2006年に公開されたスタジオジブリ映画「ゲド戦記」宮崎駿監督の息子さんである宮崎吾朗さん監督・脚本の作品ですが、登場キャラクターの「テルー」については、人間なの?竜なの?ぶっちゃけ、正体がよくわからなかったですよね?そこでこの記事では・テ 【あらすじ①】ハイタカとアレンの出会い. その影響でエンラッド国の王子であるアレンも心を病んでしまい、父親を殺してしまいます。正気に戻ったアレンは自国から逃亡。国を捨て逃げている途中で、賢者ハイタカに命を助けられ、世界に異変を起こしている災いの元を探す旅へ出ることに。 谷底にある小国の王子シュナが、国を救うため麦を求めて旅に出る物語で、チベット民話「犬になった王子」を元にしています。この世界観は『もののけ姫』の原点にもなったようです。, 非常に難解なストーリーであり、さまざまな解釈が展開されている『ゲド戦記』。主人公アレンは、これまでに数多くの重圧や抑圧を感じてきた青年でした。彼が“父親殺し”という行為に走ってしまったのは、彼を取り巻く抑圧に屈したくないという意思の現れだったのでしょうか。 ジブリ映画『ゲド戦記』は、魔法使いやまじない師が登場するファンタジーです。 中でもクモは、中性的で妖しげな雰囲気の、謎めいた魔法使いですね。 この記事では、 クモの正体とは? ハイタカがクモにした仕打ちとは? 世界の均衡 … 真の名を公にしており、世界の調和を保つ「エレス・アクベの腕環」をカルガド帝国から取り戻した「腕環のテナー」として知られていました。後にテルーを引き取り、彼女の育ての親となります。, 映画『ゲド戦記』を監督した宮崎吾朗が、長年ジブリ作品を創り上げてきた宮崎駿の長男であることは有名ですね。実は映画監督としてデビューしたのが、『ゲド戦記』だったのです。 「ゲド戦記」クモの性別や年齢は?怖い怖いのセリフの意味と目的についても 「ゲド戦記」ハイタカ・まさかなのセリフはなぜ?魔法シーンや能力についても 「ゲド戦記」ハイタカの傷の原因は?大賢人の正体とテナーとの関係も ゲド戦記の評価感想が意味不明でつまらない?面白いひどい口コミの理由! ゲド戦記の相関図!登場人物と真の名前とは?クモの正体や性別と年齢! ゲド戦記 |テルーの正体!火傷と竜の関係やアレンとその後結婚する? ゲド戦記 |アレンの正体! 映画はゲド壮年期の3作目を中心に構成され、4作目の内容も加味されています。ここからは原作と映画の違いにスポットを当てて紹介していきましょう。, テルーの年齢は原作では6歳くらい。映画ではヒロインとして登場するため、アレンの年齢に近い見た目の少女に変更されています。いわゆるジブリ的なヒロインですね。 ジブリ映画『ゲド戦記』のラストは、父親殺しの罪を償うために、アレンは国へ帰ることになりました。 テル―とは再会しそうな雰囲気でしたね。 大人になったら結婚したのではないかと、気になった人も多いでしょう。 この記事では、『 … 【ネタバレ解説】『ゲド戦記』 クモの正体とは? あらすじ&原案もご紹介 access_time 2021/04/10 03:00 create 映画board folder エンタメ 皆さんはゲド戦記ご覧になりましたか?. クモの死との関係についても. 目次. 映画『ゲド戦記』について. 【あらすじ③】クモに狙われるアレンとハイタカ. 「父さえいなければ、生きられると思った。」というキャッチコピーも自分のことではないと語っています。, 本作のヒロインとして登場するテルー。真の名をテハヌーといい、顔の左側には火傷の跡があります。年齢はアレンと同年代くらい。ハイタカ/ゲドの昔なじみであるテナーと、農業を営みながら暮らしています。 「ゲド戦記」クモの性別や年齢は?怖い怖いのセリフの意味と目的についても 「ゲド戦記」ハイタカ・まさかなのセリフはなぜ?魔法シーンや能力についても 「ゲド戦記」ハイタカの傷の原因は?