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【斬】「海外生命保険」自分と家族の将来を守る研究その⑤

僕の場合2003年から、ずっと海外に居住しているので、日本国内の生命保険に入っていません。まあ、あまりにも利回りが悪いので、実際に日本に住んでいたとしても、日本の保険には入っていまないと思いますが。。。

場所を海外に移すだけで、魅力的な生命保険が沢山あることに気付きます。

ただし、海外となったときに、あまりにも無尽蔵に種類があり過ぎて、海の物とも山の物ともつかぬ状態。

そこで海外とI.T.を計略的に活用するためのブログとして、海外での富裕層の人脈を駆使して、彼らが実際にどんな生命保険に入っているのか?研究を続けています。

今回、調査結果をレポートすることにしました。

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2億円の保障が1,500万円の支払いでいいというカラクリ

海外には有利な保険がある、ということに加えて、加入の仕方を工夫することでさらに効率よく保険に加入をできますね。。

たとえば、僕たちが保険に加入をすると、保険証書が手元に届きます。通常はこの証書を保管し、相続発生時に受取人がこの証書を以って権利を行使、保険金を受け取ります。

この保険証書、海外ではより僕たちにとって有効に活用することができます。証書自体に銀行が価値を見出し、資金を貸してくれるんです!

こういう買った地で、銀行が富裕層向けに生命保険の保険料を貸し出すスキームを、「プレミアムファイナンス」といいます。概ね一般的なイメージで言うと、支払い保険料の3分の2程度を貸してくれるんです。

そうすると、仮に2億円の保障を受けるために4,400万円必要だった場合、プレミアムファイナンスを利用して3分の2を銀行に出してもらい、自分は1,500万円の支払いで良い、ということになるんです。

プライベートバンクでは、保険証書だけではなく、預けている株式や現金、ファンドなどもプレミアムファイナンスの対象になります。

通常プライベートバンクの顧客は何億円もの資産をプライベートバンクに預けていますので上記支払いの1,500万円も、預けている資産を担保にプライベートバンクが全て肩代わりできてしまうんです。

もちろん銀行にお金を借りるわけですから金利は発生します。

しかしこの金利は、毎年払っても良いですし、死亡時に死亡保険金から一括精算で支払っても良いのです。

プライベートバンクの仕事は信用で成り立っています。金利の支払いさえ借りる側の任意で決めることができます。

プライベートバンカーは自分の顧客向けに、追加で一切の資金を入れることなく高額の保険を組むことができる、ということを、「サービス」として行っているんですね。

ちなみに僕の場合、何億円もの資金を預けているプライベートバンクの顧客でなくても、プレミアムファイナンスの仕組みを利用して、2億円の保障に1,500万円で入る、こういうスキームを海外で知ることができたわけです。


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