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【斬】マレーシアMM2Hビザ取得前の惨劇

僕が2010年度に、実際にマレーシアのMM2Hのビザを存在を知り、取得しようと思ったキッカケをお話させて頂きます。

実は、2010年10月頃、僕が吟遊メルマ二ストとしてサーバー世界で大活躍していることが、当時勤務していた会社に大々的にバレてしまう事件が発生してしまいました。会社内に僕のメールマガジンを登録してくれていた読者さんが沢山いらっしゃったようで、その内容からバレてしまったようなのです。まあ、一部有料会員サービスを遠慮も躊躇もなく本名で販売していたことなども重なってしまいまして。。。(これは計略的で無かったと反省してます。苦笑)

本社の役員会議の中にまで話題になってしまったり、海外支社を統括している海外統括役員さんに呼び出されたり、本社の人事部長とこの件で日々メールでやり取りしたりと、現役サラリーマンとしてあるまじき、本当に大変なことになってしまっていたのです。

上場企業という厳格な社会組織のピラミッド構造の中で、大々的に副業をやっていたことがバレてしまいました。しかも社内の社長さんや役員さんたち含めて誰よりも稼いでしまっていたらしい・・・となれば穏やかではありません。それまで約12年間かけて社内で築き上げて来た、僕の信頼・信用、そしてポジショニングを喪失してしまったのです。

会社の役員さんからは、「副業を辞めて本業を続けるか?それとも副業を本業として続けるか?どちらかにしなさい!」とハッキリと言われてしまましたので、僕は泣く泣く、それまで約12年間勤務していた会社を辞めることを決意したのです。

始めは香港に移住しようと思っていました

始めは僕も、香港に移住しようと考えていました。2003年から会社の辞令によって香港に移住。家族と共に住んでいたこともありますので。嫁さんと子供たちに至っては、僕が2006年に会社の辞令で中国本土に異動して以降も、2008年10月頃までずっと香港に住んでいた程です。

僕が香港に移住できる方法は2種類しかありません。1つ目の方法は香港の投資家ビザを取得すること。けれども、香港の投資家ビザを取得するためには、1,200万HKD(約1億2100万円)分の現金を香港の指定された金融機関の口座に一度入れ、なおかつそこから、香港内の指定された金融商品に投資をしなければなりません。

流石にこれには厳しいものがあります。よって僕に残された手段は、香港の就労ビザを取得することです。ただし、実際に就労する形になってしまっては、引き続き現役サラリーマンを継続することになってしまいます。勤務している会社に実際に副業がバレたことで、雇われの身で副業で稼ぐことの罪の重さというものを嫌というほど味わってしまいましたので、自分がビジネスを持っていることを隠しながら就労する道は断念しました。本格的に今まで副業としてやっていたこと、WEBメディア媒体の運営ビジネスを本業として行うことを決意したのです。

この条件をクリアしながら、香港の就労ビザを取得する方法、それは、友人がオーナーをやっている、香港現地企業に経費モロモロをお支払いして、社員として雇ってもらう形です。社員として雇われながら、それにかかる経費や、会社として就労ビザを取得するために僕に支払わなければならない給料などを、僕が逆に全てお支払いするのです。幸い僕は2003年から香港をベースとして働いていて、香港で会社経営をしているオーナーさんも沢山いらっしゃいました。ある企業のオーナーさんにお願いしてみたところ、快く引き受けてくれました。

香港の住居を探してみたのですが・・・

香港に移住することを決意した僕は、早速家族と共に居住するためのコンドミニアムを探しました。既に副業ビジネスと投資からの毎月の収入はかなりありましたが、人生の中で独立起業するのは初めてです。これからどんな予想外の出費があるかもしれません。さらには、少しでも支出を削って、キャッシュ・フローがあれば、さらなる案件を探して、原資を再投資をしていかなければなりません。

贅沢な住居を追い求めると。香港では毎月15,000HKDを家賃の限度額と自分の中で定め居住するためのコンドミニアムを探したのです。

いろいろなコンドミニアムを見て回りました・・・どれもこれも酷い有様です。15,000HKDの家賃で住めるコンドミニアムといったら地区30年は経過しているだろう、それはそれはボロボロのコンドミニアムです。しかもかなりマジで狭いと来ています。日本の都内の1LDKの汚い版といった感じです。

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孔明:「香港はボロボロのところに引っ越すつもりだから、覚悟しておいてね・・・」

それまで海外駐在員として、会社の経費で借りていて高級に部類するコンドミニアムしか住んだことの無い嫁さんや娘たちがいきなり見てビックリしないよう、何度も念を押してしまう僕がいました。

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そんな時の事だったのです。僕がマレーシアのジョホールバルに行ったのは。そしてMM2Hビザの存在を知ることになってしまたのは・・・。

このお話は続きます。


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