大賢人の正体とテナーとの関係も クモの正体は?. 『ゲド戦記』のネタバレあらすじ. クモの城でハイタカがクモの改心するという発言について憤るシーンがありますが、それはこの過去の1件のことなのです。, アレンの心の闇に付け入り、ハイタカに剣を向けさせたクモでしたが、アレンはハイタカとテルーに諭されて正気を取り戻します。彼は自分の「影」を受け入れ、心の闇を晴らすことができたのです。 アレンが国を旅立つ理由を模索していた時、鈴木敏夫プロデューサーに「父親殺しをするんだ」と言われて腑に落ちたと、宮崎吾朗は心理学者・河合隼雄(かわい はやお)との対談で語っています。, アレンの父親殺しの理由については劇中では明らかにされていません。当初は狂った国王に殺されそうになり、アレンが国を出るという設定だったとか。しかしそれをあえて「父親殺し」に変えたのは、現代の若者が抱える閉塞感を表現するためだったようです。 今回はスタジオジブリの作品「ゲド戦記」についてのお話です。. 性別は男?. 醜い正体を晒(さら)したクモと対峙したアレンは、クモが自分と同じで死を怖がっている、目を覚ませと諭します。それでも生にしがみつくクモはテルーを魔法で殺そうとしますが、竜となったテルーに焼き払われ、ドロドロになって無残な最期を遂げました。, 魔法が存在するこの世界のすべてのものには「真(まこと)の名」という名前があり、その名前を知ることで魔法を使ったり、相手を支配したりすることができます。ですから無暗に「真の名」を知られることがないよう、偽名を使って生活するのが普通です。 価格:5060円(税込、送料無料) (2021/4/8時点), ゲド戦記のクモの正体は、原作では生と死の間を自由に行き来し、「永遠の生」を願う魔法使いです。, 過去にクモは、魔法使いにあるまじきひどいことでお金を稼ぎ、ハイタカにこらしめられました。, クモとハイタカの話は、原作「ゲド戦記Ⅲ巻 さいはての島へ」を読むとよくわかります^^, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, ゲド戦記のハイタカの正体やまことの名を原作から説明します。ハイタカの顔の傷の理由やエピソード、映画でハイタカが「まさかな・・・」とつぶやいた理由もお伝えしています^^, ジブリ映画「ゲド戦記」の原作から、テルー(テハヌー)の正体を、そして、顔の傷(やけど)の理由やテルーの過去を解説します。テルーはどその後どううなったのか、アレンとの結婚は?もお伝えしています^^, ゲド戦記の原作と映画の違いを、登場人物の設定やストーリーポイント、結末などから徹底的に解説しています。映画ゲド戦記の理解の助けになれば幸いです^^, 何度もテレビで放映されている「風の谷のナウシカ」。その腐海の謎は映画では少しふれられただけで、本質は明らかになっていません。本記事では、原作を何回も読んでいる筆者が、腐海とは何か?その正体は?という部分に迫ります。きっとナウシカの原作の深い部分をかいま見ることができますよ!, 2021年3月からの「アニメージュとジブリ展」のグッズが通販できるか、お伝えしています。オンラインサイトの開始時期や、グッズのおススメ16選と値段についてもお伝えしています^^, 漫画「東京BABYLON」バッドエンドとその最後に至るまでのストーリーポイントをまとめています。東京BABYLONは1話完結方式ですが、皇昴流と桜塚星史郎の関係がストーリーのキーポイントとなります。BANYLON主人公皇昴流の結末のセリフは今でも覚えているくらいショックでした。。。東京BABYLON2021を見るのにおさらいしたい方、ぜひ!, 「はたらく細胞!!」「はたらく細胞BLACK」の合同イベント「一緒にはたらく祭典」の開催が発表されました。