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「会社法人経営」ファーザーの常識は巷の経営者の非常識

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「会社法人経営」ファーザーの常識は巷の経営者の非常識

今日のお話の目次
・ファーザーの常識は巷の経営者の非常識
・間違いだらけの「節税」と「無借金経営」
・あっけなく潰れるのは「健全経営」の会社
・税理士と「節税商品」の問題点
・上場を目指すメリットとデメリット
・資本主義はお金とお金のぶつけ合いの戦争
・不死身の将軍育成方法
・おとなのパパ活とビッグダディ

ファーザーの常識は巷の経営者の非常識

まだ会社法人をつくったことがない。

会社経営をしたことがない状態で、いきなり「5ポケッツ」のお話から会社法人を学んでしまった場合。

資本主義の原理原則の真理を、先に学んでしまうことになる。

けれども、ここで理解しておかなければならないのは、これは「巷の常識」では無いということ。

「5ポケッツ」で学んだことを、まわりの会社法人を経営してる社長さんたちにお話しても「ハ?そんなのおかしいよ!」と一蹴してしまう。

まだ自分の根拠が完全に固まってない内に、第三者から常識に基づいた指摘をされてしまうと、根拠が揺らいでしまいどっちつかずになってしまう恐れもある。

そこで一度、大富豪ファーザー直伝の教え、会社法人にまつわる基礎をご理解頂きたい。

間違いだらけの「節税」と「無借金経営」

世の中の99%位の経営者たちが考える優良な会社法人の経営というものは「節税」と「無借金経営」。

「ビジネスでお金を稼ぐ」の活動で、会社法人に利益が出てしまいそうになる時は、損金などを計上することで納税額を減らし、銀行から借金をしない経営をされている会社法人こそが優良であるという風潮がある。

実は「節税」と「無借金経営」こそが、最も自爆倒産に陥りやすい会社法人の経営スタイルであるとも知らずに。

例えば、現金預金が400万円しかなかったのに、今年利益が出てしまったから節税しなきゃ!と、200万円もする営業車を現金一括購入・・・というようなことをみんなやってしまう。

豪華で見栄えの良いオフィスを作ったり、沢山の社員を雇ったりも、こういう考え方の延長にあること。

右肩上がりの時は「節税」と「無借金経営」でも成立つのだが、市況が変わって、右肩下がりになった途端「飛んでイスタンブール」。

実際に多くの経営者がこの流れに陥って、何年も苦しみながら、最後には消え去って行く。

インターネットで短期間で億を稼いだ方々も、結局大多数はこれ消滅。

あっけなく潰れるのは「健全経営」の会社

設立されたばかりの会社法人はその後10年以内で90%以上が潰れる。

2代目金持ちボンちゃんなどが適当に立ち上げた会社法人が潰れるなら仕方がないけど、問題は真面目にやっているのに潰れてしまう。

黒字倒産という話を聴いたことがあると思うが、世間の常識に基づき借金をせず、節税を心がけている会社がその大多数をしめているのだ。

会社法人は赤字だから倒産するわけではない。

黒字でも潰れてしまう。

倒産企業の財務データ分析に基づくと倒産企業の内約半数近くは黒字企業。

黒字にも関わらず倒産してしまう一例として、大口の取引先が倒産してしまい多額の売掛金が回収できないといったパターンなどなど。

法人税をできるだけ支払わず借金をしないことを「健全経営」と称している会社が多いのだが、実はあっけなく潰れるのは「健全経営」の会社。

税理士と「節税商品」の問題点

会社法人を設立して経営者になった後、急に目耳に入り始めるのが「節税」という言葉。

その中で「節税商品」というものをアチコチから営業を受けるようになる。

「節税商品」の代表は生命保険。

損金として計上できる保険商品を前倒しで契約させるというもの。

会社法人の所得には法人税がかかる。

益金-損金=所得であり、何らかの形で損金を積み、所得を減らせば法人税額が減ることになる。

しかし、ここに盲点がある。

損金を積むということはその分利益が減るということ。その結果、純資産が増加しない。

純資産が増えないような節税は「百害あって一利なし」なのだ。

特に節税のプロを自称する税理士など士業の方に勧められたりすると。経営者は「税理士の言うことなのだから」とアッサリ信じてしまいまう。

税理士は会社にとって良いと思って生命保険の類を勧めているのではなく、裏で保険手数料が入る仕組みになってるから勧めて来るにも関わらず。企業経営の経験ナシやっていることは手数料ビジネスなのだ。

