鑑定中のおコメさん・・・鑑定途中に足を投げ出したり、上半身を左右に動かしたりとにかく忙しない。
さらに、「ガハガハ」と大声で笑ったりもする。
そして、終始、鑑定を受ける人が差し出したお札(中国元)を握りしめているのである。もらったお金は、次から次へと、鉄製の米桶の中に入れていく。
鉄製の米桶の下は、札束状態になっている。笑
一体どれだけ待ったのだろうか?
途中、一回のおコメさん食事休憩を挟み、またお弁当のようなものを食べていたが。
おコメさんの鑑定の様子自体に興味津々だった僕には、時間の経過を感じさせなかった・・・。終始、場に入った時から続く、謎の頭痛は続いていたが・・・。
いよいよ、僕の鑑定の出番になったようだ。
ドキドキ・・・緊張が走る。
言われるがまま、お線香3本に火を付ける。火は、室内でタバコを吸っていたオジさんから借りた。
そして、火をつけたお線香を両手に持ったまま、三回お辞儀をして、お線香立てに立てた。
そして、いよいよ、おコメさんの前に向かう。
ゴゴゴゴゴゴゴ
鉄製の米入れのところに、買ってきたお米を入れる。
そして、持ってきたお札(さつ)を、差し出す。
おコメさん:
「ハッチョイ、ヤッチョイ、◯×▲◆」
いよいよ「おコメさん」の鑑定が始まった。
僕の生年月日を渡す。
さらっと、横に置いてあった、四角形のシートを手に取り、八字(四柱推命)の確認をしているようだ。
確認OKらしい(ハヤっ)。
僕が差し出した現金を手に持ち、鉄製の桶の中のコメをかき混ぜている。
米の上に何か、干支に関する文字を指で書いた。嗄(しゃが)れ声で非常にテンポよく、まるでわらべ唄でも歌っているかのような、呪文のようなものを再び唱え出した。。
ゴゴゴゴゴゴゴ
これは場をのまれる。左手で米を一掴み取り出し、机の上に置いた。
左手が流れるように動き、お米の集団が、円を成したり、縦を成したり。
すると・・・
おコメさん:
「あなた結婚しているね?(ローカル広東語)」
突然、話し出した。
当たりである。
ちなみにおコメさんとの鑑定に臨んだ時の格好は、外観からおコメさんに極力何も悟られないように、
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上下いつもの寝間着のようなシルク製のマオカラー
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腕時計と数珠は外す
-
指輪も外す
-
靴はスリッパのような靴
と、シルク製のマオカラーだけを着ている状態である。
にも関わらず、イキナリ「結婚してる」を当てて来た。
孔明:「はい。当たりです。」
僕の目を見て、ニヤっと微笑んだ、おコメさんは続けざまに当ててくる・・・。
おコメさん:
「あなたは昨年◯◯◯◯◯◯◯◯だね?(ローカル広東語)」
→ 当たり ギャー当たり!それ普通当てないでしょう?
僕が日本人ということもあるのだろうか?
周りで待っている人達も、みんな僕の鑑定結果に興味があるようで、後ろで爆笑の渦。
ゴゴゴゴゴゴゴ。。。ここで場は全て取られてしまった。
おコメさん:
「日本ではなくて、
海外で仕事をしてる。」
→ 当たり
おコメさん:
「会社勤めとか
役所勤めではない。」
→ 当たり
おコメさん:
「自営で仕事をしている。」
→ 当たり
おコメさん:
「ビジネスで大きいことをすると、
飛ばしてしまう。」
→ 当たり
おコメさん:
「悪いことは出来ない。」
→ 当たり
おコメさん:
「あなたの今の経済状態は◯◯だ。」
→ 当たり
おコメさん:
「両親は
二人とも健在である。」
→ 当たり
おコメさん:
「手足は大丈夫。問題ない。」
→ 当たり
おコメさん:
「頭は大丈夫。」
→ 当たり
おコメさん:
「内蔵も大丈夫。でも悪いものを食べると
すぐに調子が悪くなる。」
→ 当たり
おコメさん:
「ちょっとお尻に問題がある。」
→ ギャー!少し痔気味。。。当たり
おコメさん:
「あなたが奥さんと出会ったのは19歳の時。
その時に運命変更になっている。」
→ ギャー!当たり
おコメさん:
「あなたには、可愛いお嬢さんが
2人いる。」
→ ギャー!当たり
・・・その後も、こんな調子で次から次へと当てていった。
おコメさんは、僕の名前も何も知らない。
僕のお話している中国語は、おコメさんは理解してくれているようだが、おコメさんが話しているローカル広東語は、僕にはよく分からない。
ゆえに会話も、僕の中国語→ケニーの中国語→ケニーの知人のローカル広東語とダブル通訳状態である。
にも関わらず、100%に近い確率で当てていく。。。
色々と当てられたことで、恐る恐る未来について聞いてみる。
孔明:
「僕はこれから10年間どんな仕事をした方がいいですか?」
ドキドキ・・・。
すると・・・
おコメさん:
「今の状態のままでいいよ。
コツコツと今の状態を続けていればいい。
ただし、何をやればいいのかは、
あまり他人の話を聞かないで、
自分の考えを優先してやりなさい。」
孔明:
「10年後から老後まで、
僕はどんな仕事をした方がいいですか?」
おコメさん:
「一緒。そうすればあなたは、
◯◯◯になれるから!」
・・・おおおお。
こ、これは嬉しい事を言う。おコメさん。。
陰のテーマ『病気や死を乗り越える中国旅』
将来◯◯◯になるか?