本記事では、「一緒にはたらく祭典」のチケット購入方法や値段をご紹介します。日程や場所、キャスト、そして、気になる内容もリサーチしましたのでぜひご覧くださいね^^, 2021年3月16日発売の五等分の花嫁ローソンコラボ商品!本記事では、その販売がいつからいつまでかを、商品毎に分かりやすくご紹介。販売店舗の注意点もお伝えしています^^, ブルボン濃厚チョコレートブラウニーのアニメCMの声優さんの声、聴いたことが・・・鬼滅、進撃に出てなかった?と思った方へ。その答えと、声優さんたちの他の出演作品とキャラクターについてもお伝えします^^, 風の谷のナウシカに出てくる「王蟲」。映画ではその正体は明かされていません。本記事では「王蟲の存在の意味」と、「なぜそのような存在が生まれたのか」についての理由を、原作の世界設定を交えながらお伝えします。深すぎる「原作版ナウシカ」の世界を垣間見ることができますよ!, 映画では、「まだ生死両界の王になっていない(=「生」と「死」の間にある扉をあけていない)」ようです。, 死と生の間を自由に行き来すること、永遠の生を望む人物であることに変わりはありません。, クモは原作では生と死の境を、自身の見つけた魔法でこじあけ、そのあたりまえを崩しました。, ゲド戦記(3) さいはての島へ (岩波少年文庫) [ アーシュラ・K.ル=グウィン ], 少年文庫版「ゲド戦記」セット(全6巻セット) [ アーシュラ・K.ル=グウィン ]. 金曜ロードショーで放送のゲド戦記! まだ見ていない方は、録画してでも見てください~!やっぱりジブリ作品は面白いですね~! ゲド戦記は、命の大切さ、人とのつながりなどを壮大なアニメで伝えている作品だと思います。 この作品を見て、気になったのがテナーの正体です! スタジオジブリ作品としては低評価の烙印を押されることの多い本作ですが、深みのある重厚な世界観にファンも多いです。. クモの正体は?. ゲドの留守中に“石垣の向こう側”から“この世”へ侵入があり、学院の守りも破られてしまう。 なお、終焉と世界の変化を暗示する結末から、第4巻が発表されるまでの十数年間、ゲド戦記は「三部作」とされて … 扉を開いて世界の均衡を崩していたクモ。心の均衡を失ったアレンを利用し、ハイタカに復讐する機会をうかがっていたのです。 ゲド戦記の相関図!登場人物と真の名前とは?クモの正体や性別と年齢! ゲド戦記 |テルーの正体!火傷と竜の関係やアレンとその後結婚する? ゲド戦記 |アレンの正体!父親を殺した理由と影と剣が抜けない謎? ゲド戦記の結末! 【あらすじ・考察】. アレンという名はエンラッド語で「剣」、真(まこと)の名はナナカマドの意味をもつ「レバンネン」。真の名とは命にも等しく、その名さえ知っていればその者自体を支配することができる大切な言葉です。, 宮崎吾朗監督が初めて手がけた長編アニメーション映画『ゲド戦記』。この作品の主人公であるアレンは、非常に謎の多い存在です。彼はなぜ父親を殺したのか、“父親殺し”という設定で宮崎吾朗監督が表したかったのは何なのか、謎を解説していきます。, そんなアレンは物語冒頭、国王の父親を殺して国を追われる身となります。この出来事をきっかけにアレンは旅に出ることになりますが、実は原作内でこの「父親殺し」の件は描かれていません。 ※この記事は、映画『ゲド戦記』や原作のネタバレを含みますのでご注意ください!, 宮崎駿の絵物語『シュナの旅』を原案とし、アーシュラ・K・ル=グウィンによる世界的ファンタジー小説を長編アニメーション化した映画『ゲド戦記』。本記事では、本作を無料で視聴できる動画配信サービスなどについて紹介していきます。, 『ゲド戦記』は均衡を失いつつある世界が舞台。 複雑な思いを抱えながら“父親殺し”の罪を背負ってしまったアレンは、さまざまな抑圧の元でもがきながらも、未熟な自分への苛立ちも抱える現代の若者たちを映し出しているのかもしれません。 