【斬】FX（外国為替証拠金取引）投資をレバレッジで取引する場合を想定してみる

FX（外国為替証拠金取引）投資をなめてしまってはならないと思います。

確かにFX（外国為替証拠金取引）投資は、インターネットの普及に伴い爆発的なスピード広がり、海外でも「ミセスワタナベ」として、日本の普通の主婦が高レバレッジのFX（外国為替証拠金取引）投資に臨んでいることが話題に挙がる程、日本国内では認知されています。

けれども、日本国内の金融機関では1998年にFX（外国為替証拠金取引）投資の取り扱いが開始されたばかりの比較的歴史の浅い、確立されていない投資案件と言うこともできます。

たとえば、高いレバレッジでの取引をした時に、損失を被る方向の大きな変動があった・・・さらには、FX（外国為替証拠金取引）投資取引業者のシステム上、ロスカット取引がリアルタイムで行われなかった・・・ということで、ロスカットルール以上の大きな損失が発生して全財産を失ってしまった方も本当に沢山いらっしゃると聞きます。

確かにアメブロ【斬】の中では、投資界の大秘宝「300兆円／日市場を謳歌する勝ちのセオリー」を掴み取るべく、密かに目標を掲げてしまっていますが、これは全てFX（外国為替証拠金取引）投資について徹底的に基礎を固めた上での大冒険です。

「300兆円／日市場を謳歌する勝ちのセオリー」という大秘宝を自らの力で掴みとれるようになるためにも、まずはお互い徹底的に勉強をしましょう！

FX（外国為替証拠金取引）投資をレバレッジで取引する場合を想定してみる

FX（外国為替証拠金取引）投資をレバレッジで取引する場合を想定してみましょう。

1ドル100円として、レバレッジ20倍で取引する場合、10,000ドル相当の円である100万円を証拠金として預託すると、10,000ドル×20倍＝20万ドルの取引が可能になります。

【100万円の損失パターン】

この時、証拠金10,000ドルは取引額の5%になります。1ドル100円の時に取引を開始して20万ドルを買い、その後、円高になって1ドル95円になったとします。

この時の収支は、

• 1ドル当たり100円－95円＝5円なので、20万ドルだと100万円の損失になります。
• 証拠金は1ドル100円の時に10,000ドルなので100万円です。
• 初めの証拠金の100万円に対して100万円の損失を差し引くと残るのは0円になります。

【100万円の利益パターン】

逆に1ドル100円の時に取引を介しして20万ドルを買い、その後、円安になって1ドル105円になったとします。

この時の収支は、

• 1ドル当たり105円－100円=5円なので、20万ドルだと100万円の利益になります。
• 証拠金は1ドル100円の時に10,000ドルなので100万円です。
• 初めの証拠金の100万円に対して100万円の利益を足すと200万円になり、取引前の2倍になったことになります。

このように、たった20倍のレバレッジの取引でも、円高か、円安かで結果の違いは雲泥の差になります。仮にレバレッジが50倍、100倍、200倍となっていくと、さらにほんの僅かな為替の変化でも投資家を天国と地獄のどちらかに強制的に送り込むことになります。

日本国内では、2010年8月1日より最大レバレッジ50倍の規制が行われ、2011年8月1日より最大レバレッジ25倍の規制が金融庁より導入されました。

けれども、これは単に、FX（外国為替証拠金取引）投資によって安易に入ってきてしまったド素人個人投資家が、レバレッジを活用したFX（外国為替証拠金取引）投資によって、全財産をふっ飛ばしてしまう惨劇から守るための規制であるのだと、僕は素直に思います。