冷めきった後、周りに誰もいない様子を伺いながら、ゆっくりと甲羅から頭を出して、「大きく当たっちゃって大もうけ!」の過去の記憶をすべて捨て去り、何事もなかったかのように、ゼロスタートの気分で、再びノソノソと、ゆっくりと動き出すのだと言う。
スガガガガガガ〜ン!
今までの人生の中で、ただの一度も聴いたことが無い類の教えだったので、身体全身に衝撃が走った。
確かに、僕なんかよりも、遥かに雲の上にいらっしゃった方々でさえ、「大きく当たっちゃって大もうけ!」の後、このような身のこなしをしている方は誰もいない。
みんな、「大きく当たっちゃって大もうけ!」直後に、勢いに乗って更に大きな挑戦をして失敗。「飛んでイスタンブール」。
雲の上から、地上に真っ逆さまに落ちて行った。
北野会長は、2016年も大暴落の株式相場から、軽く◯億円もの金(カネ)を短期間で抜き去ったが・・・まったく真逆の行動パターンをとっていらっしゃった。
なぜか、大きく億単位の金(カネ)を、抜かれた時ほど、小さく、気配を消していらっしゃる様子が、オンタイムに僕も見て取ることができた。
なるほど・・・!
今まで見えなかったものが、見えた瞬間である。
僕もこれからは、北野会長の教え・・
「とにかく儲けた金(カネ)を靴下の中に詰め込んで、一目散に逃げて戦場から脱出しろ!
亀が甲羅の中に閉じこもるかの如く。こたつの中に、頭から潜って隠れていろ!何もするな!」
僕はこれを踏襲する形で、地道に残りの人生を歩んで行きたいと思う。
以上、今日お話したことは、独立起業したばかりの若手経営者だけでなく、長年経営の道に生きてこられた、熟練の経営者でも共通すること。
ビジネス・投資の活動に携わる上で、「鉄板」的な法則とも言える部分。
僕自身も、過去の失敗を経て、改めて気をつけている部分であるし、あなたがビジネス・投資の活動を行う中で、例外は一切無く、「必ず」と断言できるほど、断言できる法則でもあるので。
「大きくもうけた直後 ビジネス・投資の活動をしてはならない。」
「大きくもうけた後は亀の甲羅に閉じこもって何もしない。」
この法則を守って行く。
幸運にも、せっかく掴みとったチャンスであれば、それをムダにしないように生きよう。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…