元は龍であった人間は、人間の社会で生きていくために龍の力を抑えなければなりませんでした。言い換えれば龍の力は人間によって奪われてきたのです。 テルーが持っていたはずの「自然の力」も人間に奪われてきました。しかし先祖返りともいうべき偶然で力を取り戻して人間界に災いを呼び起こします。 『ゲド戦記』の世界では、龍が人間の姿になって人間とともに生き、そして人間と混血になっていったという設定があります。しかし龍の血が受け継がれていても皆が龍になれるわけではありません。時に龍の血を色濃く受け継ぐテルーのような存在が「先祖返り」として現れるのです。, テルーの本来の姿は「龍」であったことが判明しますが、単に物語を盛り上げるために彼女の正体を龍としたのではありません。多くのジブリ作品がそうであるように、本作にも主義主張があるのです。 では、いきなり本題に入ってきますが、 テルーといえば、あのどこか寂しそうな雰囲気を醸し出し、簡単には心を開かない閉塞的な少女だという印象をお持ちかもしれませんが、 それらは幼い頃に心や身体に傷を負っているからであり、過去のトラウマがあるからこそ人と関わっていくということに対して敏感になっているわけですよ。 特に物語の前半部分を観ていると感じますが、どうにも接しにくいオーラを放っていますよね … 冒頭に描かれている龍はテルーではありません。冒頭シーンは、本来すみ分けられていた人間世界と龍の世界が混じり合い、世界の均衡が崩れていることを示唆するシーンです。 しかし永遠の命を望む敵・クモにアレンが利用され、またハイタカとテナーも人質に。テルーは彼らを助けるべく動き出します。, アレンは本作の舞台である多島海世界「アースシー」の島国の1つ、エンラッドの王子。悩み多き17歳の若者であり、純粋で生真面目な性格でしたが心の均衡を失って、彼の心の分身だった「光」が「影」となって去ってしまいます。 ジブリ映画の「ゲド戦記」の登場人物クモ。. これを現実社会に置き換えるならば、散々力を奪って抑え込んできた自然も、いつかは突如力を取り戻して人間に猛威を奮ってくるという警告だと捉えることができるのではないでしょうか。 2006年に公開されて、日本映画界の話題をさらったアニメーション映画「ゲド戦記」。作品内における敵役の存在であるクモが、「トラウマになる」ほど怖いといわれています。 いきなり本題に触れるのも良いが、ふと思い返してみるに「ゲド戦記のストーリーってどんなだっけ?」と、残念ながら筆者自身も詳しい内容を忘れてしまっている。 そこでまずは、本作のあらすじをざっと書き出してみたいと思う。多少ネタバレを含むので、まだ映画を見ていない人は注意してほしい。 ゲド戦記の舞台となるアースシーという多島海世界に突然ドラゴンが現れ、しかも龍同士で共食いを始めるという事件が発生 … もうゲド戦記に出てくる剣見るたびに笑ってしまう!w ゲド戦記に出てくるクモという魔法使いは、異様な雰囲気から見ても不気味なキャラクターですよね。 今回は、そんなクモの紹介とともに、多くの人へ恐怖を植え付けた、あのトラウマシーンを振り返っていきましょう! スポンサーリンク 本記事では本作の謎や原作での設定などについて徹底解説。これを読めばきっと『ゲド戦記』へ理解が深まること間違いなしです! 映画と原作の大きな違いは、原作の主人公がハイタカであるところ、映画ではアレンをメインに据えたところ。この変更は宮崎吾朗が現代の若者に向けて本作を製作していたことと関係がありそうです。, 映画『ゲド戦記』は実はもう1つ原案とされている作品があります。それは宮崎駿が1983年に発表したファンタジー絵物語「シュナの旅」です。 また原作のテルーは顔半分が火傷でケロイド化しており、目も潰れているような姿です。さらに焼かれた熱によって喉も潰れているため、歌を歌うこともできないでしょう。