僕が将来どうなるかは、置いておいて、
僕は来年からも、僕が生きている可能性が高いことが分かり、非常に嬉しくなった。
僕は今年、とある占いをされる方に、「動きまわると死」・・・と、「死」を暗示するような占いを具体的に言われたこともあり、実は内心、凄く心配していた。
広東ナンバー1占術師と呼び名高い、おコメさんにまで言われたらどうしよう・・・と。
当たるかどうかは別でも、他人からそう言われると、多少なりとも「認識力」が働いてしまい、「死」の方向に、僕自身の言動が動いてしまうのではないかと・・・。
つまり、こういう言葉を言われると、言われただけで「呪い」にかかるような感覚がある。
だから、僕自身は鑑定やアドバイスなどをする際、絶対に他人に「死」や「病気」に関する、暗示にかかるような発言をしないようにしたい!
でも、でも、もしも本当に、そういう「悪い兆」が出てしまった時どうするか?
良いことばかりではなく、悪いことも事前に回避させなければならない。
だから僕は、その解決策だけを、言葉を変えて提示できるようになりたいと思う。
でも、そのためには、もっともっと、「本物の叡智」を身につけなければならない。
よって、これから開始する、中国本土の超能力者たちに会いに行く、中国本土の旅のテーマは、『楽して幸せになる中国旅』・・・であるが、裏のもう一つのテーマは、『病気や死を乗り越える中国旅』でもある。
僕だけではなく、他の仲間たちが、同じように、占術師や医者から、死とか病気とか、訴訟とか、悪いことを言われた時に、それをどう具体的に回避して行くのか?
本当に兆しが出てしまった時に、どう回避して行くのか?
「楽して幸せ」と同時に、追求して行く・・・。
陽:『楽して幸せになる中国旅』
陰:『病気や死を乗り越える中国旅』
まあ、僕が一人で焦っても良いことは無いので、あくまでも時空の流れに乗る形で、ゆっくりペースになるが、空いた時間を見つけて、探求を開始したのである。
とりあえず今回は、おコメさんのお陰で、僕自身の中では「今年中の死」という呪いからは溶けた気がするので、これからはプラスの方向で歩んで行きたいと思う。
魔法でも霊能力でもないレッキとしたホンモノの占術
広東省ナンバー1の伝説以上の、当て具合を魅せつけてくれた、おコメさん・・・。
おコメさんが使っている力は、魔法でも霊能力でもない。レッキとしたホンモノの占術である。
そこで、おコメさんが何をやっていたのかを、考察させて頂く。僕が門の叡智を全て譲った(売却)、「門総合研究所」の特命を受けて・・・。
暇で時間だけはある・・・ということから、門総合研究所の発展と成長のために、伝説の占術師たちと直接合い、彼らから叡智を学び取って来るという、もう一つの裏ミッションが僕には与えられている。
基本、他人の力を、右から左に流すかの如く、吟遊詩人のような能力しか持ちあわせていない僕であるが・・・。
もう一つだけ自称で得意なことがある。それは、僕自身のためではなくて、仲間たちのため・・・という条件があるようだが、相手の能力を見た瞬間に、非常に高い確率で、理解・分解・再構築すること。
それを自分自身が使うのは苦手だが(笑)、「口先番長」という形で、第三者に使ってもらうことである。
実際、広東省ナンバー1の占い師、おコメさんの鑑定を受ける際、おコメさんから何を学んだのか・・・公開させて頂きたい。
おコメさんがホンモノである理由と鑑定考察・・・
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おコメさんの秘密 その1
おコメさんはお米で場を取ってるおコメさんが占い鑑定をする前、呪文のよなものを唱えながら、お札でお米をかき混ぜながら、「場」を取っている。鑑定を受ける人が、持ってきたお札と米。これによって、時空とシンクロしているわけである。「場」がうまく取れない時には、お米をバンバン叩いたりもしている。 -
おコメさんの秘密 その2
おコメさんは一見、おコメで机の上で適当に遊んでいるように見られるが。実はこれは、お米を使って、易をやっている。お米を使って、瞬時に卦(け)を取ってるのである。お米というバラバラになる特性を活かして、易盤として使ったり、自由自在に変化対応させて卦を取る道具として使っている。お米が指し示す回答を、おコメさんはそのまま伝えているのである。 -
おコメさんの秘密 その3
2種類の易と暦の本と1種類のシートを使って古の統計を確認している。おコメさんが「適当(笑)」でない証拠。それは、しっかりと古の統計を確認しながら鑑定を行っているからだ。八字(四柱推命)を確認する時に、シートを確認したり。たまに、暦の本をペラペラとめくって確認をしている。つまり、おコメさんはマジで、現象として出来たものと、過去の統計学とを照らし合わせて発言しているに過ぎないのだ。「見えました!見えました!」「降ってきました!」・・・とかいう類の、インチキ霊媒師のような人たちとは大違いのホンモノの占術師なのである。
