僕が香港で拠点としているのは、香港島の銅鑼灣(トンローワン)駅。香港の文化、日本の文化、西洋の文化、3つの文化がバランスよく中和するこの街は、僕が香港の中でも最も好きな街の一つなのです。
「漢旅」の集合場所に指定されている、Regal Hong Kongホテルに行ってみると・・・。
ゴゴゴゴゴゴ。
いました、あの漢(おとこ)がソファーに座っています。
あの漢・・・若干23歳の駆け出しプログラマー時代、副業で開発したショッピングカートのレンタルシステムは現在2万店舗以上、流通総額500億円以上の規模に成長。
その後、1人で立ち上げたビジネスマッチングサイト「@SOHO」をたったの4年間で業界NO.1の会員規模(現在19万名6,000名)に育て上げる。
現在は上場起業、売上100億円超企業のコンサルのみを引き受けている。「海外ノマド倶楽部」代表として、世界を旅しながら、世界中からサーバーにアクセスして複数のビジネスを展開しているブロガー「J(ジェイ)」です。
ドドーン!
毎月必ず「漢旅」のタイミングで香港に合流。約1ヶ月間に渡る互いの各国での旅の成果報告を元に、互いを高め合うために、アドバイスをし合ったり、褒め称え合ったり、一緒にやっているビジネスの打ち合わせをしたりしている。僕と同じ76世代の、僕の盟友なのです。
J(ジェイ)にとっての現実世界はこちらではありません。MacBook Air13インチを通してアクセスできる、サーバー世界です。
肝臓腎臓強化のため、健康のため、毎回合流時に立ち寄る中華レストラン「鼎泰豐(Din Tai Fung/ディンタイフォン)」に来てからも、基本はずっとMacBook Air13インチに向かって、サーバー世界と交信を続けているのです。
孔明:「J(ジェイ)さん、食事が冷えますよ!」
J(ジェイ):「あ、はい。もう少しで終わります。」
というやり取りを3回位繰り返してから、ようやくMacBook Air13インチを閉じて、コチラの世界で食事をするのです。
ちなみに、なぜ毎回銅鑼灣(トンローワン)駅のRegal Hong Kongホテルで集合をするのか?それは、「鼎泰豐(Din Tai Fung/ディンタイフォン)」で、チキンスープと青ものを食すためです。
数々の旅の中で浪費させた肝臓と腎臓にエネルギーを送り込む鶏ガラスープ。そして、体調を整える青もの。共に肝臓腎臓強化部メンバーとしてのパワーアップアイテム。
熱い「漢旅」を楽しく力強く謳歌するために、しっかりと身体を整えて置くのです。こういうメンテナンスは、プロのスポーツ選手と同じ。
ブロガーと言えども怠ってはならない部分ですよね。
食後は再び「鼎泰豐(Din Tai Fung/ディンタイフォン)」すぐ隣りのRegal Hong Kongホテルのロビーへ。
今回の旅に合流してくれる漢たちがやってくるのを、MacBook Airに向かって『黙々会』しながら、静かに待ちます。
今回はどんな漢たちが来てくれるのか?
あえて、土居三郎クンが予め送ってくれている参加者リストには目を通していない僕。
ドキドキワクワク、高まる鼓動を、腹式呼吸法で抑えながら。サーバー世界に向かって、ひたすらメッセージを送り続けるのです。
漢:「あ、あのー。ひょっとして孔明さんと、J(ジェイ)さんですか?」
孔明:「はい。そうです!「漢旅」ですよね?」
僕たちが囁く単語、「孔明」、「J(ジェイ)」、「漢旅」・・・まるで秘密結社の暗号とか、甲賀忍者の合言葉です。周りの人達は何のことを言っているのか分からないでしょう。
まあ、周りはもともと、日本語自体が分からない、香港人ばかりですが。。
こういう形で、1人、2人と徐々に漢たちが集い、お互い大した言葉を交わし合うこともなく、MacBook Airをバッグから取り出し、そして黙々とキーボードを叩きだすのです。
静かかつ特殊な集い方こそが、「漢旅」のスタートの合図であることは、僕たちと、今僕のお話を聴いてくれているあなたしか知らないことです。
「漢旅」参加者が全員集合したのを、土居三郎クンが点呼確認した後、Regal Hong Kongホテルのエントランスからタクシーに乗って、最初の秘密の漢勉強会が開催される、某香港現地金融会社へと、タクシーを走らせるのです。
【漢たちへ・・・秘密の告知】
6月の漢旅は・・・6月14日(金)香港、15日(土)香港・マカオ、16日(日)マカオ・珠海
【編集後記】
早く待ち合わせ時間に到着したからと言って・・・
「あのー。時間まで何をしていればいいですかね?」とか、黙々MacBook Airに向かって、黙々している、僕やJ(ジェイ)、他のメンバーに話しかけてしまうのは、注意が必要です。
「漢旅」の約束の時間まで、黙ってMacBook Airを取り出し、【黙々会】をするのが、「漢旅」のスタートスタイルなのです。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…