テルーの設定はかなり大胆に変更されています。, 原作でアレンは父である国王に諸国調査を命じられ、大賢人ハイタカに会いに行って2人で旅に出るという流れ。しかし映画では前述のようにアレンの父親殺しから始まります。 2006年に公開された宮崎吾朗初監督映画「ゲド戦記」。黒幕であるクモは、アレンやハイタカを苦しめます。女性に見えるけど、本当は?クモの正体やその最期のシーン、ハイタカとの関係もまとめてみました!(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意 若かりし頃のハイタカは自身の高い魔法の才能に自惚れていた青年でしたが、その驕(おご)りによって暴走を起こしてしまいました。その際に禁断の魔法を使ってしまい、死者の魂と「影」なるものを呼び出してしまったのです。 ゲド戦記とは、アーシュラ・k・ル=グウィンによって書かれたファンタジー小説です。戦記と訳されていますが、戦いが主な物語ではなく、ゲドが主役として活躍するのは1巻のみであとはアレンという男が活躍するお話です。そのゲド戦記で鍵を握るのは、テルーという女の子です。 2人は旅の途中、ハイタカの友人・テナーの家に泊まります。そこでアレンは顔の半分が赤い女の子・テルーに出会いました。はじめ彼はテルーに嫌われていましたが、徐々に交流を深めていきます。 アレンと国王の関係を宮崎吾朗と宮崎駿の関係のメタファーととらえているファンもいます。ただし、宮崎吾朗本人はアレンを自分自身に置き換えて作ったつもりはないと否定。 2006年公開のジブリ映画『ゲド戦記』のあらすじをネタバレ込みで紹介!宮崎駿の長男・宮崎吾朗氏が初めて手掛けた長編アニメーション映画『ゲド戦記』は、混沌とした世界で精神を病んだ少年が国王である父を殺し、逃亡した先で大賢人と出会い旅をする冒険物語です。 ゲド戦記原作と映画の違いを登場人物の設定や結末などから説明します! ゲド戦記クモの正体を原作から説明!その過去やハイタカとの関係も; ゲド戦記のテルーの正体を原作から説明!顔の傷ができた過去 … [. クモは永遠の命に執着しており、そのためには死者から生きている人間までもてあそぶような悪い魔法使いです。. 原作はゲドの少年期を1作目、青年期を2作目、壮年期を3作目で描いています。映画になった壮年期のゲドは、世界の均衡を注視し、そのために自分もむやみに魔法を使ってはならないと考えているアースシー最後の大賢人です。, ハイタカの顔にある悲痛な傷跡。これはいつ、何によってつけられたものなのでしょうか。そのエピソードは原作1巻「影との戦い」に描かれています。 映画「ゲド戦記」にも他の映画と同様に悪役の存在がいるのですが、それが「クモ」。 クモは悪役なだけに、ゲド戦記で怖くてトラウマになりそうなシーンがいくつかあります。 今回はこのクモの怖い正体や言葉・シーン、クモの性別、声優さんなどをお伝えしていきますね。 父殺しの理由は?. つまり『ゲド戦記』においてテルーの正体が龍であったことは、自然破壊に対する注意喚起、現代社会に対するアンチテーゼであると考えることができるのです。, ゴント島出身のハイタカは偉大な魔法使いで、真の名をゲドといいます。ハイタカはゲドの通り名で、『ゲド戦記』とは本来ハイタカ=ゲドを主人公とした物語なのです。 ゲド戦記のクモって一体何歳なの?なんだか謎が多くないですか?ミステリアスでその過去や年齢が気になって調べてちゃいました。クモの美しい姿がどういったものなのか、クモは何を追い求めているのか?明かしちゃいます。 ゲド戦記の世界では成人式などの日に魔法使いやまじない師の力を借りて「真の名」というものを与えられます。 「真の名」は人間にも魔法使いにとっても重要なもので、劇中の敵であったクモは相手の「真の名」を知ることで魔法を使っていました。 