根本的に、絶対に税理士に経営相談をしてはならない。

税理士はあくまでも決算書という「会社の成績表」の作成支援してくれる人に過ぎない。

ちなみに大富豪ファーザーは税理士が勧めてくるこの手の保険の類にはただの一度も入ったことがないとのことだ。

上場を目指すメリットとデメリット

上場を目指す!と息巻く方々もいる。

属性的に見ると大抵、何かのビジネスで偶然的に大当てした過去の経験を持つ場合が多い。

一見上場すると顧客・取引先・銀行などからの信用も大きくなる。

上場ブランド力も手に入る、優秀な人材が集まりやすくなるので事業を一気に加速できる。

このような上場メリット部分にだけ根拠を持ってしまうと、その道に夢や希望を抱くようになる。

上場は多くの困難やリスクが待ち受けている。

大きなデメリットは経営部分に関して自分に上司ができること。

株主から経営の全てに対して口を出される。

仮に自分と親族の持ち株の割合が少なければ、あっさりと会社経営から外されるし、買収されてしまうリスクもある。

さらに、新規上場コスト1億。

上場維持継続年間5,000万。

金融庁と証券取引所に定期的に提出する書類作成コスト。

監査、株主総会、投資家向け説明会などのIR活動コスト。

取引所上場継続費。

これらにまつわる特別な業務人的コスト。

さらに、株式投資家が上場企業に求めるリターンは年間10%であり、銀行調達金利よりもかなり割高である。

ずっと、売上利益を右肩上がりにし続けることが宿命的に求められる。

上場企業になれる確率そのものが天文学的確率となり、ルーレットの17番に一点がけし続けるような超ギャンブラー的行為であることを予め知っておく必要がある。

資本主義はお金とお金のぶつけ合いの戦争

僕たちは資本主義の中で生きている。

資本主義を一言でいうとお金とお金のぶつけ合いの戦争だ。

お金がなければ勝てない。

経営者(B)
投資家(I)

と、修羅の領域レベルが上がるほど如実に体感することになる。

持ってるお金が多ければ多いほど有利。

例えば、中小企業が大企業と同じ土俵で戦争すれば確実に負ける。

大企業のほとんどは、物凄い低生存確率の勝負の繰り返しの中。超ラッキーの連続で生き残った結果、上場企業として巨億の自己資本を持ってると共に、株式公開で集めた他人資本も持っている場合が多い。

資本金1,000億なども珍しく無い。

中小企業の資本金は数百万レベルがざら。どんなに多くても1億くらい。

1,000倍の資本金の大企業とまともに戦争しても絶対に勝てない。

大企業の社長がサラリーマン社長=労働者(E)。

中小企業の社長が経営者(B)。

社長の実質クワドラントが中小企業の方が上だとしてもこの戦争には中小企業が必ず負けてしまう。

中小企業は大企業が入ってこないような小さな市場で、自分よりもできる限り弱い相手を確実に仕留めていく戦い方で戦場を生き延びることに集中することが求められる。

しかし大企業が見向きもしないような小さな市場であっても。やはりその中でお金を持っている方が圧倒的に有利であることには違いない。

資本戦争におけるお金というのは、会社法人のバランスシート・貸借対照表の現金のことを言う。

さて、この「現金」は会社法人の「ビジネスでお金を稼ぐ」の方が積み上げやすいだろうか?

それとも「銀行融資でお金を創る」の方が積み上げやすいだろうか?

資本主義における会社法人経営の要の部分。

不死身の将軍育成方法

資本主義の「お金とお金のぶつけ合い戦争」の中、絶対に死なない不死身の武将がいる。

それが「現金」が沢山ある会社法人。

売上・利益が沢山ある会社法人ではない。

バランスシート・貸借対照表上の「現金」が沢山ある会社法人だ。

世の中の流れが変わった。

法律が変わった。

ルールが変わった。

外的環境が頻繁に変わり続ける中、節税&無借金続けていた現金の無い会社法人は対応可能な運転資金=現金が足りず、すぐに潰れてしまう。

現金は税務を考慮すると「ビジネスでお金を稼ぐ」の売上・利益から積み上げて行くのはとても困難だ。

一方、「銀行融資でお金を創る」を主に採用してる会社法人。

方程式通り維持継続してるだけ、年月の経過と共に口座の中に現金が積み上がる。

現金が積み上がった会社法人に対しては銀行がさらに「お金を創る」を促してくる。

もっと現金が積み上がる。

現金を増やし続けて盤石な体制を構築する経営こそが、本当の健全経営なのだ。

おとなのパパ活とビッグダディ

大人のパパ活。

子供の頃、パパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんに何か物を買ってもらった時、メチャクチャ嬉しかったのを覚えている。

大人になってからは自分が奥さんや子供たちに買ってあげる一方で、誰かから何かを買ってもらったりすることは一切無くなってしまった。。

ところが、会社法人と銀行活用方法理解すると、銀行口座とB/Sに現金があるだけで。自分のお金をただの1円も使うことなく色々なモノを買ってくれるビッグダディができる。

会社法人名義のコピー機~新車の車まで買ってもらえる。

どれも数十万~数百万円かかるビッグなお買い物。

そのビッグダディの名は「銀行」。

会社法人にまつわる大きな買い物をしたい時、ビッグダディに聴いてみると。

「自分のお金など使わなくていいよ!パパがおごってあげるから。キミのお金は何かのために取っておきなさい!」

優しい微笑みと共にお金をポンと会社法人名義の銀行口座に振り込んでくれたり。直接相手の会社に振り込んでくれたりする。

「現金」を沢山持っていれば持っているほどビッグダディ「銀行」はドンドン優しくおごってくれるようになる。

でも、もしもビッグダディが「それはダメ!」と言った時はそれも素直に受け入れよう。

断ってくるには必ず理由がある。

駄々をこねるより長期的視点でビッグダディとの関係維持継続を優先。

それが「パパ活」で上手く行くコツでもある。

ビッグダディがダメということは分不相応ということだから辞めておくほうが無難。

元々ビッグダディはお金を出したくてしょうがない。

それでもダメということはそれなりの根拠がある。

そういう判断をビッグダディが実のパパのように無料でやってくれたのだと考えればとてもありがたいことなのだから。


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