自宅コンドミニアムの臨時駐車場に停めたファーザーの車に乗り込む前。
ファーザーが段と溝の間に足を置かれておっしゃった。
段差の方は高さ20cmくらいだろうか?
けれども、溝の方は高さたったの3cmくらい。
ファーザー:「高い段差、低い段差 どっちが大怪我をする?」
孔明:「ええ。どちらの段差でしょうか?」
ファーザー:「人がつまづいて大怪我をするのは低い方の段差。高い段差の方は、事前に気づけるから転ばない。」
孔明:「おおお、なるほど!言われてみれば確かにおっしゃる通りですね!」
僕自身の過去を振り返って見て、ゆっくりと斜めに海に沈んでいった時も。その発端となる出来事をたどっていくと、
明らかに危険な大きな段差を意識をしながら乗り越えようとした時よりも。安全だと思って、何食わぬ顔をして勢いよく前を向いて歩いている時に、小さな溝につま先が引っかかった。
大きく転倒してしまった・・・。という方が、「飛んでイスタンブール」レベルが激しかったのを覚えている。
自分が危険だと認識して、慎重に歩いたり、一歩一歩踏みしめて段差や障害物を乗り越えてる時には決して転ばない。
けれども、自分が安全・安心だと信じて疑わない状態で、風を肩を大きく揺らしながらきるかたちでかっぽしてる時、小さなほんの僅かな段差につまづいてどーんと大きく転倒する。
ほんのわずかな間に、多くを教えてくださるファーザー。
果たして今僕が歩いてる道は本当に安全・安心なのだろうか?身が引き締まる思いである。
そう考えて見れば、調子の良いときほど、「オレは大丈夫!」と思いがちなことは今なおある部分なので。調子の良いときほど、身体をすぼめて、右足の親指を見つめながらトボトボ歩く。
これがいかに重要なことなのか?
過去の自分自身の「飛んでイスタンブール」体験を通して、改めて想定することができる。
株式相場での「居合抜き」。
今日は日給+5万3,000円以上抜いてしまった。
「居合抜き」も開始して3年半が経過。
「株式相場」で散っていく剣客たちを見ていくと。
「本当に大丈夫なのか?危ないのでは・・・」というふうに一刀一刀疑心暗鬼の気持ちで、石橋を叩きながらやってる時には意外と失敗はしない。
けれども、「オレはもう石の上にも三年。居合抜きの型が身についてるのだから・・・」と過信してる時に、小さな3cm程度の段差に躓いて大きく転倒する恐れが高まる。
スマホの画面に映る、楽天証券iSPEEDの「実現損益+5万3,000円」を見つめながら。こういう時ほど脇を締めて一歩一歩確実に歩かないと・・・。
ファーザーご夫妻と自宅近くの中華料理レストランでのディナー。生ビールに紹興酒、美味しい中華料理をつつきながら。
ファーザーのように45年間以上生き残り続けるためには、いかに慎重なほどに慎重にならないといけないことなのか?
その重きを感じながら、ついなんでも安易に考えがちな僕の脳のOSのバグやウィルスを、改めて軌道修正するのであった。
追伸
「重要なお約束」
「投資は自己責任」この言葉を理解できない場合は、投資をやらないことを強く推奨する。絶対に僕が書いた記事の真似をして、楽天証券やSBI証券の口座を開設したり、投資信託に投資したり、株の投資をしたり、しないことを強く推奨する。
あくまでも僕は僕の自己リスクと資金管理の元、「勝っても負けてもゲーム」。人生の中における、「プラスアルファの贅沢」として、楽天証券の口座を通して、投資信託と株の売買を、個人的に楽しんでいるだけであり。
その様子を、ブロガーとして、発信しているだけであり。楽天証券の投資信託や株を、僕の記事を読む読者の方々にオススメしたところで、楽天証券からコミッションやアフィリエイト報酬が、一円も発生するわけではない。
株や投資信託を、「絶対にやりましょう!」と、推奨しているわけではない。
むしろ、株や投資信託で勝ち続けることは、非常に難しい。
知識が浅いまま、株や投資信託に臨むと、「株価や基準価格が、上がったら持ち続けたり、買いまししたり、下がったら怖くなり、損切り手仕舞いをしてしまう。・・・確実に負ける動きをしてしまうから。
僕の場合は、45年間株式投資の世界で、ただの一度も飛ばしたことがない、北野会長を師と仰ぎ、45年間で培って来られた訓えや叡智を、毎月の北野会長との謁見宴(ディナー)を通して、直接質問しながら一つ一つ確認しながら、致命傷にならない範囲の小さな失敗を繰り返しながらも、鍛錬を繰り返して、ようやく形になって来た段階。
空手や柔道で言えば、2015年6月からの毎日の鍛錬の積み重ねによって、「初段」合格試験を突破して、ようやく「黒帯」を巻き始めたばかりの段階。
その僕の株や投資信託の取引を、「そんなことは私にもできる!」と知ったような気になって、すぐに飛びつくような形で、楽天証券やSBI証券などの口座を開設。
見よう見まねをして、投資信託や株の投資に臨むと、非常に危険である。
何も日頃の鍛錬をしていないのに、いきなり空手や柔道を、黒帯の方々と真剣勝負の試合で対戦する位危険である。空手や柔道では確実に捻挫・打撲・骨折などの大怪我を負うことになるが、投資の世界では苦労してビジネスで貯蓄したお金が瞬時に「飛んでイスタンブール」になる。
「僕の記事がキッカケで、株や投資信託をはじめて、飛んでイスタンブール」になりました!」
・・・と、後から言われても、当然ながら僕は、責任を取るたぐいも、補填のたぐいも、一切することはできない。
恐らく「飛んでイスタンブール」になってしまったその場合は、資金管理面含めて、僕がやっているやり方とは、違うやり方を「自己流」でやっているはずだから。
この点を留意して、僕のレビュー記事を読んで頂きたい。上記の約束を守れない場合は、僕の記事を読むのをただちに遠慮頂きたい。
あなたの、身の安全を願いながら、僕のレビュー記事を読んで頂く際の「お約束」として改めて明記させて頂く。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…