テナーは少女の頃、カルカド帝国のアチュアン神殿で巫女アルハとして育てられていました。ハイタカの手助けによって巫女の座から解放され、カルガド語で「喰らわれし者」の意味を持つアルハという名から、元のテナーという名に戻ります。 ゲド戦記での悪役である「クモ」。 男か女かも分かりづらい謎めいた人物です。 ハイタカにうらみや因縁があるようなことは映画からなんとなく分かりますが、「どうしてねたんでいるのか」「どんな魔法使いなのか」などは、映画で明らかにされていません。 ゲド戦記のクモ様がトラウマレベルに怖い!その最後・性別や声優まで紹介. 価格:836円(税込、送料無料) (2021/4/8時点), 「大賢人について」「まことの名」など、物語の設定の詳しい部分まで知りたい人は、6巻背セットを読んだ方がいいかもしれません^^, 少年文庫版「ゲド戦記」セット(全6巻セット) [ アーシュラ・K.ル=グウィン ] これは映画オリジナルのシーンであり、プロデューサーの鈴木敏夫(すずき としお)が監督の宮崎吾朗に提案する形で取り入れられました。 魔法使いの正体と目的についても. 女?. 命を大切にしない人間には心を開かず、殺人を犯し自暴自棄になっていたアレンを初めは嫌っていました。その背景には両親に虐待されて捨てられた辛い過去が。大賢人ハイタカには出会ってすぐ打ち解け、「タカ」と呼んで慕っています。, 映画『ゲド戦記』は宮崎吾朗監督初の長編アニメーション映画として多くの注目を集めました。しかしヒロインであるテルーの正体や過去がよく理解できず、気になっている人も多いことでしょう。この記事ではテルーの正体や込められたメッセージなどを解説していきます。, 本作のラストで、テルーが実は龍であったこと判明します。彼女の正体は、作品の冒頭部で描かれている落下してきた龍なのでしょうか?それとも突然「先祖返り」として現れた龍なのでしょうか……? クモは悪役なだけに、ゲド戦記で怖くてトラウマになりそうなシーンがいくつかあります。. 実はこれはハイタカがテルーに初めて会った時、テルーの中に龍としての素質があることを見抜いたからであると言われています。 ゲド戦記|ハイタカの正体は魔法使い?. ハイタカが真の名を手に入れたのは、原作では1作目「影との戦い」でのこと。ハイタカの真の名がゲドであることは前述の通りですが、この名前を与えてくれたのは出身地ゴント島で出会った魔法使いの師匠オジオンでした。, ハイタカの昔馴染みであり、彼のよき理解者であるテナーは、ハイタカの真の名を知る人物。映画ではかつて巫女(みこ)であったことが語られていますが、詳しい描写はありません。原作ではテナーの過去が2作目「こわれた腕環」で描かれています。 2018.01.07 2020.01.16. 【あらすじ②】テナーの家での生活. 2006年に劇場公開された『 ゲド戦記 』。. 声優は『もののけ姫』(1997年)のエボシ御前役でも知られる、女優の田中裕子(たなか ゆうこ)が務めています。, 本作の悪役クモとハイタカには過去に因縁がありました。 しかし本作を観た人から多く挙げられるのが、「難しい」や「わからない」といった感想。 その影との戦いによってつけられたのが、彼の顔の傷。今では聡明で穏やかなハイタカにも、このようにやんちゃな時代があったのですね。, 謎が多い本作の中でも「最大の謎」と語られているのが、アレンに助けられたテルーを見たハイタカがなぜか驚いた表情をしたこと。 ゲド戦記、剣の柄がちんちんとたまたまに見える。この事だけどうか心に刻んでから視聴してもらいたい。 — K (@dousite_k) January 12, 2018 . かつてクモが黄泉の世界の扉を開き悪さをしていた頃、彼はハイタカに捕まえられています。その際彼は、心を入れ替えると命乞いをして助かりますが、実際は改心せずにハイタカを恨み続けていました。 