・・・でも、ということは、過去の統計を見て、それだけ当てられてしまうってことは、僕たちの命運ってやっぱり予め決まっているのか・・・汗。暦の本は、写真取らせてもらったので、後日「門総合研究所」にフィードバックである。
- おコメさんの秘密 その4
「外応」を頻繁に活用している。
おコメさんは、八字(四柱推命)や、お米(易)だけでなく、「外応」を頻繁に活用している。鑑定を受ける相手に集中しないで、キョロキョロ周りを見ているのである。実はこれは、「外応」と言って、人間と時空全体はつながっていて、一つの結果が全体とつながっている・・・。
ゆえに、
・赤い服を着た人が赤ちゃんを連れて目の前を通った・・・
・外で雨が降り始めた
・雷が鳴り響いた
・誰から笑った
・誰かに電話がかかって来て出た
そういうものから、卦を取って、鑑定の結果としているのえである。なので、僕が椅子に座り直した瞬間、そこから卦を取られて
おコメさん:「可愛い娘さんが2人いるね・・・」
とすかさず、結果を算出して来たのである。そう、僕は何も喋っていないと言いながら、僕の仕草とか・・・リアクション。もしくは、僕と時空全体でつながっている、周りで待っている人たちが、答えを出してくれてしまっていたわけだ。
待っている人たちが全員鑑定を見ることができるオープンな状態。窓とかが全開になっていて、外の雑音が聞こえてくる状態。これらは全て、「外応」を取るための環境なのだ。実はこれも、古の統計学として、今日に語り継がれていることである。
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おコメさんの秘密 その5
おコメさんの完全にリラックスした状態が、場と卦と外応を取りやすくしている。日本だと、鑑定をする人と、鑑定をされる人が、一対一の個室で鑑定を行う場合が多い。けれども、おコメさんの場合は、人が多く、外の騒音もバンバン入ってくる中で鑑定を行っている。この状態は逆に、おコメさんを、リラックスさせる状態に置かせている。リラックスした状態が、一番「卦」や「外応」の結果が出やすいのである。確かに僕も、50人とか100人参加しているセミナーとか、がやがやした日常の中で、普通なら当てられないだろう、ヤバイ内容のことをドンピシャ当てたりする。 -
おコメさんの秘密 その7
おコメさんの部屋に入った途端、全員が感じる頭痛。。これは、おコメによる結界のようなものが、場を作り出していると感じた。壁の周りには、赤い袋に入ったおコメがかけられているのであるが、ここに念のようなものを感じた。「HUNTERXHUNTER」の念の武器のように、一つの道具に絶対的なシンクロをすると、こういうようなことができるようになるようだ。
ちなみに、この場の中で、写真に収めた幾つかが、時空が歪んだように映っていた。添付の写真をご覧頂きたい。普通、iPhoneで撮影して、こんなふうには写らない・・・汗
- おコメさんの秘密 その8
おコメさんにはお弟子さんがいる。そして、おコメさんが疲れた時とかは、お弟子さんが変わって鑑定をしている。つまり、おコメさんの方法は、再現性があるのである。人間は既に14万年も生きているのだから、ありとあらゆる現象は、統計として集約されているはずである。ゆえに、ホンモノとニセモノの判断の基準は、再現性があるかどうかという部分にある。
ただし、門による習得しやすいしにくいの適性はあるが・・・。ただ、おコメさんのお弟子さんは、ペラペラと本をめくる頻度が多く、確認する時間も長いし、おコメが算出する卦に集中するので精一杯という様子。休憩時間もずっと、易と暦が書かれた本を読んで勉強をしている。
鑑定時の、リラックスがいまいちできていないし、「外応」までは使いこなせていないようだ・・・。それでも、お弟子さんもおコメさんと同じように、バンバン当てて行くので、おコメさんの奥義は物凄いものがある。
以上、今回のおコメさんに鑑定してもらう中で、勉強させて頂いたことを、簡単に報告させて頂く。門総合研究所には、もっとディープにフィードバックして行くが。。
おコメさん・・・八字(四柱推命)をやりながら、自由自在に米を使って易をやって卦を取りながら、外応も使って来る。
それらを全て、同時に行う。回答を算出するために、計算をしたり、古の統計を確認する間も無く、瞬時に出してくる。
左手で、クルクル魔法陣のようなものを描きながら、即答回答して行く姿は、マジで格好良すぎる。
一ターンでベギラゴン、イオナズン、ルカナン・・・と、3回攻撃して来る、大魔導師系のボスキャラのようだ。
一体どれだけの年月があれば、この領域までたどり着けるのだろうか?
僕も門使いとして、50歳位には、この領域にたどり着きたいものである。一つの目標のようなものができた。。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…