さらに宮崎吾朗の絵コンテを見た庵野秀明(あんの ひであき)もその才能を認めています。原作をジブリ作品に落とし込むことに苦労しつつ脚本も担当しており、初監督作ながら『ゲド戦記』を見事にジブリ作品の1作として世に送り出しました。, 原作は元々ゲドを主人公とした3部作で、1作目「影との戦い」、2作目「こわれた腕環」、3作目「さいはての島へ」がアメリカの作家アーシュラ・K・ル=グウィンによって発表されました。 2006年に劇場公開したスタジオジブリの長編アニメーション『ゲド戦記』。メインキャラクターたちの解説や、アーシュラ・K・ル=グウィンの原作小説をもとに、宮崎吾朗監督が描き出す難解なストーリーを紐解いていきます。, 映画『ゲド戦記』は、宮崎駿の息子・宮崎吾朗(みやざき ごろう)の初監督作品。2006年に公開され、手嶌葵(てしま あおい)による主題歌や物語の賛否などで大いに話題になりました。 そのためテルーは親からの遺伝ではなく、覚醒的に先祖の特徴が現れた「先祖返り」であることが推測されます。彼女の他にも物語の途中では龍族の末裔が登場するので、先祖返りである可能性が高そうです。, 本作には、「人は昔、龍だった」という言葉が登場します。つまり「龍の一部が人間になる道を選んだ」ということ。この事実は原作でも言及されていました。 クモ:田中裕子 ウサギ:香川照之 テナー:風吹ジュン ハジア売り:内藤剛志 女主人:倍賞美津子 王妃:夏川結衣 国王:小林薫 ハイタカ(ゲド):菅原文太. 誰もが心に光と影を抱えているということ、まずはその事実を認めることから始めるべきと思える作品です。, ジブリアニメ『ゲド戦記』は、宮崎吾朗監督の作品。アーシュラ・K・ル=グウィンの小説『ゲド戦記』を原作、宮崎駿の絵物語『シュナの旅』を原案としており、監督独自のストーリー解釈がされています。この記事では、声優キャストをご紹介していきます。, ciatr編集部です!映画、ドラマ、アニメなどのエンタメ情報を毎日配信しています。マニアックな趣味を持ったメンバーで構成されています。. ゲド戦記に出てくるクモ様と呼ばれる女性のような姿の魔法使い。. 今回はこのクモの怖い正体や言葉・シーン、クモの性別、声優さんなどをお伝えしていきますね。. さらに時代を経て、4作目「帰還」と5作目「アースシーの風」も刊行。外伝として「ドラゴンフライ アースシーの五つの物語」もシリーズに加わりました。 2 クモの性別は男?. 10秒で分かる『ゲド戦記』. ゲド戦記の剣はいつみてもちんこ — オト (@groonicca) January 12, 2018. 2006年に劇場公開したスタジオジブリの長編アニメーション『ゲド戦記』。. また原作において、テルーはハイタカとテナーの子供です。原作に従うのであれば久しぶりに再会した娘の姿に父親が驚いた、とも解釈できますね。, 本作でアレンとハイタカに敵対するクモは、永遠の命を得るために「生死の両界」を分けている禁断の扉を開いた“悪い”魔法使い。外見は女性に見えますが、本当の性別は男性です。 【あらすじ④】クモとの戦い. 2006年に公開された宮崎吾朗初監督映画「ゲド戦記」。竜や魔法が強い力を持つ世界観はとても魅力的ですよね。ところが物語冒頭では、かっこいい竜がなぜか共食いをはじめます。いったいなぜ共食いしているのでしょうか?その理由や人間と竜の関係、テルー ハイタカにうらみや因縁があるようなことは映画からなんとなく分かりますが、「どうしてねたんでいるのか」「どんな魔法使いなのか」などは、映画で明らかにされていません。, なお、ジブリ映画「ゲド戦記」は、原作ル=グウィンの「ゲド戦記」とかなり設定が違っています。, 原作において、クモは、開けてはならない「生」と「死」の間にある扉をあけた魔法使いです。, 映画では、クモの手下のウサギが「(クモ様は)生死両界の王になられるお方だ!」と言っています。, ですので、映画では、「まだ生死両界の王になっていない(=「生」と「死」の間にある扉をあけていない)」ようです。, いずれしても、死と生の間を自由に行き来すること、永遠の生を望む人物であることに変わりはありません。, ゲドたちの生きる「アースシー」では、魔法使いが不死への道を見つけること、死を操ることは禁忌。, 不死ならば生もない、それがあたりまえの命のバランスであり、そのことわりを崩すことは決して許されないことでした。, しかし、クモは原作では生と死の境を、自身の見つけた魔法でこじあけ、そのあたりまえを崩しました。, なお、クモは、原作では、生死の両方を手にしたかつてない魔法使いだ、と自分で言っているものの、ハイタカにこう言われます。, それで、今、そなたはそのあとのがらんどうを埋めようと、やっきになって、世界を、自分がなくした光や命を、自分のところに引き寄せようとしているのだ。, ジブリ映画の最後で、クモの両目がぽっかりとあいた大きな穴になってしまうようすは、そのことを象徴しているようにも思います。, クモは過去も大魔法使いでしたが、お金でその人が望んだ死者をあの世から呼び出すことをしており、財をなしていました。, クモは、大昔に亡くなった大賢人までをまるでペットをよぶかのように気軽に呼び寄せていました。, ハイタカはクモに「俺と一緒にあちらの国(黄泉の国)へ行ってみないか」と誘い、嫌がるクモを強引に黄泉の国までひっぱっていきました。, クモはあれほど死者を気軽に呼び寄せていたのにも関わらず、実は自分の死は誰よりも恐れていました。, 向こうがあんまり強かったので、自分の方がもっと強いのだと、思い知らせてやりたかった。, ハイタカに連れ従っていたアレンは、持っていた剣でクモに切りかかりますが、もともとクモは死んでいます。, ハイタカに耳元で何事かささやかれたクモは、顔にどんな感情もうかべず、なにごともなかったように死の川を下っていきました・・・, 生への限りない欲望も、自分ばかりの考えもすべて解き放ち、死へと静かに向かっていくクモのすがたが印象的でした。, ゲド戦記の映画と原作の違いを詳しく知りたい方は、別記事にありますのでぜひどうぞ^^, 原作では、ハイタカとアレンの旅、そしてクモやウサギは、「ゲド戦記Ⅲ巻 さいはての島へ」で描かれています。, ゲド戦記(3) さいはての島へ (岩波少年文庫) [ アーシュラ・K.ル=グウィン ] 『ゲド戦記』クモ様の性別はどっち?怖すぎる魔法使いの正体とは? ゲド戦記に登場する悪役、クモ様の性別はどちらかご存知ですか? ロングヘアーに中性的な美しい顔立ち、ミステリアスな雰囲気のクモ様が男性なのか女性なのかと戸惑う方も多いようです。 「ゲド戦記」では、クモが体をふくらませてテルーを死に至らしめたところが、サブロー的にはトラウマです。クモが怖いという人は、多いですね! あまりにも印象的すぎるクモ様の性別や正体をまとめてみました。 スポンサーリンク アレンは一国の王子という境遇から生まれた閉塞感や正義感でがんじがらめになっていました。彼の気持ちが暴走した矛先が、社会の権威の象徴であった「父親=国王」へと向いてしまったのです。 それまでは建築コンサルタントや環境デザイナーとして都市計画に従事していました。1998年に三鷹の森ジブリ美術館の総合デザインを手がけるためにスタジオジブリに入社し、竣工(しゅんこう)後は初代館長も務めています。, 鈴木敏夫プロデューサーに推されて『ゲド戦記』の監督を務めることになった宮崎吾朗ですが、当初は父の宮崎駿に反対されていました。しかし宮崎吾朗が描いた竜とアレンのイメージボードを見せられた宮崎駿は黙り込んでしまったとか。認めざるを得ない才能を感じたのでしょうか。 1 ゲド戦記 クモの正体・ハイタカとの因縁は?.